第十五話インフィニティワールド出現(後編)
やっと出来た後編ですご愛読よろしくお願いします。
俺はガイがかつて住んでいた小屋で、自分達が飛ばされた理由を考えていた。
「しかし分からない、何で俺とレナが飛ばされたんだろう?」
俺がそう言いながら悩んでいると、レナが入って来た。
「風呂空いたよ、レン」
「ああしかし寝間着がベットの中にあったとは、もっとよく探すんだった」
「うん、私もてっきり寝袋やベットしかないと思ったよ」
「て言うか君、昔からサイドテールにしてるから分かんなかったけど髪下ろすとストレートなんだ」
「そう言えば、人前でこの髪型見せるの初めてか?」
目を見開いて驚いて言った俺に、彼女はそう返した。
「確かに驚きはしたけど、それよりも心配な事がある」
「ヒュウガ達の事でしょう?」
「ああ、あいつ等の事だから大丈夫だと思うけど一応な」
俺は彼女にそう答えながらも、胸騒ぎを覚えていた。
その頃ヒュウガは、ガイに自分が不死身になった事を俺達に伝える様頼んでいた。
「確かにこの事は、二人に伝えた方が良いのかも知れんな」
「ああ、頼めるか?」
「分かった、二人には私から連絡しよう」
彼がそう言うと、ガイは言葉を返す。
「助かる」
その頃ミサキ達は新宿でダークコマンドの捜索を男の姿で行っていた。
「くそっ、こうも見つからないなんて」
「そう焦るなよミサキ、気持ちは分かるけどな」
彼がそう言うと、トウマがそう返した。
「そうだよ、いくら何でも焦りすぎだよ」
そしてその様子を見ていたエマも、会話に加わり言った。
「それはそうだが、あの二人やヒュウガの事考えるとな」
「!危ない」
彼がそう答えるとエマが何かに気づき、二人に言った。
「何っ」
二人がそう返した時、無数の針が弾丸の様に飛来した。
「うわっ」
二人は間一髪回避に成功し、それを確認したエマは言った。
「間違いない、ダークコマンドの攻撃だ」
彼がそう言った時、地面から8体のダークコマンドが現れた。
「8体もいたのかよ」
「動揺している場合か、来るぞ」
動揺しているトウマに、ミサキが突っ込みを入れた。
その瞬間、ダークコマンド軍団は三人に向け針を一斉発射した。
「うわっ」
突然の事だった為、三人は回避も出来ず一瞬の内にやられてしまうがその衝撃で不死身となり変身していた。
「如何やら俺達も不死身になった様だな」
「ああ、その様だな」
ホワイトが冷静に言うと、グリーンが言葉を返すのだった。
「感心している場合じゃないだろう、二人共」
するとその状況を見ていたイエローが突っ込みを入れた。
「そう言えばそうだった」
彼の言葉でハッとなった二人は、右手を構えて技を同時に放つのだった。
「ハリケーンブラスター!!」
「シャイニングブラスター!!」
技が炸裂しダークコマンド7体は全滅した、それを確認したイエローが最後の1体に止めを技を放った。
「ライトニングスマッシャー!!」
そしてダークコマンド軍団は全滅し、三人は基地に帰還して事情説明をした。
するとヒュウガが口を開いた。
「そうか丁度良かった、実はガイにレン達への連絡を頼もうと思ってたんだよ」
「そいつは助かる」
ヒュウガが冷静に言うと、ミサキはそう返すのだった。
その後ガイは俺達二人に連絡を取り、四人の状況を説明した。
そしてそれを聞いた俺は、彼とテレパシーで情報交換していた。
(ではヒュウガ達も不死身になったんですか)
(ああ、まるで何かの序章を告げるかのようにな)
(えっ、それって?)
(実は私も君と同じ事を思っていた)
(やはり、貴方も不吉な胸騒ぎを感じてたのか)
(ああ、そしてそれが的中する日も近いぞ)
(確かに、その可能性はあるな)
(とにかく、この事は君から彼女に伝えてくれ)
(了解だ、そっちもまた何かあったら頼む。)
(分かった)
そして俺が通信を終えて、レナに四人の現状を伝えると彼女が口を開いた。
「そうか、ヒュウガ達も不死身になったんだ」
「ああ、だが喜んでばかりいられないだろう」
彼女が冷静に、俺はそう返した。
「確かにね、こっちに飛ばされた理由突き止めないとね」
「ああ」
そして俺と彼女は話し合い、明日から本格的に捜査を開始する事にした。
翌日、俺達は変身し町を探してマシンで走り始めた。
「 しかし、中々見つからないね」
「ああ、もしかすると被害にあって町自体が無いのかも?」
「えっ、まさかそんな事って?」
俺がそう言うと、隣で並走していたがミルキーが冷静に返すのだった。
「可能性の話だ」
俺がそう言った時、ガイからのテレパシーが聞こえて来た。
(二人共、そっちの様子はどうだ)
(実は町を探して、走り出した所なんだよ)
(そうか、気をつけろよ無事な町は少ないから)
俺がそう答えると、ガイは冷静に返すのだった。
(分かった)
そして一時間後町にたどり着き、マシンを降りるとそこは無人と化していた。
「これは・・・・」
「ここまでの被害が出ているなんて、これじゃ猫の子一匹見当たらないよ」
「ああこれじゃあ、話に聞いていた以上の被害じゃないか」
目の前の光景を見た彼女がそう言うと、俺は言葉を返した。
「!危ない」
俺はそう言いながら彼女と飛び上がり間一髪回避に成功し、それを確認したミルキーは言った。
「今のは、まさか」
彼女がそう言った瞬間、空から十体のダークコマンドが現れた。
「ダークコマンド!しかも十体もだと!この世界で何が起こってるんだ」
俺は思わず動揺していた。
「ちょっと、動揺している場合じゃないよ」
「ああ」
彼女の言葉で我に返った俺は構えた。
「ここはまかせて」
「えっ、何する気だミルキー?」
彼女はそう言って俺の隣に並び立ち、右手を構えて叫んだ。「ネオディメンションスマッシャー!!」
その瞬間プラズマと炎の合体した衝撃波が放たれ、ダークコマンド達を全て木っ端みじんにした。
「何ーッ!!、何という馬鹿威力だ」
それを確認した俺は唖然となっていた。
「ミルキー・・・・、お前そんなパワーがあったのかよ?」
「まあね、もしかしたらと思ってやってみたけど」
さすがの俺自身も驚きを隠せず、心の中で言った。
(まさか思い付きであんな技を放つなんて、驚いたぜ)
俺は彼女と町を離れ、皆やガイにテレパシーで連絡した。
(何っ、ダークコマンドに襲われた)
(ああだが驚くべきは、一人で奴等を撃破した彼女の力だ)
ガイがそう言うと、俺は冷静に返した。
それを聞いたガイとヒュウガ達は、ミルキーの底知れね力を知り驚愕したのだった。
同時に不吉な予感を覚えた。




