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始まりの王へと至る道  作者: 社不帝
幼年期
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幼年期 世界の状況

今日は生まれてから1年くらいたっただろうか。とにかく退屈だ。体がうまく動かないせいで部屋をあるきまわったりできないしだからメイドさん達の話を盗み聞きするぐらいしかやることがない。これって犯罪なのだろうか?

盗み聞き罪なんてものがあれば俺は速攻で捕まる。俺の頭の辞書にメイドさんはおしゃべりと記録されるくらいおしゃべりだった。


と俺の今の状況をごまかそうと喋ったが今俺は絶賛おもらし中だ。嫌、おもらしではないか。おむつ履いてるしでも恥ずかしいものは恥ずかしいのだ。


特にメイドさんに赤ちゃん言葉でおしっこしたんでちゅねー?と言われたときは恥ずかしさ満点。穴があったら入りたいと思った。


そして気になるのは見た目だろう。鏡をまだ見てないから顔とかは分からないが耳が変だとすぐに気づいた。ちょっと尖っているのだ。これはうん、客観的な俺がそれはエルフってやつじゃないのかと言ってくるがそれは俺もわかってるよと言い返したくなる。


たまにくる父と母も耳が尖っておりエルフと確信するまでに時間はかからなかった。メイドさんたちも耳が尖っておりエルフの国なのだろうと予想される。


ここで俺が一年間盗み聞きし続けたものを思い返そうと思う。


この世界は剣と魔法とスキルがある。剣は赤子なので見ていないが魔法は見た。水を飲むために詠唱?なるものをやったいた。メイドが使っていることからも比較的一般的なのだろう。スキルというのは見ていないがメイドたちが「アレク様のスキルはなんだろうね?」と話しかけられた?ので俺はまだ話せないため「あああ、うううーー」と威嚇してみた。剣とスキルはまだ分からない。


次に国である。今まで聞いた中ではランドルス帝国という俺の住んでいる国で、この国の俺は王族だ。そしてメイドが話している内容によると、この大陸には7つの国がある。 


そしてこの国と大陸の住民はエルフと人間が主だった。


まず、ランドルス帝国は勇者というそれこそ小説にありそうな存在がおり、今の勇者は7代目らしい。その他といえば軍の強さも街の繁栄などもこの大陸では1番らしい。何故らしいになるのかそれは勇者の力を含めて1番ということなので勇者は基本人間同士の戦争には関与しない。そのため勇者抜きなら一番弱いのかもしれない。 


そして隣の国のクルスナル魔法国は魔法が進んでおりこの大陸ではいや世界でもトップクラスらしい。なぜかといえばこの大陸は常に戦争中であるから技術の進歩が止まらないのだ。


次にクルスナル魔法国に接している2つの国を紹介する。イグニル合衆国とゴーデン群衆国がある。イグニル合衆国は戦闘民族といった感じでとにかく戦争好きで自分の体を極限まで強くしていて、1対1なら大陸最強だ。ゴーデン群衆国はみんな馬に乗ってる民族の集まりで、羊などを放牧している。馬の上から撃つ弓矢や騎馬兵が強いようだ。



あと3つの国は名前しかわからない。フレンスブルク海国とレングス騎士国とバルメル王国だ。この3つの国はまだよく知らないのでもっと調べたいと思う。



と。。  


(長ったらしく話したがとにかくこの国がやばいとわかった。それと同時にちょっと楽しいと思うのは俺が変人だからだろう。とっっっっっっっっっってちがーーーう。俺は変人じゃない、うん納得。)


生活は、ざ・・中世って感じで夜は明かりは電球じゃなくて、ろうそくを使っていた。メイドたちもいっぱいいるけど殆どが雑巾で床を掃除したりしている。王族に生まれたはいいけどちょっと貧乏そうだと思ったのは内緒だ。

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