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始まりの王へと至る道  作者: 社不帝
魔族襲撃編
23/83

魔族1

6歳になった。

といっても変わったことはそんなになく唯一あるとすればオリビアとの剣術稽古が今までと比べて更にヤバいことぐらいだ。最近じゃ結構早いのを打ち込まれるせいで急所にも当たることがあってきつい。そのせいで体にあざが多数。


そして

今日はオリビアとルシアとメイドのエヴァと一緒にピクニックへと行っている。

急に今日

「アレク、ピクニックに行ってみたい。」

とルシアが言うので今は馬車に揺らされながらガタガタと少し馬車が揺れなれながら移動している。もちろん道は凸凹だ。

「お尻痛くならないようにする方法ないかな?」

「これが普通なんじゃないの?」

「そうですよアレク様。贅沢を言ってはダメですよ。」

そう言うがおしりが割れるんじゃないかってくらいダメージが蓄積していて少し大きな石に馬車のタイヤが当たったりすると少しお尻が宙に浮き座っている場所に叩きつけられる。これは改善が必要だ。


何気ない話をしながら20分ほど進んだところで王城が少しと浮くに感じるくらいの場所で1つの他の人が乗っていると思われる馬車が少し遠くからやってくる。


馬車を引いている男は顔全体を隠すようにフードを被っており不気味に見える。

客観的な俺が口元を見ろ、なにか言っているというので口元を見れば確かになにか言っている。がこの距離では聞き取れない。だがあと3メートルですれ違うというところで


「ファイヤーストーム。」

眼の前の馬車を引いている男が言う。


一瞬で雑念を消し

「みんな避けろーーー!!!!!!!!!!」


ボワーーン、今乗っていた馬車は跡形もなく燃えてしまった。3人共無事なようだ。

襲撃だろうがこちらにはオリビアがいるのだから返り討ちにしてやろう。


一瞬でオリビアとエヴァは状況を見てオリビアは俺のすぐ横でいつでもカバーできるようにエヴァもルシアの隣でいつでもカバーできるように立っている。


「アレク様大丈夫ですか?」

「うん、みんな大丈夫そうだね。でもこいつらが誰目当てで狙ってきたのかわからないから注意して。」


狙って来たのは俺かルシアだろう。3,7の割合くらいでルシアだと思うがだがなぜだ?



「流石と言いましょうか、やはり奇襲ごときでは殺せませんか。」

さっきの詠唱をしていた男が言う。

「誰だお前!!何者だ!!何をしに来た??!!」

「そう一気に聞かれては困ってしまいますよ。フフフフ」

「何が面白い?」

「いや、あまりにも上手くいくものですから。私はディランと言いまして何者かというと少し言えませんね。」


ルシアが狙いだというのなら正体は一瞬でわかる。人間やエルフは勇者の力は欲しがっても決して殺そうとはしない、殺してしまえば一瞬で魔王にこの世界を乗っ取られてしまうからということはだ。

「貴様、魔族だな。」

「ほうほう、この国の第1王子を我々はなめていたようです。では改めまして自己紹介を魔族のディランです。以後お見知りおきを」

魔族で魔法を使える者はいないとおじいちゃん師匠が言っていたが魔族でももうすでに魔力が込められた魔法陣であれば詠唱だけで起動することができる。魔族は魔力と言うものと引き換えにかならずオリジナルスキルを手に入れられるというチート種族だ。

普通ならエルフか人間の刺客だと思うところだが俺は騙されん。


「これ以上時間をかけるのは愚策ですね。ヴィルム」


馬車の中にいた魔族が1人出てきて、なにか仕掛けてくると身構えた瞬間にその魔族はもう目の前にいた。


「なに!!!」

「失礼」


俺は体を触られ、黒い穴のようなものに吸い込まれた。

「アレク様!!!」


オリビアが俺のことに気を取られている間に魔族は今度はルシアの後ろに転移し体に触りルシアも俺と同じく黒い穴に吸い込まれていく。


「ルシア様!!!」

「アレク様!!!!!!!!!!!!!!」

エヴァとオリビアのそんな声を聞きながら俺は完全に穴に吸い込まれた。


一瞬で景色が変わる。ここは森の上空。

おそらくさっきのヴィルムってやつのスキルはワープ系だろう。

とそんなことを考えている暇はなくここは上空10メートルほど。

「着地がまずい!!我は使徒、力をウインドストーム!!!」

と詠唱しウインドウストームを使う。勢いをなるべく殺し受け身を取る。

早速こんなところでおじいちゃん師匠とオリビアとの練習の成果が出るとは思わなかった。


「わああーー!!」

さっき俺が出てきたような黒い穴がまた上空10メートルほどのところにできルシアが落っこちてくる。


それを王子様っぽくルシアをお姫様抱っこする。

あ、、やべ。腕折れたかもと思うほどの衝撃に襲われるがなんとか耐え

「大丈夫?」

「う、、うん。」

ルシアは少し恥ずかしかったのか嬉しかったのか顔を赤くする。

普通ならそこからちょっといいムードが流れるんだろうがこの男の前でそんな場合ではないとすぐに気付かされる。


「あんなとこから落下して無事だったのは流石と言っておこう。自己紹介だけしておく。お前ら2人を殺す魔族のヴィルクとヴァインだ。」


凄まじい殺気とともに言ってくる。殺気だけでも金縛りに合いそうだ。


「弟はあまり喋らないんでな、早速行かせてもらう!!」


「ルシア!!!戦える??」


「アレク、誰にそんなこと言ってんのよ。戦えるに決まってるでしょ?」


、、、あれ?今までのルシアだったらアレク一緒に頑張ろうとか言ってくれるのに何だこのツンな女の子は?と無駄なことを考えてしまうアレクだった。

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