孤独
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人物:牝牡蠣
場所:浄土平駐車場
時:X年X月X日
対象:読者諸氏
これは孤独という遠洋航海のある一隻が辿った一ルートに過ぎない。孤独とは無限である。
人物:俺
場所:アボカドの種の中
時:一九八二年十一月三日
俺は孤独でいい。なら、死んじまえ。
人物:カマキリ
場所:建設途中の公民館
時:一九八二年七月二十一日
そう言って禿げのオヤジはニヤニヤ笑いながら私のチンコを弄るとダンベルを花びらに見せかけた物を捕虫網いっぱいにためて青色の混じったオレンジジュースの中で空想の妹の前髪はぱっつんでジュージューの鉄板の上で売女と笑うんだと私のアプリオリは七色のアホにしやがるから若僧の放火魔の穴にボウリングのピン入れた時の写真をドイツの片田舎の今はもうないシュスペングルってとこでお焚き上げして見せると傘は笑うんだすごい顔してその一方の人肉プリンを売っている百円ショップの名前はコンゴのサーカス旅団のピエロに聞いて糞が出るほどの出産祝いを持ち逃げしたら玉の輿に指輪を採寸するために指をビョーンて伸ばした公園の砂場とブランコは合体して石材店になって高度一万メートルから平泳ぎで急発進したのは死人沼のキュウリ籠が無一文の男を焼いた灰を使って作られていることを一度でも聞いてしまうと
人物:病室の女
場所:伊村山病院の屋上
時:一九八二年九月十二日
彼女の右手はアジテーターが自由を謳うように挙げられ
排水路の汚濁の中に身を投げたように手を挙げ
沈黙の中でただ一人手を挙げたように幸せになって
自由は排水路の汚濁の中に身を浸され彼の前から無くなる
彼女は三階から真下に飛び降りて手を挙げて
リスが萎む宇宙に風穴を開けるようにどんぐりに齧歯を突き立てた
幼稚園児の運動会のような、彼らの乱闘
人物:カマキリ
場所:ペヨトルの前の道
時:一九八二年五月六日
カステラ婦人を殺すことを別段気にもかけない優柔不断なナイフをそぎ切りにして爪楊枝と和えたものを食べさせることは口と目から血が出た者に対しての扱い方を再三注意したというのに丁寧に礼儀正しいものとする不届きな行ないなのかもしれないとカステラ婦人は殺すための気にもかけない優柔不断をナイフじゃないと叱りつけた時爪楊枝みたいな男の食欲の無さといったらまるで口と目から血が出たような扱いずらさであり注意を受けても丁寧な礼儀正しい態度しか取れない不届き者だと知り得ていたカステラ婦人の殺気は優柔不断よりナイフよりそぎ切りの爪楊枝だと和んだ食卓で口と目も血が通っているからと扱わず注意を促しても丁寧や礼儀の正しさを不届きなものとするカステラは婦人を殺し気を殺し優柔不断を殺しナイフを殺しそぎ切りを殺し爪楊枝を殺し食を殺し口と目と血を殺し扱いを殺し注意を殺し丁寧を殺し礼儀を殺し正しさを殺し不届きを殺し
人物:俺
場所:新宿駅南口前
時:二〇〇一年四月二十六日
身体から骨を一つ残らず抜き取られたような焦燥感にかられた。骨を無くした肉のみの俺はサンショウウオのように地に這いつくばった。そのままの筋肉の伸縮運動のみで行く先も決めずにずるずると這うのである。それが何か悪かろうか? 俺はそれを望んでいたのだ! 糞尿を入れた桶を担いで運ぶ糞尿汲み取り人の足取りのように私は地面を感じているのだ! それの何が悪かろうか! お前の周りを見てみろ! 往来を行く人! サラリーマンのような学生のような会社経営者のような土木業者のようなサンショウウオのような人間はそこかしこにいるじゃあないか! そんなのいないとは言わせないぞ! お前は正常人のようなフリをしているだけでそういう奴らがいることを知っていて知らんぷりをしているだけじゃあないか! お前だってそうじゃあないのか! 会社役員の肩書きのような国外注の鉄とプラスチックの骨でやっとこ人のなりをしているだけだろう!
