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送還勇者と来訪者  作者: 神月センタロウ
現代日本編
5/115

04:かすみの真意

イベント毎に区切っていく感じで投稿しています。

細切れより1話で纏めた方がいいのでしょうが・・・。

1話で長い話、書けたらいいなぁ。

 七月も終わりかけのこの時期、学生達は全ての力を解き放つ。夏休みという久しく聞いていなかった単語が懐かしい。宿題は八月後半からというスタンスだった俺は、毎回のように後悔した覚えがある。終わったと思ったら最後に読書感想文用の原稿用紙が出てくるとか。


「では! これより『夏休みだよ! 異世界移動方考案会』を開催致します! はい、拍手~」


 わー

 ぱちぱちぱち


 場所は俺の部屋、時刻は21時。メンツは議長役として学習机の椅子から見下ろすように真由が座り、小さいテーブルを挟んで対面に俺、そして今回からの参加となる平屋兄妹がテーブルの左右を陣取る形となっている。


「まずは、あにぃ研究員。現状報告を」

「あいよ。現状までで実験した方法の前に、まずはこれの説明からだな」


 返事をしながら、いつも首にかけているチェーンネックレスをテーブルの上に置く。ミスリル製の鎖で細い見た目よりは遥かに頑丈な代物だ。そしてそこには小さめの綺麗な装飾の施された指輪が通してある。


「この指輪は、あっちの世界『アルテミア』でセリスから貰った指輪なんだ。10歳の誕生日に買って貰ってから肌身離さず持っていた大切な物らしい。もっとも魔力があるわけでもない普通の工芸品なんだけどね」


 テーブルに置かれたそれを、かすみちゃんが手にとって頭上にかざしてみたりしている。埋め込まれた青い宝石を蛍光灯に透かせて何か無いか調べているようだ。


「魔法陣とかそういう機能はないよ? 本当にただの指輪。本人もそう言ってたし」

「そうなんですか。ではこの指輪は『世界間の繋がりを持つ』アイテムって事ですね」

「そういう事。多分、俺の持ち物の中では一番強い縁があるはずだ」


 かすみちゃんは、なるほどなるほどと納得しているようだ。


「で、その指輪を使って何かやるのか?」


 ぶっきら棒に質問する徹はすでに寝転って涅槃仏の姿勢になっていた。時間も時間なのでかすみちゃんの送迎役として参加しているだけで、正直異世界とかに興味は無いらしい。


「やる、というかやってみたんだ。大洗神社に持っていって念じてみたり。アリス……俺を送り返した奴みたいに掲げて魔術発動の言葉を言ってみたりね。まぁ結果はうんともすんともいわなかったんだけどな」


 真由と二人で夜の神社に行って実験したわけだが。誰も居ないとは思っても、屋外で『勇者召還!』とか『勇者転移!』とか言いながらポーズを取っている姿は、思い出しても恥ずかしかった。


「他にもこっちに来た時の服、全部着て同じようにやったけどやっぱり駄目だったな。何も起きなかった」


 タンスにハンガーで引っ掛けてあるタキシードを親指で示しながらお手上げのポーズを取る。


「一応、指輪にマナを流すような事はしてみたけど、マナが無いのか意味が無いのかは判らないけど反応は無かったね。あっち由来の物の線で攻めた俺は収穫なしだ」


 ちゃんちゃん、と言って締めくくる。


「じゃ次は私、と言ってもあにぃと変わらず散々だけどね~」


 パソコンで纏めた資料だろう、いつものノートではない紙束を見ながら真由が続ける。


「私がアプローチしたのは科学的な方面ね。前にもあにぃと話してたけど、経過時間が一緒という点と、あにぃの移動方法を聞いて似たような物を探したらそれらしいのは見つかったの。空想科学の世界だけどワープ理論ね。『空間歪曲理論』ってやつ」


 言いながら、まっさらな紙にマジックで2つの点を描く。


「この点は平面、つまり二次元的には離れてるけど」


 パタンとその点をくっつけるように折りたたむ。


「こうすると立体、三次元的に見ればくっついてる。要するにこの点と点を繋いで行き来出来れば、主観の平面では遠い場所でも立体ではすぐに移動出来るって考えね。細かい理論は判らないけどね」


