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魔法少女戦士マジカルファイターズ  作者: 炎山ヒロト
第二章ダブルワールドバトル
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第十八話激闘!!レッド&ミルキー(後編)

やっと完成した後編です、ご愛読よろしくお願いします。

 広い海でレナと泳いでいた俺は、彼女と共に束の間の休息を楽しんでいた。

「しかし、確かに久しぶりだなこの感じは」

「でしょう」

 俺が笑顔で言うと、彼女は答えた。

(しかし、何だか嫌な胸騒ぎがする)

 俺は心の中で呟いた。

 その瞬間、レナが何かの気配に気が付いた。

「!!、危ない」

「何っ」

 そう言って驚いた瞬間、水中からダークコマンドが現れた。

「何でこんな所に、こいつ等が?」 

「もしかしたら、水に映った影から現れたのかも」

 水面に映った影を見た彼女はそう言った。

「影が映れば何処でも良いって訳かよ、ふんっ」

 そう言って俺は飛び蹴りを放って、ダークコマンドを一体蹴り飛ばしなから瞬間変身した。

「まだ四体残ってるけど、どうする」

「このまま一気に行く」

 彼女の質問に俺はそう答えた。

「そう言う事なら、ふん」

 彼女は飛び上がって瞬間変身すると、着地し俺の隣に並んだ。

「ドライデントブラスター!」

「バーニングブラスター!」

 俺達は技を放ちダークコマンド軍団を全滅させた。

「片付いたね」

「ああ、しかし水に映った影から現れるとはな」

 ミルキーが状況確認しながら言うと、俺はそう答えた。

「けど、さすがに予想外だったな」

 その後俺達が事情説明すると、口を開いたのはヒュウガだった。

「何っ、ダークコマンド達に襲撃された。」

「ああ、奴等水に映った影から現れた」

 彼が冷静に言うと、俺は答えた。

 それを聞いた四人は唖然となっていた。

「正に神出鬼没だよ、予想以上にな」

 やがて俺とレナは皆と話し合った後、二人でシャワーを浴びに行った。


「しかし気分転換のはずが、戦闘になると思ってなかったぜ」

「まあまあ、そのおかげで収穫もあったし」

「確かにそれもそうだな、良い事言うじゃんか」

 そして俺達は着替えて、浴室から出るのだった。

 その翌日クルミがネットで妙なニュース記事を発見し、司令室にいる俺達に知らせて来た。

「皆、これを見ろ」

「えっ」

「何だとこれは、昨日の戦闘の様子じゃないか」

「本当だ、何時の間に記事になってたんだろう?」

 状況確認した俺は心の中で呟いてた。

(まさか撮影されていたとはな、予想外だったぜ)

「しかも、全部バレちまってる。」

「どうしよう、流石に迂闊だったね」

「ああ、これはもしかしたらマスコミに見られるかもしれないぞ」

 俺達全員、この時一瞬不吉な胸騒ぎを覚えていた。

 そんな中、口を開いたのはミサキだった。

「過ぎた事を悔やんでも仕方ないだろう、今俺達がすべき事は警戒しながら奴等の動きに備える事だ」

 その言葉でハッとなった俺達五人は、静かに頷くのだった。

「確かにその通りだ、礼を言うぜミサキ」

 俺は笑顔で、彼に礼を言った。

「けど具体的にどう動くの、問題はそこでしょう」

「それもそうなんだよな、万事休すってこの事かよ」

 彼女の言葉に俺は頭を抱えた。

「その事だが、俺に考えがあるんだ既に手は打ってある」

 ミサキは余裕の顔をしながら、俺達に告げた。

 この時俺達はミサキがどんな作戦を思いついたか、知る由も無かった。

 俺達の予想超えた作戦だと気づかずにな。

 そして翌日。

「まさか俺達の存在を世間に知らしめる事が作戦だったとはな!!」

「て言うか何時の間に、ここまでの準備をしてたの?」

「こんな事もあろうかと、ガイさんと協力して密かに準備していた」

 俺と彼女の問いに、ホワイトはそう答えた。

「たがしかし、一条寺のおっさんが許可したとは言え何で変身する必要がある」

「これも作戦だよレッド、何時までも謎の少女じゃ不味いだろうが」

 そう彼はホワイトに変身してドライデントフェニックス・ストライカーモードに乗り東京上空を飛ぶ中継ヘリの前に姿を見せた。そして名乗りを上げた。

「私達の名はマジカルファイターズ、そして私の名はマジカルホワイト覚えておいて下さい」

 その様子を見ていた俺は心の中で呟いていた。

(しかしホワイトの奴・・・・俺とミルキーが留守の間に完成したドライデントフェニックスのテストも含めて、こんな作戦を思いつくとはな)