「おい、大丈夫か?」上司が私の肩を叩いた。
「ああ、はい。大丈夫です」俺は言った。
人物:老いた魚
場所:熱帯魚ショップ「お魚さんぶぅーーん」
時:一九八二年七月二十五日
ぶぅぶぅぶぶぶぶーーん
(鳥さんこんばんは)
ぶぅぶぅぶぅぶぅーーん
ぶぇぶぅぶーーーん
ぶぶぶぶぅん
ぶぶ
ぶぇぶぇぶぅ
ぶーーーーん
ぶぶぶぶーーー
ぶぇんぶぇん
ぶぶぶぶぉん
ぶんぶんぶぁん
ぶぉぶぶぉぶぶぉぶぶぶん
(外国の人形キャンディの包みにいれたよ)
ぶぉんぶぉーーー
ぶんぶんぶーーー
ぶぇんぶぉぶぅ
ぶぶぶぇんぶぶ
ぶぶーーーん
ぶおおんぶわぁーーん
(トランクにカマキリいっぱい)
ぶおんぶおん
(お墓掃除しよう)
ぶぇぶぶぇぶぶーーぶぶぉん
(墓石の中ってきっと狭いね)
ぶぉんぶぉんぶぶーーーんぶぁ
(地面さんにたんこぶできた)
ぶぁん、ぶぇぶぶぶぶっぶーー
(やだよ、だって足だけ出てるもん)
ぶぶぁぶぁぶぁぶぇん
(卵みたいなお姉さん)
ぶぇ、ぶぇ、ぶぇぶぇぶぶーん
(ねえ、ねえ、僕の頭はいつ割れる?)
ぶぇぶぶぅ、ぶぇぶぶぅ、ぶぇぶぶぅ
(怪物ぅ、怪物ぅ、怪物ぅ)
ぶぶぇぶぶーぶーぶぶんぶぁ
(墓石を雑巾で拭くんだ)
ぶぇぶぇぶぶぶーーぶっぶぁんぶぁん
(綺麗にしたらきっといいことあるよ)
ぶっぶぇぶぶぶぶぇーぶぶぶぶぶんぶぁ
(いつもあの無人駅から行くんだ)
ぶんぶぶぶぁんぶ
(みんな顔白い)
ぶぶぶぁぶぶーぶーぶぶぶんぶ
(バケツにひしゃくとゴミ袋入れて)
人物:病室の女
場所:伊村山病院
時:一九八二年九月十二日
あ
あ
今
夜
は
気
が
滅
入
る
の
と
て
も
だ
か
ら
一
緒
に
い
て
話
し
か
け
て
よ
な
ぜ
話
さ
な
い
の
?
こ
の
ま
ま
外
へ
飛
び
出
し
て
街
を
聞
か
ぬ
日
な
ど
あ
っ
て
そ
こ
で
チ
ェ
ス
遊
び
を
わ
か
ら
な
く
す
る
の
を
し
た
ら
い
い
か
し
ら
?
ららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららら
人物:俺
場所:ジュネのノートルダム大聖堂
時:二〇一六年八月十一日
対象:カマキリ
「俺は愛を知らないロンリーウルフ」
「だからってそれが万引きする理由だって?」
「鍵穴から母の殺人現場を覗いたが運の尽き」
「孤独がコソ泥を育てるように人殺しが感化されたってか」
「かじってみてどうだった」
「案外悪くはないがタンスの中がいかんせん狭くて体が痛くなっちまったよ」
「それ鶏姦ばっかりしてるからじゃねえか?」
「私がまだ鳥だった頃は人殺し放題だった」
「川泳ぎに行こうぜ投身者の財布があるかもしれないから」
「私の友達は肉じゅばんの下に太い縫い針を隠し持っていてそれで行きずりの人を刺して血を集めていたらしい」
「浴室になだれ込んできた麻薬取締官の顔に俺は鼻血をそっと白いワイシャツにつけてやったんだ。それはとって綺麗でうっとりしたもんさ」
「昔、留学してた時に向こう一面花畑の田舎で財布がすっからかんになったんだ。だから私は車道の傍の原っぱで車が来るのを待ってたんだ。ふとを横を見るとレンガが積みかけであったんだ。三段ぐらいでL字だった。これを積んでた人は死んだんだと確信した。だって花弁がセメントに半分埋まっていて私にお辞儀したからさ」
人物:若いギャル魚
場所:熱帯魚ショップ「お魚さんぶぅーーん」
時:二〇〇〇年八月九日
対象:牝牡蠣
ぶぅぶぅぶ、ぶぶっぶーーんぶぉぶ
(ところで、あいつって統合失調症らしいよ)
ぶぶぶーぶーぶぇぶぶぉんぶぉん。ぶぉんぶぉんぶぶぉんぶぉんぶーぶぉんぶぶーぶぉんぶぶぶ
(まじあーゆー奴らって電波出てるよね。友達が強迫性障害又は自閉症スペクトラムと自閉症スペクトラムだもんね)
ぶぶっぶぶーぶぶっぶぉん☆
(触らぬ神に祟りナッシング☆)
ぶっぶぶんぶぶぶぶぶぶぶぉんぶぶぁんぶぁ
(だからなんか友達出来なかったらしいよぉ)
ぶぶぶんぶぶんぶぶんぶんぶっぶ
(俺以外はみんな仕事出来ない!って)
ぶー、ぶーぶーーー☆
(それ、人格に難あり☆)
ぶんぶぶぶぶんぶんぶぶぶぶぶぶぁんぶ
(だから酒飲んで衰弱して死にかけるんだよ)
ぶぅ〜ぶぉ? ぶぁ〜ぶぶぶぁぶぶぶぇぶーぶーぶぶ
ぶぁんぶぶぶっぶぇぶぶぶぁんぶぁん?
(そ〜お? ただ馬鹿すぎてスーパー誇大妄想で卑弥呼ってるだけじゃない?)
ぶぶぶぶぶぶぉんぶぶぶぶぶぁぶぁっぶぶんぶぶぶぶぁんぶぶぶぶぉんぶぶぉん☆
(薬漬けにしないと頭が勝手に動き出して自死念慮に襲われるらしいよぉ☆)
ぶぶぶぅんぶぁっぶっぶぶーーぶぶぶんぶんぶぁぶぶぶぅ〜☆
(まじ死にそうな顔して俺死んだほうがいいとか困るぅ〜☆)
ぶんぶぶっぶ、ぶぶぁっぶぶーぶぶっぶん? ぶぶ☆ぶぉん! ぶぶぁ
(そうゆう時って、医者ってどう思ってんの? マジ☆乙!てか)
ぶんぶぶぶんぶぁぶっぶぶぇんぶ!
(先生お薬飲んでしか言わないよ!)
