現実世界篇4
隆「にしてもリリネ、お前何処から出てきた?」
リリネ「え?どういうことです?」
隆「だ~か~ら~お前が出てきた入り口はどこだか聞いてるの」
リリネ(そうならそうと言ってくれればいいのに)
リリネ「え~と、確か押し入れです」
よく分からない返答に隆は口をポカーンと開け
「はて?」と言った顔で見てくる
隆「もう一回聞くぞ、お前何処から出てきた?」
リリネ「だ~か~ら~押し入れです押し入れ。
あなたの家の」
隆「嘘だろ?」
隆「貞治、お前聞いたか?」
貞治は何も聞いていない、何故なら
寝てるから。
貞治「Zzz」
隆「え?嘘だろ?」
リリネ「寝てましたね、お話はまた明日にしましょうか」
隆「そうだね、今日はもう寝るか」
~1時間後~
隆(え、ヤバい体が動かねぇ)
隆(声もでねえ、やっぱ寝るか)
隆は金縛りにかかったにも関わらずそのまま
眠りについた。
と、思ったが次は貞治が金縛りにかかってしまった、だが大変なことに彼は挑んだよ。
予想以外の行動に移るとはねぇ、
さっきから心の声が漏れてるけど
隆だよ、
また金縛りにかかってしまった
生き地獄ですねこれ
~あの生き地獄から3時間後~
リリネ「おはようございます隆さん」
隆(はぁはぁ金縛りとかもうかかりたくねぇ)
隆「おはようリリネ」
貞治(はぁはぁ、また寝るか)
隆「貞治、昨日はありがとう俺らは一度帰ることにするよ。」
リリネ「お世話になりました、貞治さん次会うときは地獄に行くときですね。それではまた」
隆「じゃあな貞治」
こうして貞治の家を出た二人であったがこの後起こることは予想もしていなかったであろう。