17話:リアの登場と覚醒選択者の話(前編)
俺たちは今緑一面の野原、縁力場にいる
寝ていた皐良を起こした
すると、皐良があの人に言わないとと言って
俺は、例のボタンを押すと女神のリアが登場した
「いや〜、漸と皐良ちゃん久々だね〜
元気してた？」
「あ、はい元気してましたリア様」
「元気してたぞ、リア」
リアの質問に俺は普通に答えたが皐良は緊張していた
皐良は目上の人の時には緊張して喋り方がすこし震えた敬語になってしまう
「相変わらずの口調だね、二人共」
「リアは、口調変わってるようだが
どうかしたか？」
「あぁ、私の側近である天使の由夜に
女神なんで敬語口調は控えてくださいと言われたから喋り方変えたのよ」
「ふむ、そうなのか」
「そうなのよ
で、そちらのおふたりは？」
「あ、俺がさせていただきます
俺は、天來 彩冬といいます
こちらは」
「姉の天來 桜羽です」
リアはそう言いつつ、2人の名前を聞いて2人は答えた
俺は、彩冬の口調が目上の人の時だと丁寧になるんだなと思い聞いていた
桜羽は、やっぱり変わらないな
「っと、忘れるところだったね
漸、何の用かな？」
「本題を話さないとな
まずは最初のダンジョンをクリアしたんだが」
「そうなのかい、おめでとう
てか、君の力で勝てたものなの？」
「いや、俺の中にいるもう1人の俺、仮漸ってのが手伝ってくれた」
「仮漸ね〜
全くあの人、本名出さないわね」
「ん？何の話だ？」
「あ、こちらの話だよ
そういうことがあるなら話しておくね
覚醒と言うのについてのこと
それと漸には必殺技を覚えてもらうよ」
「ひ、必殺技！？」
俺は、驚いた
必殺技というのがあることを
そして、覚醒の事も知りたい
「さぁ、話そうかな
覚醒というのはね、自分の内なるもう一つの力
例えば、桜羽ちゃんに狐剣士モードって言われてるのがあり、漸には仮漸というのがあるでしょ」
「はい、私が狐様に力を借りる時そう言っています」
「俺は、多重人格として変わるようにとしている」
「それも覚醒なのよ
覚醒は昔力があったもの
〇聖騎士、女神級、破滅級と言われる3代最強の称号を持つ者に選ばれるとできるものなの
ちなみにあなたの中にいる狐様は、白い狐属の桜様という火聖騎士と言われてた方よ
漸の方は、後で知ることになるわ」
俺達はその話を不思議そうに聞いた
なぜ俺は後で知ることになるのか分からなかった
「あなた達の意識はあるけど体は覚醒の時に貸してると言えるのよ
後、二人とも覚醒になれるのかな？」
「「はい、分かりました」」
俺と桜羽は覚醒状態になるよう言われたので、中にいる者を呼び出した
「ふぁー、なんじゃ桜羽
戦いじゃないのに呼び出しおって」
「いや〜、何日か前にも出た気がするんだよね〜
で、どうして呼ばれたのかな、漸」
「お二人ともお久しぶりです」
「おや、誰かと思ったらひよっこ女神のリアじゃな」
「ひよっこじゃないです、もう正真正銘の女神です」
「何年も経ってるからそうなるかの」
桜様は、リアをいじって遊んでるように見える
「で、なんでお主も居るんじゃ？」
「僕は、この少年を選んでますからね〜
この子の多重人格としていますよ」
「狐耳と尻尾も隠しおって、本当の名前を出したらどうかのぉ？光狐のフラシュ」
「いや〜、桜
本当の名前だされると狐耳と尻尾出てくるんだけど」
「お主とわしの仲じゃろ？」
「まぁ、そうですね
パートナーであり恋人のあなたですから」
「こ、恋人はお主が勝手に決めたことでわしは関係…」
「ないこともないですよね」
「うぅ…」
「あの、お二人さん
付き合っていたんですか！？
仲悪いように見えてたんですが」
「あぁ、元々ストーカーから逃げたいって桜が言うから
恋人役としてだったんだけどいつの間にかね」
「選んだ少年と少女も運命的な出会いなんじゃからいいじゃろ」
「はぁ…
で、話戻しますが
なんで2人を選びましたか？」
2人の会話はカップルみたいな話をしていたのでリアは驚いている
そして、リアは2人に覚醒者を選んだ理由を聴くことにした
どうも、皆さまこんにちは〜
今回はリア登場と覚醒選択者の話前編です
今回の主は、リアと覚醒選び者の桜様とフラシュ様ですかね
次回は、後編で選んだ理由が分かる
必殺技についてとは
いろいろ分かるかも？
次回に期待です
そして…
近いうちにあの2人が帰ってくる！？
新キャラは出るのか？
まぁ、まだ考え中なんですがね