ぶぶぇぶんぶーぶぶぶぁんぶぁんぶん☆
(それアルコール依存症じゃん☆)
ぶぶぶぶんぶぁ! ぶぶんぶぶぶぇぶんぶぶぶっぶぶんぶっぶぶぶぁんぶぁん
(まじあれでしょ!ママンに手を挙げて殺してやりたいって言わせたんでしょ)
ぶぶぁ、ぶんぶぶぶぇんぶんぶんぶぁぶぶぉぶっぶんぶー☆
(つか、なんであたし達こんなこと言ってんの☆)
ぶぶぇぶぶ、ぶぶぉんぶぉぶーぶぶぇっぶぁっぶぁっぶぶぁぶぇぶぶぉ
(あれでしょ、世の中きれいごとばっかじゃないからでしょ)
ぶぶぶぶぁぶっぶぁんぶぶぁんぶぶぁぶんぶぶ☆ ぶぶぁんぶぶぶっぶぉんぶぉん☆☆
(リアルはやっぱり笑うしかないよね☆ じゃないと鬱っちゃうもん☆☆)
ぶぇぶぉぶぶ……
(友達欲しいな……)
ぶぅぶぅぶぅぶぅーーんぶぇぶぅぶーーーんぶぶぶぶぅぅぶぶぶぇんぶぶぶぶーーーんぶおおんぶわぁーーんぶんぶんぶぁんぶぉ(障害者じゃない、人間だ!)ぶぶぉぶぶぉぶぶぶんぶぶぶぇんぶぶぶぁん、ぶぶぶぁ!ぶ(障害者じゃない、人間だ!)んぶんぶぁんぶぉぶぶぉぶぶぉぶぶぶんぶぶぶぇんぶぶぶぁん、ぶぶぶぁ!ぶぇぶぇぶぅぶーーーーんぶぶぶぅぶぶぶぇんぶぶぶぶーーーんぶおおんぶわぁーーんぶぅ(障害者じゃない、人間だ!)ぶぶぶぇんぶぶぶぶーーーんぶおおんぶわぁーーんぶんぶんぶぁんぶぉぶぶぉぶぶぉぶ(障害者じゃない、人間だ!)ぶぶんぶぶぶぇんぶぶぶぁん、ぶぶぶぁ!ぶんぶんぶぁんぶぉぶぶぉぶぶぉぶぶぶんぶぶぶぇんぶぶぶぁん、ぶぶぶぁ!ぶぇ(障害者じゃない、人間だ!)ぶぇぶぅぶーーーーんぶぶぶぶーーーぶぇんぶぇんぶぶぶぶぉんぶぉんぶぉーーーぶんぶんぶーーーぶぇんぶ(障害者じゃない、人間だ!)ぉぶぅぶぶぶぇんぶぶぶぶーーーんぶおおんぶわぁーーんぶんぶんぶぁんぶぉぶぶぉぶぶぉぶぶぶんぶぶぶぇんぶぶぶぁん、ぶぶぶぁ!(障害者じゃない、人間だ!)
ぶぶぶんぶぶぶぁんぶぶぶぇ!
(人間として死なせてくれ!)
人物:病室の女
場所:伊村山病院地下
時:一九八二年九月十二日
対象:老いた魚
泥啜る
我が人生や
自決せよ
子守唄聞く
浮つくほどに
邪に落つならば
年号の椅子
怨霊宿れり
我が背徳に
孤独なれ
我が心象と
乞食いて
寝屋その荒らし
銀幕に映ゆ
弟と
痴呆の母や
その寝屋に
案山子であれと
身滅びとも
突き刺さる
母が交わる
弱いなら
誇り腐らず
似通うものあり
人物:俺
場所:沖永良部空港
時:二〇四七年五月三十一日
対象:カマキリ
魂は何者か?
そんなことを思ったのは俺がまだ子宮の中にいた時ぐらいだろう。羊水とは永寂を讃えた孤独の航海そのものなのだ。だからこそ篝火の基礎建築と言う女の背中に子供がいる。
脊椎は何者か?
