10話:この街で起きたこと
俺は次の街【サウンドタウン】に着いていた
普段は音楽やいろんな曲が流れたり賑やかな街のはずが全然静かな街になっている
それに街の人は仮面を付けたり仮面屋があったり
仮面についてが多かった
その後、仮面をつけていないおじさんに連れられて
おじさんの家に向かい昔話を聞くことになる
「あれはこの子達が小さい頃
そう、10年前」
-10年前の街-
ざわざわ
音楽が流れたり賑やかだったりしていた
「このままが続くといいね、茂さん」
「そうですね
これが続くといいな」
私【本名:茂】と街の人が話していた
それが後にああいうことになるとはな
-とある楽器屋の中-
「さてさて、お仕事と
あ、いらっしゃいませ」
「ギターはないかね?」
「あ、それならこちらになります」
ギターの前まで移動して
「おおー、いいギターだな」
「そうでしょ、そうでしょ
いい目をお持ちですね
素晴らしい目利きです」
「店主、歌を1ついいかね?」
「はぁ、いいですよ」
やつが歌い始めると店主が仮面をつけていたそうだ
「ふふはははは
やったぞ、一人目の洗脳を成功した
このままこの街を仮面の街にしてやる
おい店主、街の人はどこに集まっている」
「はい、街の中心います」
「よし、案内してくれ」
「わかりました」
甲高い声で笑いながら
そいつは店主に連れられ街の中心に行った
1人、楽器屋の中で歌を聴かず中にいる冒険者がいた
「さて、俺は先回りして誰かにこの話を伝え助けるしかないな」
その冒険者はテレポートができたため
先回りはできたがギリギリの所でやつがきていた。
「おい、そこの人」
「ん?冒険者の方がどうかされました?」
「ちょっと来てくれ」
「あ、はい」
私は冒険者の側に行った
「で、なんでしょうか?」
「あそこに食事しているやつがいるだろ?
俺は楽器屋の中で見たんだが
あいつの歌を聞くと仮面がついて洗脳されてしまう
お前も気をつけた方がいいぞ」
「え!それは本当なのですか!?」
「ああ、本当だ
ただ沢山の人数を助けるのは無理だ
せめて4人だけが助かる
そしたらお前が見つけた託せる奴にこの話をしてやれ」
「分かりました
それでは4人、私の家族を連れてきます」
-冒険者と話す数分前-
「どうも、みなさん
自分はマスクドジャルスターといいます
今日は、皆様に歌を聞いてもらいたいんですけど
いいでしょうか」
「歌ですか、分かりました
その前に食事がありますので
まずはそちらから」
「じゃあ、食事からいただくかな」
マスクドジャルスターは食事を食べ始めた
一方その頃の冒険者と私は
「連れてきました、冒険者さん
で、何をしたらいいんでしょうか」
「ああ、そこに座っていてくれ」
「はい、分かりました」
「今から魔法をかける」
そう言った後に冒険者さんは一時的に姿消す魔法と家を防音にする魔法をかけていた
その後に私達は自分の家に戻った
そして、マスクドジャルスターは食事を終えて
「さて、食事も終わった事ですし歌いますかね」
「待ってました、いぇーい」
街の人たちは何になるかも知らずにはしゃいでいた
そして、マスクドジャルスターが歌い終えると
聞いていた街の人全員仮面をつけていた
「はははは
これでこの街は自分のものだ!
では、近くにダンジョンを作ってくれ
そこに自分は住む」
「はっ!あなた様の仰せのままに」
甲高い声で笑いながら命令をしたりしている
これにより仮面の街が出来上がっていた
一方、冒険者と私達家族は家に居て話をしていた
「俺はあいつを倒すため挑戦してくる
街の人が戻らなかったら俺が伝えたことをしてくれ
お願いだ」
「分かりました、冒険者さんも死なない程度で頑張ってください」
「ああ、気をつける
それじゃあ、またな」
「はい、それではまた会えたら会いましょう」
そして冒険者さんと別れた
「これが街に起きた事とマスクドジャルスターの事だ」
「いろんなことがあったのですね」
「いろんなことがありすぎたよ
で、君たちにお願いだ
この街を救ってくれるようにダンジョンへ挑戦してくれないか?」
「はい、もちろん挑戦します
そして、必ずクリアしてみます」
「助かるよ、旅人様」
「旅人様よりかは普通に呼んでほしいので
自己紹介をします
俺は漸で」
「私は皐良です」
「では、こちらも
おじさんは茂で妻の真紗子、娘の桜羽と息子の彩冬だ」
全員の紹介を終えたところで
「では、漸くんこの街をダンジョン制覇を頼んだよ」
「はい、分かりました」
敬礼をしながら言った
「あ、後息子と娘も連れていってくれないか?
この子達にも実践をつませておきたいからね」
「それは、いいですけど
いいんでしょうか?」
「「お願いします、漸さん」」
頼まれてしまって断ることも出来ずに
「分かりました、一緒に行きましょう」
「「ありがとうございます」」
こうして、茂さん達に見送られながらダンジョンに向かった
どうも皆様、作者の凩 蒼蓮です
今回は街に起きた出来事を書きました
次回はとうとうダンジョン挑戦です
どうなるのか楽しみに待っててください
アドバイス等ありましたら書き込んでくださいね




