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authentic world online  作者: 江上 那智
広がる世界
31/51

本戦第一試合開始

ちょっと切りがいいとこまで進めたら長くなりました。

おそくなって申し訳ありません。

『さあ始まりますよ! 本戦からは私、実況のサトーと』


『解説のシャンティエンだああ!』


『やかましいわ山田!』


『本名ばらすな! マナー違反だろうが!』

そこで本名と言わなければ大丈夫だったのではないか?


『シャンティエンなんて格好良く読んでも結局山田だろうが!』


『PNがシャンティエンですー、ちゃんと読んでくださいー』


『捻りが無い上にうざいし長い! 山田でいいわ』


『辛辣う!?』

妙にテンションの高い二人である。

本気でやってるのかネタで漫才しているのか分からないので周りは苦笑いである。

ちなみにサトーが黒髪の黒縁眼鏡のエルフ。

シャンティエン(山田)が短髪オールバックでグラサンの魔人だ。


『っと、抽選が終わったみたいだね』


『本戦は完全にランダム抽選! とはいかない』


『予選で当たった人とは当たらないようにちょこーっと調整はさせてもらったよ』


『時の運もあるけど、そうしないと予選の焼き増しみたいな当たり方する可能性があるからな』


『完全にランダム抽選だとまったく同じ対戦相手の可能性もあったからね』


『それじゃあ面白くないからな』


『まったくだね』


『じゃあさっそく対戦表を公開するぜぇええ! これだ、ドン!』


~ ~ ~ ~ ~


本戦

第一試合 パルミラVS蒙鬼


第二試合 シュナイダーVSミス・ホワイト


第三試合 もょもとVSジーナ


第四試合 ローズVSシェイド


~ ~ ~ ~ ~


『まさかのばらけ方!?』


『いい具合に予選一位と二位が再び激突うう!』


『人数少ないししょうがないかな』


『それは言ってはいけない』

運営的にはもう少し集まってもいいかな? と思っていたようだ。

だが、第一回というならば妥当な人数ではなかろうか。


『注目選手は誰かな?』


『予選で圧倒的な実力を見せたミス・ホワイト選手と小柄ながら全ての試合をほぼ一撃で決めたローズ選手なんかはなかなかにレートが下がってるな』


『ローズ選手は見た目の人気も入ってない? このロリコンどもめ』


『鉄壁のシェイドが意外に高レート、個人的には会神が捨てがたい』


『私は搦め手の多そうなパルミラ選手に頑張って欲しいな』

そうこうしているうちに選手の準備が整ったようで、一回戦の選手が武舞台に向かう花道を歩いてくる。


『おっと、第一試合の選手が武舞台に入場したぞ!』


『西側からはパルミラ選手、東側は蒙鬼選手だ! 山田、仕事だよ』


『山田言うな! パルミラ選手は蛇腹剣という少々変わった扱いの難しい武器をメインに搦め手を多く持つ選手。予選ではその実力の一端しか見れなかったが果たして!? 対して蒙鬼選手は変わった格闘術を使う拳士、そもそも「暗殺拳」ってなんだよ!』