「しかしここまで無茶苦茶な手をやるとは、正直思わなかったぜ」

 そして司令室のモニターでそれを確認した四人も、唖然となっていた。

 その後俺達二人は帰還して、皆と合流した。

「しかし予想以上に、ど派手にやったな」

「いやあれ位が丁度良い、結構派手な方が効果あるんだよ」

 俺が動揺しながら言うと、ミサキはそう答えた。

「いやド派手と言うか、盛大にド派手すぎるだろうが」

 そしてその会話を皆と聞いていた、ヒュウガが思わずツッコミを入れた。

「それもそうだけど、もうネットニュースで話題なってるぞ」

 そう言ってクルミがタブレット端末を見せると、この一見はSNSでも話題になっていた。

「マジでーっ!」

 俺やミサキ以外のメンバーは、動揺し思わず叫んだ。

 その日の夕方、俺とレナは街の様子を見に行った。

「しかしまあ、凄い評判だね」

「ああ、予想以上だよ」

 街では既に、今回の一件が町のモニターでも表示され広まっていた。

 また、謎のヒーローとして話題になっていた。

 そして更に調査を続ける中、レナが口を開いた。

「確かにここまで広まっているなんて、思ってなかったわ」

「ああ、俺も同じ事を思ってた」

 俺達は調査を一通り済ませた後、基地に戻って皆に報告した。

「はーっ、町のモニターに表示されてるばかりか、謎のヒーローとして話題なってたーっ!!」

「そんなに驚くなよ、トウマ」

 驚きの声を上げるトウマを、俺は宥める。

「確かにオーバーなんだよ、お前は」

 するとその光景を見ていたミサキもツッコミを入れた。

「すまない」

「珍しく素直だね、トウマらしくない」

 彼の言葉を聞いたエマは笑顔で言った。

「良いだろう、細かい事は」

「確かに、いつものトウマなら食って掛かってるからな」

 俺は照れ隠しをした彼の姿を見て、思わず笑みをこぼした。

「けどミサキ、お前があそこまでやるとはさすがに思わなかったぜ」

「フッ、俺をなめるな」

 彼は笑みをこぼしながら俺に強く言った。

「あれ、そう言えばレナは?」

「彼女ならガイさんに呼び出されて、マシン格納庫に行った

 よ」

 俺が彼女がいない事に気づいて探していると、ヒュウガがそう答えた

「えっ、ガイさんに?」

「ああ彼からお前も合流するよう、伝言頼まれてる。」

「分かった」

 そして俺は二人の元に向かった。


「ガイさん、何ですか用って?」

「実は君とレナさんに頼みがあるんだ、私が考えた作戦にレッドとミルキーとして参加して欲しい」

 俺が尋ねると、彼はそう答えた。

「はっ、いきなりどういう事ですか?」

「理由は一つ、レッドがチームリーダーである事公表する為だ」

 そう言われた瞬間、俺は彼の真意を理解した。

「そう言えば、世間にはその事説明してませんでしたね」

「その通りだ、だからこそやるべきなんだ」

「一体どういう作戦なんですか?」

「それは、これまでの戦いと君達の正体以外の公表だ」

「えーっ!!」

 彼がそう言った瞬間、俺達は驚きの声を上げた。

「考えて見ろ、真実を隠すと人々が不安になるだけだ」

「はっ、確かにその通りだ」

 彼の言葉で、我に返った俺はそう言った。

「だろう、人々の不安を減らしこちらへの風当たりも良くする」

 彼は余裕の口調で返した。

「しかしどうやって公表するんですか?」

「問題はそこだよね」

 すると、俺と一緒にレナが会話に加わった。

「その点なら既に手は打ってある、記者会見作戦だ」

 この記者会見作戦が俺達六人の度肝を抜く作戦とは、この時俺達は知らなかった。


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