14話:マスクドジャルスターとの最後の戦い
俺は、暗闇の中にいたもう1人の俺と出会い話した
隠された能力があるのを知り
もう1人の俺と変われるようになる
危険な仲間達の元に帰ろうとすることにしたが
もう1人の俺と変わることになり
仮漸として名乗りマスクドジャルスターとの戦いが始まった
「おらおらおら、どうした仮漸となった者よ
避けてばかりだと意味無いぞ、ハハハ」
ヒュンヒュンヒュンとなり響きながらビームが飛んでいる
それを俺は、避けていた
壁に避けたビームが当たり、ボカンっ!ボカンっ!と壁が破壊されていく
ビームが仲間に当たっていないか心配したが仲間達は安全な所にいる
そして続けて仮漸は言う
「でも、当たらないのも意味無いよ〜
え、もしかして当たらないの?」
「あ!?絶対君に当ててやるよ!」
俺は笑いつつ、マスクドジャルスターを挑発しながら戦っている
マスクドジャルスター自身は怒りながら
口調も変わりビームを撃っていた
「当たってないからダメージないよ
さて、何故こんなにも逃げ回りながらビームを避けているでしょうか」
「そんなの知らないよ!
君はここでくたばるのだからな」
「じゃあ、回りを見てご覧」
「はぁ!?何故…に……!」
「君が攻撃を壁に当てまくってくれたおかげで
召喚素材が揃っちゃったよ
仮漸と漸は共通してるからどっちでも魔法使えるからね
なので、いでよゴーレム達!」
(ゴーレムを召喚したので一定期間防御が下がります)
仮漸は魔法を使いゴーレム達を呼び防御力が代わりに減っている
マスクドジャルスターは驚いたがそれに構わずゴーレム達と仮漸を倒しにかかった
「いけぇ、ゴーレム達よ!」
「ゴーレムがどうした、お前ごと倒してやる」
「じゃあ、俺もそろそろ攻撃するかな」
「返り討ちにしてやる!」
と同時にパンチとフラッシュソードが当たり
カキンッ!と鳴り両方を弾いた
「ちっ!跳ね返された
って、いつの間にか鉄仕込んでんのか!」
「殴る前に鉄を付け
刀ごと君を殴ろうとしたが倒しそこねた
次こそ君を倒す!」
「それはこっちのセリフだ、マスクドジャルスター」
その後もカキンッ!カキンッ!と鳴り響きながら弾かれる
「そろそろあれを使うか」
「は?なにを言って…」
俺は、壁を走りながら壁キックして速さを高める
速さはどんどん速まっていき
マスクドジャルスターに向けて壁キックして
ザシュッ!と素早い攻撃を繰り出しそれを続けた
「グッ!このやろう
くらえ、オラッ!」
とマスクドジャルスターはドンッ!と音を出し攻撃を繰り出した
しかし、そこにはもう仮漸がいない
周りを見ると仮漸が走っていた
「これで最後だ!
くらえ、コンボ斬り!」
ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!と
音が鳴り響きマスクドジャルスターを攻撃した
「これで終わりだ!」
と言い攻撃をしたらマスクドジャルスターは倒れた
同時にゴーレムは消えた
(ゴーレムが消えたので防御力は戻ります)
「よっしゃあ、勝ったぞ!」
「「「おおおおお」」」
「やっと勝てたんですね」
「長い戦いだったな」
「それといつ漸の方に戻るんですか?」
「そろそろ戻る頃かな」
「皆さん、すみません迷惑をかけて」
「いや、良いんだよ仲間が無事ならね」
「そうだよ、桜羽さんが無事ならいいよ」
「姉さんが無事ならみんないいってさ」
「ありがとうございます…」
やっと勝てた喜びを話し、安心した桜羽は泣いていた
安心していたその時、最悪な自体が起きる
そう、まだ奴は生きていた
「まだ、終わってねぇよぉ
貴様を倒すまで終われない!」
「あー、全く厄介だな
でも、これは俺じゃなくてもう1人の俺が倒すってよ」
と言い仮漸は漸と入れ替わる
すると漸は変わった瞬間に
「俺はお前を許さない
仲間達を桜羽さんを困らせた!
貴様はこの手で倒す!」
そう言うと漸は攻撃を仕掛ける
その時桜羽は何かに心を撃たれたように涙が止まる
「お前程度の力で何が出来る!」
「いや倒せる力ならあるさ!
だから、トドメだ、マスクドジャルスター!」
ザシュッ!と音がし自分にも少しダメージが来たが
「私の負けだな……」
と言いマスクドジャルスターは倒れた
「こ、これで勝て…た…」
バタッ!と漸も倒れる
「「「漸 (さん) ー!」」」
桜羽と彩冬と皐良は漸の周りに集まった
すると皐良は
「全く、倒れたのに倒せた感覚で幸せそうに眠ってる」
「そうだな」
「そうですね」
俺は、マスクドジャルスターに勝てた嬉しさと疲れでその場に寝込んだ
でも、もう少し強くなければなと思いそのまま眠りに落ちた
皆さん、どうもこんにちは
今回は、ボス(マスクドジャルスター)との最後のバトルです
これで第1のボスは撃破しました
次回は、第1章の最終回です
第1章終わりはどんな話になるでしょうね
第1章は始まりの1章という感じのやつです
次回をおたのしみに
アドバイス等ありましたらコメントよろしくお願いします




