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魔法少女戦士マジカルファイターズ  作者: 炎山ヒロト
 第一章誕生 魔法少女ヒーロー
13/17

第十二話マジカルストーンの秘密(後編)

これで第一章は完結です。ご愛読よろしくお願いします。

俺達は日下部から齎された情報に一瞬唖然となるも、レナは彼との通話を続けた。

「どうしてダークコマンドはこの世界に来たの?」

彼女が冷静に尋ねると、その問いに彼は答える

「それについてはまだ分からないが、ダークコマンドは元々私の世界にいた魔物だった」

それを聞いた俺達五人は、動揺しながら叫んだ。

「何っ、魔物だと!!」

この場にいた全員が衝撃を受ける中、彼は電話越しにこう言った。

「詳しい話が聞きたいのなら、全員で明日私がレン君と会った場所に来てくれ」

そう言われたレナは一瞬俺の方を向いた後、落ち着いた口調で答えた。

「分かった」

「詳しい話は明日だ」

その言葉を最後に日下部との通話は終わり、それを確認したミサキが口を開いた。

「しかし、向こうから電話してくるとは思わなかったな」

ミサキがそう言うとトウマは驚いた表情をしていた。

そして俺はミサキのその言葉をこう返した。

「ああ、けどあの人の言葉が事実なら全ての辻褄が合う」

俺が冷静に言うとヒュウガが会話に加わり言った。

「そうだな」

そして翌日、俺達は日下部さんの指定した場所に集まるとそこに彼の姿があった。

「日下部さん」

レナが名を呼ぶと笑顔を見せながら彼は言葉を返す。

「待ってたぞ」

日下部のその言葉を俺は落ち着いた口調で返した。

「この通り全員で来たよ、知ってる事を話してくれないか?」

日下部は頷きながら答えた。

「ああ、来たようだな私の故郷インフィニティワールドの事も含め全てを話す時が・・・・」

彼の齎した言葉を俺は冷静な口調で返した。

「インフィニティワールド、それが貴方の故郷の名前なのか?」

俺の言葉に彼は頷くと、インフィニティワールドについて語り始めるのだった。

「先ず始めに言って置く、ダークコマンドの正体は私の世界に存在する闇の魔境に住んでいた魔物だ」

その言葉を聞いたヒュウガ達四人は動揺しながら言った。

「何だって」

四人が唖然となっていると、俺は静かに口を開いた。

「闇の魔境ってなんだよ」

日下部は落ち着いて言った。

「ああ、闇の魔境はめったに人が近づかない場所でダークコマンドは人の恐怖心や絶望心を捕食し増殖狙った対象を闇に閉じ込める力を持つ」

その言葉を聞いたレナは言った。

「なるほど、そういう事ね」

彼女がそう言うと、彼は話を続けた。

「そして被害者を救うには、襲ったダークコマンドを全員倒すしかない」

その言葉にはっとなった俺は日下部にこう尋ねた。

「じゃあ、あの時俺とレナは全部倒し切れてなかったのか」

その問いに日下部は答えた。

「その通りだ、だが数体消滅した事で数人が回復した」

「まさか二人が倒したのが数体だけだったとはな、これはちょっと厄介だぞ」

ヒュウガが冷静に言うと、俺は動揺しながら言った。

「確かにな、あれで数人となると俺達の知らない所で被害が出てるかも知れないからな」

そんな彼の言葉を日下部はこう返した。

「ああ、そこで君達にダークコマンドの討伐をお願いしたい」

「なるほどな、その為に僕達を呼んだのか?」

エマがそう言うと、落ち着いた口調で彼は言葉を返す。

「理解が早くて助かる、私はダーコマンドがこの世界に現れた原因を調べたいのでな」

「分かった、その依頼引き受けよう」

「ありがとう」

俺が冷静に返すと、日下部は言葉を返した。


その後、日下部と別れた俺達は基地に戻り司令室内で全員で話し合った。クルミがドアを開けて入って来ると同時にこう言った。

「どうやら日下部の言ってた事は事実みたいだ。さっき調べたけど意識を取り戻したのが五人いたみたいだ」

彼女がそう言うとレナが冷静に返す。

「確かなの、クルミ?」

その問いにクルミが答えた

「ああ、間違いない」

その言葉を聞いた時、俺達六人は不吉な予感を覚えていた。

そしてこの時、それが思わぬ形で的中するとは誰一人知らなかった。

その翌日の朝、クルミが俺達に言った。

「皆、これを見てくれ」

その言葉と共に、クルミは俺達に新しく見つけたニュース記事を見せた。その瞬間、レナが口を開いた。

「謎の怪物の被害増加中及び多発って」

「恐らく俺達の知らない所で襲われた人がいたんだろう」

彼女がそう言うと俺は言葉を返した。

その後、俺は心の中で言った。

(何れにしても早く何とかしなければな)