 徹がそういうもんなのか~?とやる気無くぼやく反対では、神妙な表情でうんうんと頷くかすみちゃんが居る。本当に良いオイルと悪いオイルを使った兄弟みたいだな。


「そういった理論を見つけたけど、まぁそこまでよね。一般学生の私じゃ実験する設備も無ければ何していいかもサッパリだし。凄い学者さんに縁があるわけでもなし」


 おてあげーっと天を仰いで束ねた紙を背後の机へと放り投げた。


「ドンナモンティさんさえ居れば……」


 かすみちゃんが悔しそうにもらす。博士の娘ってそういう名前だったのか……。確かにあの博士が居たら即解決しそうなくらい有能だ。今度二巻を借りてみよう。


「で、よ。こんな不甲斐ない兄妹のため、特別相談役としてかすみんを召集と相成りました。では先生、宜しくお願いします!」


 わー

 ぱちぱちぱち


 ズレかけた思考が戻される。議長は有能なようだ。おほん。と演技がかった咳払いを挟んでかすみちゃんが姿勢を正して喋り始める。


「ご紹介に預かりました、平屋かすみです。この度は総司さんのご依頼の品と合わせて、他の方法も探ってきました。まずは……えーっとこの部屋で出来そうなのは……と」


 ゴソゴソと横に置いたみかんのダンボールを漁り出すかすみちゃん。うん、思ってたんだよね。なんだろうって。リストアップした紙を入れるだけにしてはでかすぎるし。というか何て言った?この部屋で出来そう?出来無そうなのとかもあるの?イケニエとか?


「まずはこれからかな?」


 ドスンと梅酒とかを仕込む時に使うようなガラス製の瓶が机の上に置かれる。中身が良く判らないくらい濁っていて、透明度は0に近い。それでも目を凝らして良く見てみると内側の壁にへばり付くように爬虫類の足のような物がかろうじて見えた。


「こちらが、えーっと……『幽体離脱促進の魔女薬』だそうです。ちょっと素材が手に入らなかった分に関しては似たような物で代用しましたが、調べた手順通りに精製してあります」


 瓶に貼り付けたメモ用紙の内容を読み上げるかすみちゃん。どこで調べたらそんな代物のレシピが出てくるんだよ……。


「そ、総司。お前かすみに何頼んだんだよ!?」

「俺が依頼したのはリストアップだ。これは俺じゃない!」


 妹の発言にたまらず跳ね起きてきた徹に釘を刺す。断じて俺はこんな物を頼んでない。


「『幽体離脱した魂は世界を自由に飛び回り、時間が切れると魔王の元へと捧げられる』だそうです。魔王のとこに行く辺りが似てるかな、と。ささ、どうぞ一献」

「かすみん! 捧げられちゃ駄目! それは駄目、NOよ!」


 開封しようとするかすちゃんを真由が慌てて止めていた。というか聞いた内容だと召還じゃなくて昇天だろうと思う。


「そうですか……マンドラゴラとか良く判らない材料をお野菜で代用したので、味見したら野菜スープみたいで美味しかったんですけどね」


 ……味見したんだ。魔王の元に行かなくて良かったよ。というか、その時点で効いてないじゃんと、心でツッコム。


「では、次はこちらですね。お兄ちゃんそっち持って?」


 今度はテーブルクロスのような布を出してきた。徹に反対側を持たせて、バサっと机の上を覆っていく。真っ白な布地にいわゆる『魔法陣』が書いてある。


 お?今回はまとも……?いや、この魔法陣自体の出所はどこだ?アルテミアでも見たことの無い緻密で綺麗なデザインだ。


「かすみちゃん、これは?」

「こちらは、異世界『浮島の世界』に渡った勇者がこちらに戻る際に渡されたとされる魔法陣の写しで、今回特別に送って頂きました。効果は『異世界に戻る』だそうです」

「「はぁ?!」」


 俺と真由の声が見事にハモる。


 な、なんだって……浮島の世界って、まんまアルテミアじゃないか!先代さんか誰かが地球の人で、その人とかすみちゃんが偶然知り合い?というかこれ、まさに当たりじゃないか!


「か、かすみちゃん……どこでこれを?」

「『浮島漫遊記』の作者『ヨイノヨイチ』さんが設定小道具作成に凝った方でして。メールのやり取りで交友があったので、今回思い切って頼んでみたら貸して頂けました!」


 フィクションかーい!


