表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

なつの夕凪短編集

放課後ガールズトークこっそり聞いてみない?

作者: なつの夕凪
掲載日:2026/06/28


「男子って一日に一時間くらいおっぱいのこと考えてるらしい」


「え、そんなに?」


「……まさに変態」


「いや、女子も考えるでしょ。今日はフィット感イマイチだなとか、汗ばんでるなとか」


「確かに」


「日によってサイズ変わるの、なんなんだろ」


「えっ? なにそれ? 変わらないけど」


「持てる者だけに起きる現象だから」


「……つまり私は持ってないってことかぁぁぁ!?」


「うん、持ってないってことだ」


「おい、慰めろよ」


「やだよ、めんどい」


「今までジャストフィットなブラに出会えたことない」


「え? ちゃんとフィッティングしてもらえばあるでしょ」


「収まりはする。でも苦しい」


「わかるけど、何も着けないわけにはいかんやん」


「うん……ブラなしだと痛くて走れないし」


「えっ? 普通に走れるよ?」


「お前、うそだろ?」


「全然平気、あはははは」


「あ、泣かせた」


「パワハラ……いや、ブラハラ」


「大きければいいってものでもないでしょ」


「それ、大きい人しか言わないやつな」


「え〜? でもブラウスの浮きとか隙間とか気になるし」


()()()は浮かないので」


「私たちいうな、違うから」


「仲間だろ」


「ちゃうわ」


「てか左だけ成長してるんだけど?」


「えっ?」


「左右対称じゃないでしょ?」


「……そうだけど、結構差があるんだよね」


「そのうち揃うだろ?」


「もう成長期終わりそうなんだけど」


「二十二歳くらいまで育つらしい、SNS調べ」


「……人による。中学から変わらん子もいるし」


「諦めるのはまだ早い! これからだ!」


「そう思い続けて三年」


「……なんかごめん」


「気にしない。でもラテ奢って」


「糖分で太るぞ?」


「……太れば胸にもつくはず」


「そうはならんって知ってるだろ」


「うん……なんでお腹ばっかりポニョるんだろ」


「胸にいく子もいる」


「ずるくない?」


「ずるい。でもどうしようもない」


「結局、でかいほうが勝ち?」


「男子も女子も大きいほうが勝ち」


「ん? 男子が大きい?」


「それ以上考えるな。嫁に行けなくなる」


「その前に彼氏でしょ」


「彼氏無理だろ」


「女子校だからねぇ」


「しかも幼児舎から」


「バイト禁止だし、男子と話す機会がない」


「パパとか弟とかいるだろ」


「それ家族な」


「女しか知らん」


「女もわからん」


「男子って生き物がドラゴンくらい謎」


「なんでドラゴン?」


「男はみんなドラゴン」


「どの辺が?」


「すまん、適当なこと言った」


「知ってる」


「そろそろ帰ろ。スタイルバッハに寄る?」


「お前、ラテ奢らせる気か?」


「うん、そのつもり」


「みんなも行く?」


「行きまーす」


「ゴチよろ!」


「全員は奢らねーよ!」


「デカいのにケチ」


「関係ないだろ!」


「……ん?」


「どうした?」


「誰かが聞いてた気がする」


「気のせいだろ、行こ行こ」


「ほーい」



お越しいただき誠にありがとうございます。


お時間がございましたら「ブックマーク」「いいね」「評価」「誤字修正」「感想」「ご意見」など頂けましたら幸いです。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
あぁあぁぁ……持てるものへの疑問を全部お答えできるので、お伝えしてあげたくなる……笑
 所々に妙なリアルが混じる辺りに本質を問うているのか、物言わぬ少女に質が物を言うと怒る少女は、揺れる心を胸に秘めているのでしょうね。(笑)
そんなに考えねえっ! …………………………ないよ? 多分。 ポーニョポニョポニョおなかポニョ 脂が溜まって膨らんだ ポーニョポニョポニョおなかポニョ まんまる おなかの女の子 ヤバい。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