そして俺達は三手に分かれて捜査を開始し、俺とレナは新宿を調査していた。

「ヒュウガとミサキは横浜の調査で、エマ達は高松の方か」

「ああ、その方が全員で捜査するより効率も良いからな」

レナがそう言うと、俺は落ち着いて返すのだった。

そして彼女と二人でダークコマンドを撃退した場所を訪れた。

「異常は無いな」

その俺の言葉をレナは冷静に返すのだった。

「確かに、どこも怪しい所は無さそうね」

その後、俺達は調査を続けつつも聞き込みも行ったが情報を得られず基地に戻った。


「そっちも空振りだったようだな」

「お前達も?」

俺がそう言うと、ヒュウガが言葉を返す。

そんな中ミサキが口を開いた。

「こうも手掛かりが見つからないなんて、ダークコマンドには何かあるのか?」

「それもそうだが、手掛かりがないんじゃ対策も立てられそうにないだろうが」

「確かにそうだな、今は現れたダークコマンドを倒して行くしかないか」

トウマが会話に加わり言うと、ミサキは冷静に返す。

その言葉を聞いた俺は心の中で言った。

(今はそれしかない、どうやらレナにあのマシンを渡す時が来たようだな)

その後ヒュウガ達と今後の事を話し終えた俺は、レナの前に来てこう言った。

「実は君に渡したい物があるんだ、一緒に来てくれ」

「分かった」

レナが頷きながら言葉を返したのを確認し、俺は彼女を基地の地下にある格納庫に案内した。

「このマシンなんだ、渡したかったのは」

「これはもしかして私の?」

俺がそう言うと、彼女は目の前にあるマシンを見ながら冷静に返すのだった。

「そう、これが君専用のオフロードバイクマシン・ミルキーフェニックスだ」

そして、俺は笑顔と共に彼女にマシンについて説明し始めた。

「君がミルキーになった時から皆と作り始めて、やっと完成したんだ」

「そう言えばこれ、見るからにバーニングフェニックスそっくり」

彼女がそう言うと俺はこう返した。

「ああ、俺のをベースにして作られたマシンだからな」

そして今度は俺とレナの二人で捜査を再開し、町を歩いているとレナが異様な気配を感知して口を開いた。

「レン、私達の近くに何かがいる」

「何っ」

そう言われた瞬間、俺が周りを見回すと影の中からダークコマンドが8体現れた。

「ダークコマンド!しかも8体だと」

「とにかくこいつ等を何としかないと」

俺が動揺しながら言うと、レナが冷静に返す。

「同感」

俺がレナの言葉を返した瞬間、ダークコマンドが腕から針を連続発射して来た。

「フッ」

俺達は飛び上がりながらそれを回避しつつ、瞬間変身を行って着地した。

「行くぞ、ミルキー」

「うん」

彼女が返事をすると同時に俺達は飛び上がって、ダークコマンド二体を蹴り飛ばした。

「残り6体か、一気に決めるぞ」

「良しっ」

俺がそう言うと、彼女は頷きながら言葉を返す。

そして俺達二人は右手を同時に構えて叫ぶのだった。

「バーニングドライデントブラスター!!」

バーニングドライデントブラスターとはバーニングブラスターとドライデントブラスターを同時に発射し二つの技を合体させて放つ合体技である。

そしてそれは見事にダークコマンド6体を粉砕した。

「片付いたか」

「うん、けど妙な気配がする」

俺が状況を確認して言うと、ミルキーは動揺した口調で返す。

「何っ」

そう言われた瞬間、俺があたりを見回すと影の中からダークコマンドとは違う何者かが現れた。

「マジカルレッド、そしてミルキー」

「どうして俺達の名を、お前は一体?」

俺は黒い人型の様な姿をした存在が、俺達を知ってる事に動揺しながらも言葉を返す。

「俺の名はダークゴッド、いずれ貴様等六人と戦う事になろう」

「何だと、それじゃあお前がダークコマンドを操っていたのか」

ダークゴッドが宣戦布告の如く言うと、俺は落ち着いた口調で返す。

「以下にも、また会う日をを楽しみにしているぞ・・・・」

その言葉を残しダークゴッドは消えた。

「ダークゴッド・・・・」

俺達二人は奴の名を呟いた。


第一章 完



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