表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幻獣の宝珠  作者: ダークソード
2/2

第1章

第1章

(数年後、モンスターシティ会議室)

「月族、詳しく報告してくれ、ミノタウロスと戦闘したのは、お前らなのだぞ」

「報告って、でかい、重い、凶暴って事しか分からないしなぁ」

「やれやれ、凶暴な巨牛って事は分かっているんだが、詳しいことは不明かぁ」

「それよりも、幻獣源石だ、何者なんだ」

「んー、幻獣使いかもなぁ」

「確かに、ミノタウロスを倒されたのかって言っていたし」

「幻獣使い、・・・そういえば、ミノタウロスを倒した時、こんなものがあった」

「ん、これは、宝珠かぁ、中には、ミノタウロスの像が入っているのか」

「この宝珠は一体?」

「これが、源石なのかな?」

「源石?」

「うん、噂によると幻獣は、源石から召喚するために宝珠にするって」

「んー・・・」

「ふん、くだらん、たかが噂に惑わされるとは、愚かな・・・」

「ん、貴様、アーチャー、くだらないだと」

「事実だろ、身も蓋もない噂、疑うのは分かるがあまり、噂に耳は貸すなよ」

「真実かもしれないぞ、アーチャー」

「では、問うぞ、貴様は宝珠からこのミノタウロスが出現した瞬間をみたのか?」

「うっ、それは・・・」

「見てないのだろう、真実かどうか分からない以上、噂だ」

「・・・・・、まぁ、その宝珠は、十分怪しいがな」

「・・・・・、幻獣が出ると?」

「それは、断言出来んが」

「なら、ほら、アーチャーと言って、宝珠を投げた」

パシッと受け取った

「それを持って地下闘技場へ向かえ、そこで、その宝珠を割ってみるといい、それでお前の疑念も消えるというものだ」

「それは・・・了解しました」と言ってアーチャーは、地下へ向かった。

「よろしいのですか?」

「構わない、宝珠のデータは既に解読済みだ」

2、その頃、地下では

「一応、来てみたが、本当に広いよな、さて、じゃ、割ってみるか、おりゃー」

パリーン、ズズズズ

「ん、なんだ、な! そんな、マジだったのか、み、ミノタウロス!」

「うぉぉぉぉ」

「くそ、こいつ封印されていたのに、また敵対しているのか、といっても、話が通じる相手じゃない、仕方ない、瀕死まで戦うしかないか」

「おりゃー」ドーン

「ウォォォォォ」ドッカーン

「くっ、さすが、幻獣、俺、一人では、やはり無謀かぁ」

ピピピ「大丈夫か、アーチャー」

「た、隊長、大丈夫じゃ、ありません、現在、ミノタウロスと戦闘中」

「宝珠から出て来たか、そしてまだ、敵対しているとは」

「どうする、俺、一人じゃ、限界があるぞ」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