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始まりの王へと至る道  作者: 社不帝
幼年期
12/83

日常8

設定の話ばかりで申し訳ございません。ここがしっかりしないと話が作りにくかったので

「前回は勇者の話をしたと思うが、今回はスキルと国の話じゃな。」


さあ、始まりました。おじいちゃん師匠の勉強会。いや馬鹿にしてるわけじゃないからね。



少し回想。


最近毎日魔法を午前中練習して午後に剣術という感じで練習しているのだがもちろん時間は同じくらい、だが夜にこの1時間の勉強会があることでランドロフ師匠と一緒にいる時間が必然的に長くなってしまう。だからなのか最近急にオリビアから

「朝に一時間一緒にランニングしませんか?」と誘われたわけだ。

だがここで問題が発生する。汗をかいたのオリビアはエロいのだ。客観的な俺が理性を保ってくれているものの朝からそんな感じでは身がもたないと

「い、、いや、朝からランニングはきついかなーなんて」

いった瞬間に見るからにオリビアが残念そうにする。ドヨーンという言葉がこれほどまでにはまることはないのではというほどはまる。


「う、うそうそ。明日から一緒にランニングしよっか」

「はい!!!!」

いい笑顔だ。守りたいこの笑顔。いかんいかん、客観的な俺がもう惚れてしまっているではないかと言ってくるがまだ4歳だ。エロガキになってしまう。


それからというもの毎日オリビアのスピードに追いつくため必死に走っておりランニングかこれというほどのスピードで毎日走っている。ちなみに毎日オリビアは朝10キロ昼5キロ夜10キロ走っているらしい。超人だ。そんなオリビアに応援されながら意地で今朝は1,5キロ走った。死ぬかと思った。


とそんなことがあるせいでちょーぜつ眠いが我慢して起きる。



「まずスキルと一概に言ってもかなり種類があってな所持しているのが多い方から、ノーマルスキル、レアスキル、スーパーレアスキル、コピースキル、オリジナルスキル、そして、アルティメットスキルがある。」


「多い方からってどれくらいの数がいるのですか?」


「多い方から、1分の1、100分の1、10000分の1、コピースキルを飛ばして、オリジナルスキルが100000分の1くらいじゃな。」


「コピースキルとアルティメットスキルは?」


「コピースキルというのは、まずオリジナルスキルを持った人間だけがなれるアルティメットスキルへと進化させ、その人間が子供をつくるとその子供の1人だけがアルティメットスキルの劣化コピーのスキルが出るってわけでコピースキルの持った人が子供をつくるとまた1人にだけ継承される。」


「じゃ、勇者もアルティメットスキルだったってこと?」


「いや、勇者のスキルは得た本人の力量に左右される。初代勇者は勇者というスキルすべての力を使えたがそれ以降は1人も初代勇者と同じところまでスキルを使えたことがない。それに4代目より5代目のほうが勇者のスキルを使えてたということもあるから常に力が弱まっているわけではないということだ。」


この国がよく戦争を仕掛けられるのも理解できる。他の6カ国は勇者というカードを手に入れれば勇者をそのまま脅しで攻めてきたら勇者を使うぞと脅せるし直接勇者を使わなくても魔王が復活した時助けてあげないぞというだけで効果がある。簡単に言えば万能カードなのだ。


「というか、なんでうちの国はこんなに攻められているのに勇者というカードを使わないのですか?」

「そうゆう約束でこの国の貴族になったんじゃ。初代勇者は勇者というスキルを国に利用されたくなかった。でも血は残したかった。」

「だからこの国を選んだわけですね。強くも弱くもないこの国を。」

「悪く言えばそうじゃ。」


やはりこの国は絶望だ。時間が経てば徐々に力を奪われていき力をつけ過ぎれば危険と判断され集中砲火される。

客観的な俺が何度も警鐘を鳴らす。逃げてしまえと。

「ゆっくりとこの国は死んでいってるのですね。」

「ああ、タイムリミットは近づいておる。わしのタイムリミットのほうが早いがの。はーーははっはー」

「ですね」


魔王に続きこの国もかよ。やることが多すぎる。





次の日

「さて、今回は国じゃな。」

さあ、始まりました。おじいちゃん勉強会。ってそんなの毎回やってらんないわ。


「フレンスブルク海国とレングス騎士国とバリメル王国っと言う国は知らないのですが。」


「フレンスブルク海国は簡単に言うと商人の国で輸出、輸入を安全にするために、海軍が強いのじゃ。」


「うちの国だったらどれくらい戦えるんですか?」


「この国の海軍の船5隻と海国の船1隻くらいじゃな。」


「海で戦えば負けってことですね。」

うちの国って本当に弱いよねって思う。


「レングス騎士国は騎士の集まった国で騎士道なるものを大切にしていて曲がったことが嫌いらしい。」


「らしいってことはよくわかってないってこと?」


「騎士によって騎士道なるものが違うらしい。最後はバリメル王国じゃな。この国は寄生国家とも言われて色んな国の属国になってより強い方に媚びるって感じの国じゃ。」


「そこが一番鍵になるね。」


「鍵?」

「そう。そこの国は前に地図で見ただけなんだけど立地がいい。他の国を滅ぼすためには最初にこの国がほしい。普通の、2流の軍略家は1国と戦争するための絵を描く。だけど1流の軍略家とは大陸全体の動きを予想してすべてを動かす。もう戦いは始まっているんだよ。」


恐ろしい。そう思ったのは何年ぶりだろうか。

「地図を頂戴。忘れないうちに書ききりたい。初動のイメージを」

この子の戦い方はまだ見たことがないだがこの地図を見ながらのこの溢れんばかりの笑顔がすべてを物語っている。


「バリメル王国ってどこの属国ですか?今」

「今はイグニル合衆国の属国となっておる。」


なるほど今は合衆国が強いのか。このバリメル王国の情報が間違っていないのだとしたら今情報戦ではこの国が1番となる。塗り替えてやる。その情報網を。



すごい集中じゃ。もう2時間はずっと地図とにらめっこしておる。

「足りない。今のこの国じゃどうやってもこの国すらも手に入れられない。」

「、、、さてもう明日で5歳なんじゃからもう寝て明日祝ってもらえ。」


そう、明日は俺の5歳の誕生日なのだった。

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