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始まりの王へと至る道  作者: 社不帝
魔法国の陰謀編
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魔法国の盗賊8

ありえない、これがアレクたちが最初に攻めた方の盗賊たちの感想だ。


何がありえないか、簡単なことだ。アレクの姉であり第1皇女であるフレイヤが一人で何人も何人も斬り殺しているからだろう。この数分だけでも10人以上斬り殺している。


「まずいな、ブリュッセルの方の盗賊たちに援軍に来てもらわなきゃすぐに負けちまうぞ。」

その言葉とは裏腹に帝国の兵士2人を相手に余裕の戦いを見せている。

この男はブリュッセルと同じく魔法国の兵士でレイズという名前だ。


それから数分くらい経っただろうか、レイズの周りには盗賊と魔法国の兵士の死体、そしてレイズが斬ったと見られる帝国の兵がかなり大量にあった。

「このまま援軍なしなら盗賊共を囮にして逃げるしかねえ。」

そう思った矢先

頭に直接、「奇襲の準備が整った。」と魔法国の兵士と思われる人物から連絡が入った。

乱戦のままじゃまずいと思い自分のスキルを使い魔法国の兵士と盗賊たちを一箇所に集める。


もちろん無理に一箇所に集めたせいか残った者たちの人数も負傷者も多くなってしまっている。さらに一箇所に集まり過ぎたせいか周りを包囲されてしまい逃げ道が完全になくなり普通ならこのまま殲滅されてしまう状況だ。


帝国の兵も


「あとは殲滅するだけだぞー!!」と言って鼓舞している。


早く奇襲を開始してくれと思っていると


「では奇襲を開始する。」と頭に直接声が聞こえてくる。


「野郎ども援軍が来た!!反撃を始めろ!!」その声と同時にまだ元気があった者たちは必死に帝国兵たちを殺そうと突っ込むのだった。







今、俺アレクは奇襲しようとしてる盗賊共に奇襲を仕掛けようとしている。ややこしいいな。

ここは森と言っても少し開けていて盗賊たちが寝蔵にするにはすごくいい場所だ、しかし大きな欠点があるのだここで戦うには。


それはこの開けた場所の周りはすごい木が生い茂っていてこの場所からでは周囲が見えづらくなってしまっているのだ。だから盗賊たちが仕掛けてくるとしたらこの闘っている場所の見えにくさを利用した奇襲ということになる。


まず俺たちはすぐに集まってきた80人とともに木の陰に隠れる。{さっき居た120人はみんな死んでしまったのでなく乱戦になっているため合流できなかった}


おそらく盗賊達、紛らわしいのでレイズの盗賊団をR盗賊団とブリュッセルの盗賊団をB盗賊団と呼称する。


この2つの盗賊たちは連携を取っているだろうからどちらかが攻撃されたときはどう対処するか決めているはずだ。

じゃあどうするかといえば兵士たちが盗賊と戦う時に主に使うとされているのは包囲戦術という戦争でも使えるものを縮小化した盗賊たちを兵士たちが包囲し逃さないようにしながら全員を殺す闘い方だ。


これを相手は想定してきているはず、だから相手はR盗賊団が乱戦になりながらも一箇所に少しずつ集まっていきそれを包囲した兵士たちを逆に木の陰に隠れていたB盗賊団が包囲するという包囲戦術をした兵を逆に包囲戦術し外と内から攻撃していくという闘い方をするはずだと俺は読んだわけだ。



だからこうして80人みんなで木の陰に隠れてB盗賊団が来るのを待っているわけだ。ここに来る盗賊達に見つからないように俺達は広く展開して体中に泥や草を貼り付けている。盗賊達は帝国の兵がこんなことすると思っていないはずだ。


「アレク様、盗賊共は来るのですか?」

オリビアが疑問そうに聞いてくる。

「来るね、相手をはめてやろうって気分でくるだろうから逆にはめてあげようね。」


そう話していると足音がしてくる。


「、、、、、来ましたね。」

アレク様はやはり天才だ。相手の思考を読むことに長けている。だから奇襲を逆に奇襲するなんて言うことが可能なのだ。

今日のアレク様もかっこいい。


俺は兵達に奇襲の合図をかけるため足音のした方へゆっくりと近づく。


相手の盗賊たちは400人を円にしているわけだから今近くにいる盗賊たちは数が少ないはずだ。


俺は盗賊のいるところの近くの木の陰に隠れ奇襲の合図の準備をする。奇襲は俺が盗賊を一人殺して突撃ー!!で奇襲することになっている。


足音を忍ばせて腰の剣を抜き

「ぶす、、」

後ろから盗賊の心臓を一突き。

「突撃ー!!」


一斉に木の陰から帝国の兵たちが走って混乱している盗賊を斬る。


予想通り近くにいる盗賊はそこまで数はおらず奇襲成功のようだ。


俺が周りの盗賊を2人ほど斬ったところで

相手の盗賊達が「奇襲だーー!!!」と大きく叫ぶがここらへんには木がいっぱい生えているため声だけしか聞こえず逆に混乱が大きくなっているようだ。さらに木が邪魔をしているのか声がかなり聞こえづらくなっている。


奇襲大成功だと思いながらも盗賊一人を時間をあまりかけずに斬る。


「アレク様敵がかなり居ますね!!これなら斬り放題です!!」

楽しそうにオリビアは言っているが日本でこんな人がいたらサイコパスだ。日本じゃないじゃないからいいんだけど。


そうして闘っているうちにあちこちから


「突撃ーー!!!!」と大きな声がする。

あちこちからしたってことは相手の盗賊の頭はこの声が聞こえない状況をやはり知っていたそしてどういう方法か分からないがあちこちに散らばっている盗賊達に突撃の合図を送っている。。


8人くらい斬ったところで周りの盗賊達が「奇襲は失敗だー!!」と言って一目散に逃げようとするものだから後ろから3人ほど斬って

一旦姉様の闘いのところを見に行く。


姉様たちが闘っているところは俺の予想どうり

R盗賊団を包囲した兵士たちの周りをB盗賊団が囲っている。しかし包囲と言ってもB盗賊団の俺たちが敵を殺していたところは包囲しておらず普通に穴が空いている。


もちろんそこからは帝国の兵士たちが包囲を抜け出しておりここからはまた乱戦になる可能性がある

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