やつは特大のバナナになった。赤いバナナだ。大腸みたいに真っ赤なバナナだ。そして死にゆく流星のように真っ赤でもある。だが、化学合成されたマクロファージの赤でもあった。ゆえに進化途中のポストスクスのようにバナナは赤いのだ。
人物:病室の女
場所:くも膜下にある妖精の家
時:X年十二月十三日
対象:若いギャル魚
元々文字で意思疎通が苦手な上に
不遜な態度で不勉強を通してしまったため
癪にさわる部分があるかもしれません
どうかお許し下さい
体調はまったく問題ないです
ただ
精神的なものか
たまに脳が勝手に動き出すような感覚に陥ることがあります
すると
私の意思に反して
脳が思考を始めるのです
私の頭の中には
子供や女性や老人をいじめ殺してしまうような悪い自分がいて
その自分が
今の身体を制御している正常な自分を追い出し
身体の制御を奪い
子供や女性や老人を殺してしまう
そのようなことを未然に防ぐために
正常な自分が身体の制御を行っている今のうちに死ぬべきではないかという思考でした
その時私は
頭では死ななければならないという判断が出ていたのですが
痛いのが嫌だったので死にたくありませんでした
今こうやって見てみると
かなりおかしいですが
私の頭の中にはボンヤリとまだそれはいます
書いている今でも半信半疑になりますし
嫌になります
よくわかりません
自分で自分がわからなくなってしまったので
会話の応対はできるのですが
自分のことを話そうとすると頭がピクリとも動かなくなります
医者からは頭に血がいっていないと言われました
話すという行為は思った以上に脳を活性化させていたようです
話が出来なくなったせいか、なんだか知恵遅れのような状態になり
それに気付いて愕然としました
今までの人生の経験がすっぽりと抜けたような感覚です
自我というのは孤独の中では成り立たぬようです
自我は他人との関わりの中でポッと湧いて出るようなものなのかもしれません
人との関わりはとてもとても大事です
それはそうと
とある公園で大道芸人のおじさんが、
「お話の中では主人公の二人は幸せの青い鳥をみつけられなかった(私の記憶では家にいたような?)けれど、人生では探すことを諦めなければきっと見つかります。私は今の大道芸と、それを観て下さるお客様が幸せの青い鳥なんです」と言っていました
これからの人生で
幸せの青い鳥がいっぱいいっぱい見つかるととても楽しいですね
幸せの青い鳥はきっと
そこらじゅうにいっぱいいっぱいいるんだと思います
僕たちがそれに気付けるか気付けないかなだけだとも思います
そんな幸せの青い鳥さんをいっぱい気付けるような
そんな素晴らしい人生を
お互いに生きられるといいですね
もしかしたら
この文章もすべて嘘なのかもしれません
作り話のかもしれません
書いている私にもわかりません
幸せの青い鳥さんが肩にのっていますよ
人物:年老いた魚
場所:熱帯魚ショップ「お魚さんぶぅーーん」
時:一九八二年一月二十七日
対象:俺
ぶぶぶぁぶぶんぶぶんぶんぶぶーぶーぶぇぶぶぉぶぉぶっぶぶぶぶぁんぶぁんぶぁぶぶぶぉーぶぶんぶぶぶぶぇっぶぶぶぶぶぶぇぶ
(リスは宇宙の収縮に耐えかねてそれを一気に発散し破壊せんとするかのようにドングリにげっ歯を突き立てた)
青空というものは、その爛漫さを地上の我々に押し付けているような気がします。それは、思春期生徒が演じる悲演劇での、過剰な照明効果に似ています。その点私は、夜空の底知れない純真な黒というものに惹かれるのであります。
人物:牝牡蠣緋
場所:世界の裏側の支柱
時:一九八二年十二月三十一日
対象:読者諸氏
動 静
近 中 遠
密度低 密度高
質量少 質量多
希望 絶望
赤 青
白 黒
男 女
シンボル トーテム(?)
↖↘ ↘↖
急 緩
+志向 −志向
喜 悲
死 生(?)
知 無知(?)
狂気 正気
角有り 角なし
悪魔
裸 装飾
拒絶 S 渇望 M(?)
肉 知
抽象 具象(?)
物質 理性
加虐 被虐
一瞬、こっちがS
かと思った。
教養
衣食住、おしゃれ、充足、感受性
宗教、死生
>オン・エレメント<
>アンダー・エレメント<
合理、理性、論理
お金、劣等、妄念
貧困、差別、病質、偏見、自由
***
孤独とは無限である。だから少年は夢を見るし、老人は悪夢となる。遠い岸壁から望む、穴にあなたはいつかなる。
人生の落伍者を万華鏡に入れて……。孤独の帝国、悪夢の真理、真の殺人鬼たる落伍者に捧ぐ。
おわり