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転生してLv1になったけどスキルや装備を引き継いだので最強です ~誰も知らない知識で異世界無双~  作者: 功刀


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上乗せ報酬

 あれから盗賊に襲撃されることはなく、無事にセレスティアまで戻ってくることが出来た。

 さすがにダイナをそのまま街に入れるのはマズイと思ったので、街の外で降りて迎えに来てもらうことになった。


 そんなこんなで無事にディナイアル商会の本社に到着。

 降りてからブライアンと別れた後、応接室まで案内された。

 応接室でしばらく待っていると、メイドとレオンさんとが現れて対面に座った。


「長旅お疲れ様です。皆さんのお陰で無事に取引を終えることが出来ました。本当にありがとうございます」

「こっちも気になったことがあったから利用させて貰っただけだし。後はアイアンスパイダーの素材も欲しかったしね」

「気になることとは?」

「ああいや。こっちの話」

「そうですか」


 ダークリッチについてのことなんだけど、これに関しては言っても仕方あるまい。

 こちらの事情を察してくれたのか、レオンさんはこれ以上追及してくることはなかった。


「では素材も手に入りましたし、すぐにアイアンウェアの作製に取り掛かりますね。ご用意するのは3つでよろしいですか?」

「ああいや。2つで大丈夫だよ」

「おや? それでよろしいのですか? てっきり全員分をご希望かと思いましたが……」

「欲しいのはラピスとフィーネの分だけだしね」


 元から俺の分は要らなかったしな。自前のがあるし。


「え? そうなの? あたしとフィーネの分だけでいいの?」

「うん。最初からそのつもりだったよ。それでいいだろ?」

「ゼストさんは不要なんですか? 私達だけ頂いても悪い気がするんですが……」


 ああそうか。まだ伝えてなかったな。


「マジで気にしなくても平気だよ。自分の分は既にあるし」

「そ、そうだったのね。ビックリした~……」

「でも本当に頂いていいんですか?」

「うん。この先もっと厳しい戦闘になるかもしれないし。備えあれば憂いなしって言うしね。どうせいつかは新調することになるんだし。気にせず装備しといたほうがいいぞ」

「そこまで言うなら……ありがとね」

「ありがとうございます。大切にしますね」


 これでしばらくは防具について悩む必要はないだろう。


「では2つでよろしいですね?」

「うん。それでお願い」

「了解しました。早急に作製いたしますので、出来上がったらまたご連絡しますね」

「なんか悪いな。まだあまり成果出してないのにここまでやって貰っちゃって」

「何を仰いますか。もう十分結果を見せたではないですか。僕としても予想以上ですよ」


 少し興奮気味な感じでそんなこと言ってきた。


「死神を討伐しただけでもすごい成果ですよ。Aランク相当の冒険者でも出来なかったことをやり遂げたんです。やはりゼストさんに依頼して正解でした」

「あーなるほど、それか」


 個人的にはそこまで大したことしたつもりは無いんだけどな。

 ダークリッチも慣れれば簡単に狩れる程度のモンスターだし。


「それに加えて、他の商会とのトラブルを解決に導いて頂いたと聞きましたよ。ブライアンさんからそう報告を受けています」

「それに関しては俺の独断だったわけで。勝手な事をして悪かったと思ってるし……」

「いえいえ。むしろ助かりましたよ。お陰でミスリルの取引を無事に成功しましたからね。感謝するのは僕のほうですよ」


 よかった。無許可でやったことだし、注意されるかと思っていたから安心した。


「おっと忘れていました。それらを考慮して報酬を算出いたしました。こちらがその報酬です。お受け取り下さい」


 そういって横に居たメイドに目を配った。するとメイドの両手には金貨が乗ったトレーを持っていた。

 そのトレーを机の上に置き、俺の元へと寄せてきた。


「報酬の金貨55枚です。初回ということで多少ですが色を付けました。どうぞお受け取り下さい」

「ええええ!! 金貨55枚!! そんなに出しちゃうの!」

「す、すごい……」

「お~……」


 俺より先にラピスとフィーネが驚いていた。そのせいで俺が驚くタイミングを失ってしまった。

 しかしリリィはよく分かっていない様子。


「そんなにすごいのか? アタシはよく分かんないや……」

「すごいなんてものじゃないわよ! これだけあればパンが1000個ぐらい買えちゃうわよ!」

「へー! そんなに多いのかー!」

「お姉ちゃん……たぶんその数百倍は買えると思うよ……」


 それでもリリィはあまり理解してない様子だけど……まぁいいか。

 冒険者ギルドとかの依頼ではここまで多く出されることは無いとは思う。

 どんなに多くても金貨10枚超えるかどうかぐらいだしな。だからこそここまで増額されたことに驚いた。それだけの功績があったと判断されたのだろう。

 差し出された金貨を有り難く頂くことにした。


「本日はこれで御開きですかね。申し訳ありませんがこの後も予定がありますので、今日のところはこれで失礼させていただきます」

「うん。色々とありがとうね」

「いえいえ。ゼストさんとは親密な関係を築き上げたいと思っていますから。これぐらいなら問題ありません。今後ともよろしくお願いしますね」

「ああ。よろしく」


 皆もレオンさんに感謝した後、家まで送ってもらうことになった。

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