サリアの強さ 一方
8連投稿ぅ!!
「次は…バッドウルフだな、あそこは普通に潰そう」
「分かりました、では行きましょう!」
思ったより好戦的で活発的だなと思った次第であるが…まぁやる気があるなら別にいいか。
次に行った場所は中心から西だ。ここの勢力はなんと縦に別れていて西側、中央、東側と別れているのだ、不思議だね。
それで西側はバッドウルフの領域である。彼らの拠点は地下にあるため真っ向から行くしかないのだが、まぁ俺は普通にクイーンワールドに突撃したしなぁ。
あ、ちなみにクイーンワールドは俺の完全なる配下になり、名前を変えさせてもらいました。
『ヤクザ:ノーシェンターナ』
はい、適当です。なんかカッコよくね?そんな感じで決めました。
既にバッドウルフの地下拠点に行くための複数の地下通路はノーシェンターナのメンバーで押さえてます。
「さてと…全体突撃ぃ!」
「「「「「オオオオオオ!!!」」」」」
総勢300名による100名のヤクザを潰すとかいういじめを開始した。俺はサリアと一緒に1つの地下通路を2人だけで押さえてたので楽しくなりそうだ。
「『突』!」
前方にいる敵を一突きで5名潰す。その隣ではサリアが『舞』を使い、まるで踊るかのごとく切っていた。[舞闘術]って本来は一対多が得意だからなぁ…
「まだまだ来いやぁ!親玉出せぇ!」
もう色々と叫びながら斬っている。元々沢山人いるからあまり効果はないけど。
「せいやぁ!」
サリアも大声を出しながら斬ってるね。その間も俺はたくさんの奴らを斬る。レベルが2ぐらい上がったから20人は殺ったかな?
『スキル:[咆哮]を取得できます、取得しますか?』YES/NO
「イエェェェース!」
『[咆哮]Lv:1を取得しました』
「[咆哮]!グルァァァァァァ!」
取得したので速攻使用するとどうだろうか、目の前にいるヤクザ共の動きが止まったでは無いか。
「親玉を…出せえぇ!」
もう叫びながら喋ってるねうん。
「うるさいぞ!お前かクイーン!俺たちに喧嘩を売ってきたのは!」
「あれ?鬼斧が直々に出てくるってどういうこと?」
鬼斧とは恐らくこの咆哮の中で動けている片手斧を持った男のことを言うのだろう。咆哮を解除して俺は声を掛ける。
「おい、俺の配下になれ」
「誰だお前?」
「うちの新しいボスよ」
「は?なにおまえこの男に負けたのかよ、情けねぇな…俺の嫁になれば助けてやるぜ?」
「別に結構よ、この人案外いい人だから」
おっと、昼ドラだァ!(偏見)
てか案外って…どういう風に俺の事を見てたのやら。
「ねぇ」
「なんだ?」
「コイツ私がやっていい?腹たった」
「おういいぞ!遠慮なく潰せ」
「ありがとう…そしてあなたはさようなら」
レベル的にいえばサリアの方が上であるため鬼斧とかいう男はサリアに勝てないだろう。
そして俺はこっそりレベルを上げた[従魔契約]を使う。
『テイムバトル開始』
「『舞』」
「ふん…『昇』」
片手斧を下から思いっきり振り抜いた…のだが、それをひらりと自然な動きで回避し首を斬るサリア。
『ボスモンスター:ナターシャのテイムに成功しました』
「こうもあっさりと…とりあえずお疲れ様」
ステータスは閲覧しません…なんかここまで来るのに疲れたので、今日はログアウトしますはい。
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「精霊の森はここら辺にあるって聞いたんだけど…」
「どこだよ…」
「いや普通はここらでなにかするだろ?」
「…聞いてねぇ…」
「ウソでしょ?せっかくここまで来たのに?」
「僕疲れたんですけどぉ、休ませてぇ」
「そうだね…ひとまず休もうか」
[咆哮]の本来の効果は自分より格下の相手に使うことを想定されていますので、ステータスが耐えられようがレベルが足りないと普通に動き止まります。
これを裏効果と呼びますぞ。
鬼斧レベル:30
ステータスは今度キャラ紹介の時にのせます…さすがに疲れる。
運営A「もうやだこいつ…またボスモンスターのテイムに成功してるよ…」
運営B「なんでこんな成功してるんだ?……あ…」
運営A「どうした?」
運営B「NPC役の奴らが使うスキル確認し忘れてた…これテイム成功率100%になってる…」
運営A「おまえぇ!早く修正しろぉ!」
運営C「燃え尽きたぜ…」
檜山「遂に出来ましたね、お疲れ様でした」
運営C「おう、お前もおつかれさん」
まさかの運営の設定ミス。
NPCとAIは同じなのですが設定レベルが違うためほとんど別です。なのでそれぞれどういう効果を及ぼすのかそれぞれ設定しないといけないんです。
スキルの数が膨大だから確認し忘れるのは仕方ないね。