「ささ、総司さん。魔法陣の上に」

「本気ですか?」


 思わず敬語になってしまう。さすがにこれは可能性としては低いような……。


「かすみちゃん……さすがに架空の魔法陣ってのは発動しないかと思うけど?」

「でも、もしかしたら本当にあった魔法陣を元に作られた物かもしれませんよ?」


 さも当然といった感じで、不思議そうな表情で聞き返してくるかすみちゃん。何でそういう風に貴方が言うの?って顔で。あー……そういう事か。ようやく、暴走かすみちゃんの根本が見えた気がした。


 確かに、生で体験してきた俺がアルテミアでの出来事を自伝として書いた所で事情を知らない人には所詮『空想』だ。では、事情を知っている人ならどうだろう。俺が本当に体験した事と信じている人には、俺の話は『現実』だ。


 かすみちゃんの思考はこうだろう。


 俺という存在を全面的に肯定する事で、異世界へ召還される可能性を肯定。そして現在の俺を踏まえて、異世界からの帰還の可能性を肯定。そこで、他にも帰ってきた人が居たならどうするか?と考えた。実際俺は就業で苦労をした。金を稼ぐにはどうしたらいいか?自分の持ってる物で乗り切るしかない。身体や頭脳や記憶。『自伝』を本にして売り物にしてる奴が居る可能性を見出したんだろう。


 普通、徹のように一笑に付すような俺の与太話を本気で信じてくれているのだ。だからさっきのような、何故当事者である貴方がそう言うの?という疑問を投げかけてきたのだろう。これはちゃんと確かめておかないと。


「かすみちゃん、1つだけいいかな?」

「何ですか?」


 くりん、と可愛らしく首をかしげてこちらを見てくる。


「この作者さんが『帰還者』の可能性は高いのかい?」


 カマかけ上等。『帰還者』って言葉も今思いついた造語だがなんとなく伝わるだろう。さてどう答えてくるか。俺の推論と違って、こじらせただけの子なのかもしれないが。


「『きかんしゃ』?汽車ですか?」


 斜め上に吹っ飛んだ。いや、まぁ伝わらないよね。


「いやそっちじゃなくて、今考えた造語なんだけど……要するにこっちの世界に戻って来た人、帰還した人って意味ね」

「あ~、そういう意味ですか。勿論、可能性が高そうな順番で連絡を試みてますよ?この方はさっきも言ったように、まるで見てきたような緻密な造形の小物作りで有名ですからね。細工の腕も歳の割にはチートだと評判です。生産系のチートとか定番中の定番ですからね!」


 得意げに語るかすみちゃん。ドヤ顔可愛い。予想の確認が取れたので、誠心誠意の土下座謝罪開始である。


「正直痛い子だと思ってました。すいません」

「痛い子? 私が? え、なんで土下座?」


 疑問符一杯のかすみちゃんに、他の『帰還者』の可能性についてさっき気がついたと告げると顔を真っ赤にして慌て始めた。


「じゃじゃじゃ、じゃあ私だけが真面目に取り組んでない『空想』と『現実』の見境の無い痛い子だと思われてたんですか!? 心外です!」

「ごめん、私も気がついてなくて、ちょ~っとだけ思ってた。反省」


 話の流れから真由も俺の横で土下座に加わり、坂上兄妹土下座外交の始りである。


「真由ちゃんまで……」


 徹は道を踏み外したかと心配してた妹が大丈夫だったと安心したようで、そこに気がつくとは流石我が妹、と頷いている。多分、よく分かってない。


「真由ちゃんの話は最初から信じてたのに……総司さんが帰ってきてからお話聞いて、リストアップの件を頼まれたから当然気がついてると思ってたのに……」


 今までに見たことがないくらいションボリして、部屋の隅でいじけるかすみちゃんを宥め続けて、記念すべき第一回目の会議は時間切れとなったのであった。





 翌日の夜、緊急開催の会議で改めて昨日の続きを試してみる事になった。


「では、このメモに書いてある呪文を読み上げて下さいね」

「おう、任せとけ!」


 机を部屋の端に追いやって、床に直接魔法陣クロスを設置してその上に立つ。一応、服も着替えてタキシード、指輪もちゃんと首から下げておく。深呼吸してからメモに書かれた呪文を読み上げる。


「時空の神よ、我が願い聞き届け給え!望郷の大地、天に舞う幻想の大陸へと我を誘い給え!我は帰還を願う者なり。汝の施しにより、その権限を与えられし者なり。我が名は勇者グレイの代行者、勇者ソウジ!」


