15話:ボス撃破後と新たなる旅立ち
俺はマスクドジャルスターとの戦いで見事倒した
その後に勝った勢いのまま意識がなくなり眠りについた
(んー、俺はどうしたんだろ)
「………って、はっ!
ここはどこだ!?」
「ここは私の家です、漸さん
あの後、漸さんは眠り私達で運びました」
「あぁ、そうか
それはありがとうな
で、あいつらは?」
「あの人たちならあそこです」
桜羽は窓に指を指す
すると心配するようにこちらを見ていた二人の影
皐良と彩冬だった
(何やってるんだあいつらは)
と笑いながら思い
「お前ら、入ってこいよ」
そう言われた皐良と彩冬はガチャッと扉を開けて入ってきた
「漸大丈夫か?」
「漸大丈夫?」
「ん?何がだ?」
「漸さんは丸1日寝ていましたので心配しているんだと思いますよ
私も心配していましたから」
「あぁ、そういう事か
大丈夫だ、俺なら元気だよ」
そうか、俺は丸1日寝ていたのかと思っていると
「そういえば眠っている間、桜羽が見ててくれたのか?」
「あ、はい!
私が見てました」
「桜羽ちゃんがきっちりと見ててね
もうこi…」
「あの、皐良さんやめてください」
皐良が言おうとすると桜羽は焦りながら皐良を止めた
「桜羽、ありがとうな」
「はい…」
俺は感謝の言葉を言うと桜羽は照れながらも答えた
そして、だいぶ動けるようになった俺は外に出ると
街の人達に大声で
「ありがとうございます、漸殿・皐良殿・桜羽殿・彩冬殿」
と感謝の気持ちを言われたので
「いえいえ、いいんですよ
皆様が無事なら助けて良かったと思います」
の言葉として返した
そして、街の人達のお返しとしてご馳走などの宴会をしてもらえた
いただいたご馳走などの楽しい1日は良かったなと思った
すると桜羽が話をしたいと言ってきて桜羽と2人になる
「桜羽、話って何だ?」
「話の前にもう一つ違う話をいいでしょうか?」
「ん、それはいいが」
「私って今回のダンジョンあまり役に立ってないでしょ?
漸さんに助けられてばかりして
こんな弱い私でも旅のお供に連れていってもらえませんか?」
「桜羽の気持ちは分かった
でも君は弱くないよ
今回は少々悪かっただけだよ
君達を仲間に入れようと思ってたから今回付いてきてもらったんだ
だから俺の旅についてきてくれないか?」
「そうだったんですか
ありがとうございます
で、もう一つの話なのですが
漸さん、いえ漸くん…
私とちゅ…ちゅき合ってください!」
(噛んじゃった)
「え?俺なんかでいいの?
他にもまだ違う人がいると思うけど…」
(噛んでかわいすぎる)
「いえ、漸くんは私を守ってくれました
私の王子様です、だから私は漸くんと付き合いたい
これがもう一つの話です
お返事はいつでも待ってます」
と言いながら去ろうとする桜羽の手を掴み
「待ってくれ!
俺は君を幸せにできるのか分からないけど
俺もいつの間にか君を好きになっていた
だから俺と付き合おう」
「はい、よろしくお願いします漸くん」
「あぁ、よろしくな桜羽」
桜羽と俺は付き合った
そして、街の宴会が終わり1日経つ
「さて、皆そろそろ旅に出ようかな」
「あぁ、そうだな」
「ええそうですね」
「はい行きましょう」
「「「「街の皆様、ありがとうございました
また会いましょう」」」」
「いってらっしゃいませ
いつでも歓迎します」
こうして俺たちは4人揃って街の人にお礼を言い
次の街に向かった
はい、どうも皆様
第1章無事終わりました
最後の最後に漸にも彼女が出来ましたね
次回は外伝もしくは第2章の最初を書きます
次回もお楽しみに
(遅れてすみません)
アドバイス等ありましたらコメントください
あ、質問も1章最終回ということなので受け付けますよ
変な質問等は受け付けません




