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第2話 フラグ建築士1級でいいよね?

気がついたら牢屋にぶち込まれた冴三朗です。

あれから大きな歓声が何度か聞こえてきて結構ビビっていたら、衛兵2人組が来た。


「tmgjatqmp!」

「はい!?なんて?」

「apmgmgdpdht!gmptpjgmgtagm!」

「mdtj!」

あら?1人がどっか行った・・・・

「agmpjtwgmgdptdgwet」

てか、異世界言語は貰えないの!?意思疎通が出来んとか中々ハード仕様じゃね?

あ、衛兵が戻ってきた

あ、入ってきてなんか手に持ってる

ん?なんだこれ? 


「え?え?なんで取り押さえると!?

なんか怖いし!」


左耳引っ張らんでよ!?もしかしてそれピアス!?

ピアッサーみたいなの無いの??


「ちょ、ちょっと待って!ねぇ!ちょっと!

あっーーーーーーーー!」


ピアスとか付けた事がないのに無理矢理ピアスで穴開けられてめっちゃ痛い!


「おい、分かるか!」

「あれ?言葉が分かる・・・・」

「お前は異世界人か?」

「はい、分かります・・・・えっと何故に牢屋に?」

「そりゃぁ、不審者が居たら捕まえるだろ?それに謎の言葉を言っていたし、なんかアヘ顔してキモかったからな」


あっ・・・・アヘ顔してあんな発言したら捕まるわ!


「まぁ、これから頑張れ」

「はい!?何が!?」

「名前は?」

「冴三朗です。」

「ん?」

「あー、サブでいいです。」

「サブね・・・俺はモーラスだ。よろしく。それと、闘技者になるけど死ぬなよ〜」

「はい!?初耳なんですけど!?」

「そりゃぁ、今言ったからな」



あれから、あれよこれよとしている内に闘技者としてデビュー戦を飾り、人間や魔獣と数えきれないぐらい戦いそして、死にかけの日々を送って気がつくと、はや4年という時間が流れた。


「あー、地球に帰りたい!もー戦い嫌だ!」

「サブ師匠!どーしたん?」

「ナターコか・・・いやホームシックだよ」

「ほーむしっくぅ?ふーん?まぁいいや」


はぁ、この4年戦って死にかけては戦っての繰り返しの毎日。おかげでもう魔獣や人を殺しても何も思わなくなってしまった。


「はぁー、帰りたい!」

ん?あ、モーラスだ。

「サブ!ご指名だ!」

「誰?ここの太客の1人だよ」

「行かないとダメ?」

「首が飛んでもいいなら良いぞ?」

「案内して〜」


モーラスに牢屋から出してもらい階段を降りる。降りる!?


「モーラス・・・・階段降りるの!?」

「あぁ、みたいだぞ」


そーいえば、こっちの世界に来た原因?みたいなのも階段だったよなぁー。確か、躓いたんだよなぁ〜とか思いながら降りていると・・・


「おい!サブ!」


「お?お?おろろ?」


フラグ建てたわ!もうフラグ建築士になろう!


はい、1段の間に2回連続躓くと!


ただいま!ジャパン!さようなら!異世界!


「痛い!!」


床に目の前に広がっているよ!

多分、あん時に躓いてから倒れ込んだ状態かな???


なんか、嫌なタイミングで戻ってこれたな!

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