現実世界篇
俺は今家の前にいる。
だけど家に入れない、何故なら遡るは二分前
「やっと仕事終わった~ヒャッホー」
ピンポーン
「ん?おかしいな誰だ?」
「今いきまーす」
「どちら様で...うっ」
二分後
「ここは..何処だ?」
「やぁ、君の部屋には少し細工させてもらったよククク」
「誰だ?」
「私かい?私は閻魔だ」
「閻魔?嘘だろ?冗談よしてくれ」
「嘘だと思うのなら部屋を見ることだね。それじゃ」
「お前何処に..っていない」
「とりあえずここは何処だ?」
「上に扉が..ってゴミ箱のなかかよっ」
「しょうがない出るか、よいしょっと」
.....
.....
.....
「あれ?家に誰かいる。誰だろう」
「誰だ俺の部屋に勝手に上がってるのは母さんか?」
「母さーんいるのか?」
「ひぇっ」
「だ、誰ですか?」
「それはこっちのセリフだ」
「お前こそ誰だよ」
「も、申し遅れました私サキュバスのリリネと申します」
「サキュバス?サキュバスが何故こんなところに?」
「私も分からないのですが、謎の入り口が地獄にあったんです」
「謎の入り口..かぁ分からないなぁ」
「ですよねぇ..そういえばお名前は?」
「あ、言ってなかったね俺は隆だよろしく」
「隆さんですね、私と入り口を探してくれませんか?」
「しょうがない、探すの手伝ってやる」
「ありがとうございます隆さん♪」
(面倒なことになったなぁ)
これが隆とリリネの冒険の始まりだった