『部長のアレじゃない?』


『あー……アレはしょうがないか』


『アレはしょうがないね』

二人はトホホといった感じでため息をついた。

以前あーさんの所でも説明したが、魔術とアーツはオリジナルが作成できる。


システムが許容できる範囲ならプレイヤーの行動に応じて再現できたりするものが多々あるのだ。

名前は元ネタが分かるものなら捩ったモノがつけられることもあれば、プレイヤーが会話しているのを拾って付けられたりもする。

暗殺拳はその類だろう。


しかし、このシステムのせいで運営が日々残業に追われていたりもするので部長は恨まれても仕方ない。


『二人とも得物は構えたな?』


『蒙鬼は得物ないけどね。さあ、両者気合十分! 第一試合ぃぃぃ!!』


『『レディー!! ファイ!!!』』


――カァン


『ゴングが鳴りました! お互いまずは様子見か?』


『ゴング用意してあったの? 俺知らない!』


『こまけえこたぁいいんだよ!』





予選で何度か見た蒙鬼の対応。

初手は相手に譲る傾向が強い。


「ふむ……初手は様子見ですか? いいでしょう、誘いに乗って差し上げますわ」

構えを崩さない蒙鬼に対してパルミラは大仰な動作で左手を広げ、前に突き出す。

そのまま右足を後ろに引き、身体を半身にして開いた手の親指に軽く乗せる感じで切っ先を構える。


『おっと、パルミラ選手が離れているにも関わらず突きのモーション! これは?』


「「蛇突」」

人差し指と中指の間をまるで照準器のように使い、狙いを定めたパルミラは勢いよく剣を突き出す。

瞬間、剣を連結していた節が分かれ、本来の剣であれば決して届かない間合いに居る蒙鬼に向かって剣の先端が猛然と襲い掛かった。


「ふ!」

それを垂直に跳躍で躱し、未だ様子見を崩そうとしない蒙鬼にパルミラの追撃が襲い掛かる。


「まだ見に徹するおつもり? そういうのを舐めプというんですよ! 「スナイプダガー」」

突きと同時に後ろに引いた左手にいつの間にか手にしていた短剣を投擲。

空中に居た蒙鬼に飛来する。


「!! 「翔空気導拳」!」

空中に居た蒙鬼の手がオーラを纏い、飛来する短剣に向かって気を放つ。

放たれた気の弾丸は腹部へ向かって直進する短剣を迎撃して消失した。


「(? 今の技の消え方は……まさか) その技、厄介ですわね本当に! でもまだ終わりではありませんわ、「蛇襲」」

逆手に構えた剣を勢いよく地面に突き刺すパルミラ。


「ぐぬぅ!」

そのまま着地すると思われた蒙鬼だが、その足元から蛇腹剣が突き出てくる。

寸でで身体を捻り、致命傷は避けたがわずか避けきれず肩に刺さる。


「様子見は終わりまして?」


「……女子と思い高を括っていた非礼を詫びよう……」




『レベルがたかーい! 実況が追い付いていないぞ! 頑張れ私! どうなったのコレ、山田説明!』


『丸投げ!? まずパルミラ選手の「蛇突」はリーチの長い突き技だね。速度もなかなかだから奇襲にはもってこいの技だ、眉間などの急所を狙えば魔物ならそれだけで終わる場合もあるぞ。それを跳躍で躱した蒙鬼選手の反射神経も凄い。だけどそれを見越してパルミラ選手はダガーを投げたがこれも蒙鬼選手は迎撃、ここでファーストターンが終了かと思ったら大間違い。パルミラ選手のアーツ「蛇襲」が待っていた! これは地面に突き立てた蛇腹剣を地中で分解して任意の場所から飛び出させる技だね』


『魔術要素は皆無?』


『皆無皆無、あったら反則終了だよチミ』


『うっわムカツク』


『勉強不足だね。蛇腹剣のアーツは公式でもあるから運営の一人ならちゃんと予習しとくべき』


『山田がいるからいーの』


『それで大丈夫か実況!?』


『大丈夫だ、問題ない』







「やっとやる気になりましたわね?」


「「気導拳」!」

不敵な笑みを浮かべるパルミラに蒙鬼の遠距離アーツが放たれる。

もょもとのような技術は万人が再現できるものでは無い。

故に、躱すか受けるかのどっちかだろうと踏んで次の行動に移ろうと考えていた蒙鬼はその予想を覆されることになる。


「……なんだと?」

微動だにすることが無かったパルミラは気導拳をまともに浴びるかに見えた。

しかしそれは実現することなく、気導拳は掻き消えるように消滅した。


「スナイプダガーの時に気づきましたが、その技は障害物に当たると消滅するようですわね」

もょもとは切り裂いたためにモノにぶつかったという判定が起きなかったらしい。

本来は相殺が起きる代物のようだ。

位階を気にする必要がない分その辺は魔術よりも対応しやすい。


「なんだそれは」


『なんだー!? パルミラ選手の周りにキラキラ光る謎の物体が周回しているぞー!! ん? 手元には刀身のない剣があるぞ!? このキラキラは分割された剣だー』


「予選ではワタクシのレベルに合う相手がおらず、ローズさんに油断してしまいましたが今回は切り札を切らせていただきましたわ」


「小癪な」


『おい、山田! これ魔術じゃないのか?』


『結界に反応がない以上魔術じゃねーよ』


『解説しろ解説!』


『……アレはれっきとしたアーツだ。名前は「剣刃衛星」……』


『さっきからなんでそんなにも困惑しているんだ?』


『あれは物凄く頭を使うんだよ。テスターは誰一人まともに使えなかった……』


『頭を使う?』


『刃一つ一つにまで意識を巡らせなければならない技なんだ。おかげで演算処理が膨大になり、システムアシストの恩恵も受けられない完全マニュアル仕様で普通の人間の脳じゃ処理しきれない。一般人じゃあんなふうに綺麗に秩序立てて周回させられないんだよ、その上で会話まで普通にしている……』