 しーん。


 ちょっと……いや、かなり恥ずかしい。徹が笑いを堪えてるのが視界の隅に入る。勿論魔法陣は何も反応していない。


「ん~、やっぱり架空の物なんですかね~?」


 かすみちゃんが呪文のメモを見ながら間違ってないか確認している。ミスが無い事を確かめてから机を戻して所定の位置にそれぞれ座りなおす。


「やっぱりさ~……着眼点は良いんだけどこういうのじゃない気がするな」

「と言うと?」


 カフェオレの入ったコップを傾けながら真由が口を開いた。


「あにぃの他にそういう人が居るって着眼点はOK。可能性は十分にあると思うよ? でも、その人がそういった手段を見ず知らずの人に簡単に開示するかって話よね」

「まぁ普通はしないわな」

「でしょ? まずは本当に『帰還者』なのかの裏取りからしないと意味ないよ」

「裏取りって言ってもなぁ。直接会って『本物ですか?』って聞くしかないか?」

「それで『はい、そうです』って言ってくれればいいけどね。あ、そうか。勇者なら嘘つけないからいけるかも?」

「同じ神様が担当ならな。違う神様の可能性とか全然違う術って線もあるぞ?」

「むぅ。万が一本物に会えてもそれじゃ見分け付かないじゃない」


 んー、残念ながらふりだしに戻った気がする。


「ごめんなさい。もしかしたら本当に使える物があるかもしれないって考えて舞い上がってました……普通そうですよね」

「いや、まぁかすみちゃんだけじゃなく俺も舞い上がってたしな。そもそも他にも居る可能性に気がついただけで一歩前進でしょ」


 しょんぼりモードのかすみちゃんにフォローを入れておく。手伝って貰ってるこっちが申し訳なくなる。


「つうかさ~、総司がこんだけ色々やってるのにあっちから何もしてこないってのはどうなんだ? あちらさんは出来るんだろ? そういうの」


 暇なのか珍しく徹が参加してくる。そこも問題なんだよなぁ……。


「言う通り、そこは考えどこなんだよな……可能性としてはいくつかあるけど」

「ほうほう、言うてみ?」

「一つ。俺が自分の意思で帰ったと信じて、そういう行動をしていない」

「それが一番濃厚よね~。アリスさんが上手いことやっちゃった感じで」

「あのお姫さんは、そういう工作は得意だったしな」


 言いながら、高笑いを上げる姿を想像してしまい、ちょっとイライラした。


「で、他は?」

「二つ。『勇者召還』出来ないトラブルが発生している可能性。エネルギー切れとか必要な材料が無いとかね」

「ああ、呼びたいけど出来ないって感じか」

「そうそう」


 『神剣』が寝てると出来ないとか『触媒』の候補が居ないとかそういう可能性だ。


「んで三つ目。一回呼んで帰したらもう呼べないとか関われないって制限されてる可能性」

「あ~、ありそうですね」

「もしそうなら完全にアウトだから、無い事を祈りたいんだがな」


 気がついて無いならアリスが気紛れで白状すれば解決。材料が無いなら揃った時点で呼んでくれるかもしれない。しかし制限されてるならお手上げ。まぁ、どれも可能性の話であって他の原因があるのかもしれないけど。


「何にせよ、あっちからアクセスが無い理由は判断出来ないんだよ」

「なるほどね~。ちなみに、聞きたいんだけど総司があっちに戻りたい目的って何だ?」


 唐突にされた違う角度の質問にちょっと戸惑う。目的?どうしてそんな事を聞くんだろう。


「目的って、そりゃあっちの人に会いたいからに決まってる」

「あっちにどうしても戻りたいって訳じゃないのか。てっきり戻る事が目的だと思ってたわ。会うのが目的なら逆に会いたい人にこっちに来て貰えばいいんじゃね? どうやるか分からんけど」

「おお? その発想は無かった」

「徹さん、案外いいとこつくわね。採用」

「発想の逆転でやつだ。さすが俺」


 ふふ~んと気取る徹にはムカつくが、これは意外な収穫。予想外の伏兵により今後の方針に「逆に召還」という項目を加える事にする。ちょっと引いた位置で先入観が無かったのかな。俺が向こうに行く事に拘りすぎてた気がする。


「じゃあ、今後について纏めるわね。研究項目は『向こうへ行く方法』『こっちへ呼ぶ方法』『帰還者の捜索』の三点。それぞれ担当は、かすみんは『帰還者』関係へのコンタクトがメイン。私とあにぃは引き続き『召還関係』の情報収集と検証。徹さんは、送迎兼ツッコミ役ね」

「了解!」

「頑張ります!」

「あいよー」


 最後に議長によるまとめが入り、会議は終了した。割と実のある内容となった気がする。選択肢が増えただけで、手段については前途多難な事には違い無いのだが。

「あにぃ、何ニヤニヤしてんの?」

「妹その2は可愛いなぁと思・・・ウワヤメロナニヲスル」



 お読み頂き誠に有難う御座います。


 もしお気に召して頂けましたら、ブックマークだけでもして頂けると励みになります。感想も書いて頂ければ舞い上がります。


 お時間御座いましたら是非お願い致します。

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