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始まりの王へと至る道  作者: 社不帝
魔法国の陰謀編
34/83

魔法国の盗賊2

やってきました南方砦!!!!と心のなかで叫ぶもここらへんはなにもない。あるのは森森森。


この国は比較的温かい。


東には海があり農業にはあまり向いておらず漁業が盛んだ。


西は色々な国と接しており小競り合いが結構多く小さな村なんかがいっぱいある。そして比較的豊かさ土地でもある。その為色々な国が求めるのだ土地を。


北は無限の森があり農業がすこぶる盛んだ。土地がこの大陸でおそらく1番豊かなのだ。無限の森は無限に続くわけでなくファンタジーものの代名詞、魔物がいるのだ。そしてなんでも魔力が低いと一瞬で無限の夢の中に閉じ込められて死ぬまでずっと寝させるというスキルを持った魔物がいるらしい。


この国は無限の森があるから国としての土地はでかい。


そして南は魔法国と大きく接しており最近じゃあ1番戦争が起きそうな場所でもある。そして森が結構ある。




南方砦は魔法国との国境近くにあって最近盗賊が大量発生しているところだ。


「ようこそおいでくださいました。フレイヤ皇女、アレクサンダー皇子。」

砦を守ってくれている通称国境守備隊の隊長のルイスが言ってくる。ルイスは128歳と多少若いが有能らしい。金髪でイケメンで歯がキラーンと光っているかのような好青年だ。エルフである。


国境守備隊の隊長は南方と西方に一人ずつ居て同じく2方に2人ずついる総帥の一個下の階級で軍の偉い人順でいうと


総帥

将軍

国境警備兵

常備兵

農民兵

くらいな感じらしい。近衛兵とか私兵とかはまた別。

「よろしく、ルイス。堅苦しい言い方は嫌だからアレク様でいいよ。」

「私のことも好きに呼ぶがいい。」

「は、分かりました。」

「それで盗賊って結構近くに居るの?」

「いえ、それが最近までは小さな盗賊団が何個かあったのですが今は、合体に合体を繰り返して今では2個まで減っています。」

フレイヤ姉様は考え込むように首を傾げ頭を働かしている。

「盗賊団の戦力はもちろん集まって大きくなってるわけだよな?」

「はい、正直手を付けられないような状況にまでなっています。」

「盗賊というバカの集まりで小さい集団を作る奴らが2つの大きな集まりになったってことはかなり頭のいいリーダーがいるな。」

とフレイヤ姉様は言う。

「となると討伐するにはかなり兵が必要だね。」

「はい、1つの盗賊団に大体400人の盗賊が居るのでかなり必要ではあります。」

「400!!!それはすごいね。2つで800人でしょ?めんどくさいね。」

「私が一人で潰してきてやってもいいんだけどな。」

「流石に姉様とはいえ無理でしょ。」

「今、国境警備兵1000人を動かして2つとも潰すつもりです。」

「何人、砦に残る?」

「800人ほどでしょうか。」

「少ない、もっと常備軍の兵をもってこい。」

「そうだね、1500は砦に置いておきたいね。」

「では常備軍から兵を持ってきてもらいましょう。」

「それでひとまずいいかな。1ヶ月位で終わる?」

「3週間くらいで終わるでしょう。」

「じゃ、それでお願い。」


フレイヤ姉様と俺とオリビアは部屋を出る。


「かなり盗賊多いみたいですね。アレク様。」

「盗賊っていうよりかは魔法国からの密入国者が多いんだろうね。密入国しても仕事がなくて盗賊になってしまうって感じでしょ。もしくはわざと盗賊を増やすようにしているかのかもね。もとからの人はおそらく200人くらいだと思うよ。」

「まためんどくさいことになっちゃいましたね。」

「うん。」

「そういえば愚弟よ。魔族の襲撃にあったらしいな。」

「スキルがあればもっと楽だったんだけどね。」

「ふ、私のオリジナルスキル羨ましいか?」

「まあ、それは」

「羨ましいです、フレイヤ様のスキル。」

「だろう!!」

「何もらったんです?」

「耳をかせ。」



アレクとオリビアは耳を傾ける。

「傲慢不遜ってスキルだな。自分より格上相手だと差が縮まって格下相手だと差が広がるっていう感じのやつだよ。私が傲慢不遜だとでも言うのかねー?このスキルは」


その通りですと言ったら首が飛びかねないので黙っておく。



俺の自室にオリビアとフレイヤ姉様が入り、俺が机の近くにある一番いい椅子に座ろうとしたところでフレイヤ姉様が急に今俺が座ろうとしていた椅子に座ってしまった。


「そこ、僕の席なんですけど」

「私は騙されんぞ。そこの客人用の席は一見、高そうに見える。だが1番いい椅子はこの椅子だ。質素ながら材質がいい。愚弟、椅子の趣味はいいようだな。褒めてやろう。だからそっちにすわれ。」

「、、、はい。」

「で、聞かせてもらおうではないか。調査結果を」

「アメリア様は黒です。」

「ほう、根拠は?」

「僕とルシアとオリビアが魔族の襲撃にあったと言いましたね。その時俺達がピクニックに行こうと決めたのは当日でした。だからピクニックに行くと知っていたのは父様に母様、そしてメイド達とアメリア様です。」

「だがメイドが魔族に伝えたのかもしれんぞ」

「僕はあまりに襲撃が早いと思いました。メイドでもアメリア様でもいいのですが知ってから魔族に伝えて魔族が襲撃に来るまでが後で考えてみると異常に早い。」

「スキルを使っていたというわけだな。」


「ですがアメリア様のスキルはそのようなスキルではなくメイドにも1人もいません。だから遠話のようなスキルを持っている魔族がいても裏切り者からその魔族に連絡するには何かしらの方法が必要です。」

「なるほど」

「そして後でオリビアにアメリア様の当日の行動でおかしな点や部屋におかしなものがないか探したらメイドの3人がアメリア様が伝令鳥を間違えて飛ばしていたと証言しました。」

「黒だな。親父には伝えたのか?」

「いえ、伝えてないです。」

「もし、妹に対する罪悪感なのだとしたら甘いぞ。裏切り者が国にいては一生勝てないぞ我が国は。」

「アリシアに悪くて」

「大きくなってから母親が追放される方が酷だと思うが?」

「姉様の言う通りです。」

「今回も魔法国は仕掛けてくるだろう。今回の証拠も合わせてアリシア様を追放する。」

「分かりました。」


気分が憂鬱になるが

1ヶ月後くらいには盗賊との戦いだ。

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