『じゃ、じゃあパルミラ選手は?』


『天才……とでもいうんだろうな。演算に特化したCPUなみの処理ができるんだろう……だが、あのアーツは覚えることが(・・・・・・)出来ないはず(・・・・・・)なんだ』


『へ?』


『アーツ習得の仕組みを覚えてるか?』


『もち、調整したの私らじゃん』

魔術やアーツの習得には条件が二つある。

既存のアーツ「ベーシック」

これは技術書を読んだり師事できるネルソディラ人に教わることで習得できる。

ドラクロワ流などがこれに当たる。


もう一つがオリジナルアーツ「ユニーク」

こちらはきっと出来ると信じて反復練習することでシステムに認めさせると習得できる。

蒙鬼の暗殺拳がこれに当たる。


『だったよね』


『そう。そして、彼女のアーツは技術書も師匠も存在しないデータのみの存在なんだ』


『なんで!』


『最初は自分の周りにばらけさせた蛇腹剣を周回させるだけの普通の防御兼攻撃アーツだったんだけど、部長に見つかってさ。どうせなら自分の意思で一つ一つ独立した動きが出来るようにした方が面白いんじゃない? って言われて皆徹夜ノリであれこれやらかした結果』


『だれも操作できない化け物スキルになったと』


『修正するにも遊び過ぎた。完成度が高すぎて逆にマイナーチェンジできず、かといってそのまま消すのも忍びない』


『だから誰も習得出来ないようにデータだけの存在になったと』


『そうだ。でも』


『彼女が使っている』


『ベーシックで存在しているアーツはオリジナルにはならないからどうやって習得したか気になるんだ』


『どうでもいいけど結構裏話してるよね、大丈夫?』


『え?』


『聞いた私も悪いけど、結構ディープな部分に触れまくっている気がするんだよねー』


『あ!』

そういった直後山田の姿が掻き消える。

次の瞬間には白髪の優しそうな太っちょ熊族のおじさんが山田の場所に座っていた。


『あ! ぶちょ……タチクマさん!』


『ほっほっほ』


『や、山田は?』


『……反省室に行ってもらった』

一瞬、ほんの一瞬だが上位の連中が無視できないほどの殺気を感じた。

普通の眼鏡のはずなのに謎の光で奥が見通せない眼鏡をクイっとなおして再びにこやかな笑顔に戻る。


『ほらほら、解説は私が変わるから早く実況をしましょうね』


『え?』

客席は勿論武舞台の上の選手すらも呆気に取られている事に気が付いたサトーは慌てて居住いを正し、実況の仕事に戻った。


『さ、さあ! 凶悪なくらい使いづらいが見た感じ万能そうな技を出したパルミラ選手! 蒙鬼選手はこれにどう対抗するのかあああ!』







「……なかなか個性的な方たちですね……」


「うむ……」

二人の間に呆気にとられた雰囲気が流れる。

それでも剣刃衛星の制御を手放さないのは流石と言えるのか。


「……やりましょうか」


「うむ」


「では改めて……行きなさい! 剣たちよ!!」


「はあああ!!」

パルミラの振りかざした手に合わせて36の刃が踊る。

一つ一つが生きているように蒙鬼へと襲い掛かる。

だが、払い、いなし、避け、相殺し、蒙鬼には一つとして当たらない。


「それくらいは予測済みですわ!」


「ぬ!? 剣士が無手で格闘家に近寄るとは、血迷うたか?」

舞い踊る刃に紛れ、肉薄するパルミラ。


「あら? いつワタクシが無手と言いましたか?」


「何? ぬうう!」


「これも避けますのね」

繰り出した掌底を大仰に避ける蒙鬼。

注目するはパルミラの腕。


『パルミラ選手の猛攻を蒙鬼選手避ける避ける避けるうううう! 隙をついて接近した素手の一撃すらも当たらない、すごいぞお!』


『いや、アレは素手ではありませんね』


『? どういう事ですかタチクマさん』


『よく見てください、彼女の手首を』


『手首? ……あああああ! ガントレットから剣が伸びてるぞおおお!? タチクマさん、これは?』


『彼女は所謂騎士や剣士職などではないということです』


『そうなんですか?』


『おそらく彼女の職業は暗器使いでしょうね』

解説の言葉を聞き、ニヤリと笑うパルミラ。


「ふふ、バレてしまいましたわね。まあ、こういった公に出てしまえばバレるのは時間の問題、さしたる障害ではありませんわ」

大勢の視線にさらされれば、解説の説明が無くともいずれはバレていた。

故にバレた事自体は彼女にとって問題ではない。


「……なるほどな」


「さて、これでワタクシが暗器の使い手という事が判明しましたが……いったいどれだけ隠しているでしょう? 踊れ!」


「ふんりいやああ!」


『再び宙を舞う剣が襲い来る! さっきの焼き増しだあ! 隙をついて繰り出す暗器、肘から足からスカートのなかから一体どれだけの武器を彼女は持っているんだあ!?』


「粘りますわね、もう楽になってしまっては?」


「笑止!」

攻撃の合間の僅かな死角。

そこから放たれた拳がパルミラを襲う。


「な? きゃあ!」

反応がわずかに遅れたが、偶然にも胸当て部分に当たり、大打撃とはいかなかったがパルミラは間合いを離された。


「おぬしの動き、既に見切った」


「……ふ」


「? なにがおかしい」


「ふふふふふ。貴方、勘違いしてますわね? 周りをよく見て見なさいな」


「? ぬう、これは」


「これで貴方は籠の中の鳥……」

気が付けばパルミラの周囲を廻っていた刃は一つもなく、代わりに蒙鬼の周りを周回している。


「っ!」

僅かに身じろぎをしただけで身体が切り裂かれる剣の結界。


「ほんの少しでも動けば剣の餌食……もっとも、動かずとも切り刻まれるのですが」

じわじわと嬲るように剣の結界の範囲を狭めて行くパルミラ。

切り傷が増え、全身が真っ赤に染まり、「出血」になる蒙鬼。


「選ばせて差し上げますわ。降参するか、刻まれるかを」

恍惚とした表情を浮かべるパルミラ。

ここにきて会場の観客たちは彼女の通り名を思い出した。



――「惨殺姫」



魔物、プレイヤー問わず嬲りに嬲ってから止めを刺すそのプレイスタイルからついた二つ名。

彼女の戦ったあとは血まみれの獲物が残る。

尤も、プレイヤーに関しては誰彼構わずではなく犯罪者のみを狙うのだが……やはり褒められたスタイルではないだろう。


「……興が覚めたわ……」


「なんですの?」


「強者と思うたが、弱者を嬲る愚者であったか……」


「っ! 貴方こそ、暗殺の拳を振るうのでしょう?」


「我が拳は其方のように歪んだものでは無いわ!」


「はっ! なんとでも言いなさいな。どうせそこから抜け出すことも出来ずに出血で倒れることになるのですから」


「……その慢心がすでに愚か……「天衝國切断」!」

自らが傷つくことすら厭わず、掲げた右手に気が集まる。


「な、なにを!?」


「噴破!」

溜まった気を吐き出すように地面に叩き付けた瞬間、蒙鬼の周囲からその気がまるで間欠泉のように噴き出した。


「きゃ! け、剣の結界が……」


「この程度で我を閉じ込めたつもりになり、勝ち誇ったのが敗因と知れい!」


「まだ、まだ負けてはいませんわ! 「スナイプダガー」!」


「「閃空瞬歩」!」

蒙鬼の姿がブレその場から掻き消え、ダガーが狙いを外す。


「な!? どこに?」


「報いを受けよ! 一閃連撃「閃獄掌」! ぬりゃあ!!」

パルミラの背後に現れた蒙鬼は奥義を繰り出す。

それは嵐の如く激しい連撃。

なれど、雷の如く刹那。

はた目から見ればまるでたった一発の拳に見えるその連撃は実に12発。

観客が瞬きした瞬間には倒れ伏すパルミラの姿があった。


「我、拳を極めたい者也」

足元のパルミラには目もくれず、まるで仁王のように立つ蒙鬼の姿に会場は息をのんだ。


「……ふむ……驕らなければ素晴らしき死合いとなったであろう「隙ありですわ!」……ぬう?」

倒した、と思っていたパルミラが起き上がり蒙鬼に抱き着くようにしがみつく。


「げほ……貴方こそ油断大敵ですわ……集え!!」

胸に押し当てられた蛇腹剣の柄。

それ目掛けて地面に転がっていた刃が集まってくる。


「これが奥の手……心臓をズタズタにされて死になさ、がっ!」


「おぬしの行動なぞ予測しておったわ。心の臓を止められたのはおぬしであったな」


「ば……か……な……」

蒙鬼の背中に食い込んでいた蛇腹剣が制御を失いぽたりと落ちる。

倒れ伏し、光となって場外にはじき出されたパルミラ。

残ったのは右腕を鮮血に染めた蒙鬼だった。


『……ほら、決着』


『……は!? あまりの展開に思考が……も、蒙鬼選手の勝利です!』

司会の勝利宣言を聞き、時間の止まった会場が再び歓声に包まれたのだった。

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