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何しに来たんだろ

はじめまして


おおざっぱな粗筋だけ決めて書きはじめたのですが、早い段階で別の方向に行ってしまい諦めて思いつきで書いています。


残念ながら文章も拙いですし、話が雑です。

世に出して良いのか迷ったのですが、捨てるのも偲びなくて上げました。


それでもよろしければ読んでください。


一章該当部が終わるまでは、執筆を優先したいので感想欄は閉鎖しようと思っています。


25部分まで書いてから、1話~4話を書き直しました。

「死ねよ」


悪意が膨らんだと思ったら、その言葉と同時に腕を針で刺された。


◆◇◆


「失礼するよ。白爵」


そう言って病院のベッドで寝ていた俺を起こしたのは男の捜査官で、胸章を見るとバライ-リュウホウ銀爵。

リュウホウは国の名前にもなっている、王族の姓で魔眼持ちの一族。その眼が警察か司法の職に役立てばその任に就く。

現在、王族が司法権、警察権、軍事権を持っているからだ。もっとも立法府にも議席を持ち、外務大臣は前副王だった。

だから直系でなくても役立つ魔眼を持っていれば王族に迎える。我が国の魔眼持ちは、王族の血を引いていると家系図や魔眼で確認が出来るらしいから抵抗はないのだろう。

実の祖母の曾祖父がリュウホウの姓を持つ俺も捜査官や裁判官に成るには向かないが魔眼を持っている。


「はい。大丈夫です」


そう言ってから身体を起こし挨拶を交わしてから、もう一人入って来た気配の方に目線を向けると、キラキラオーラを出したゆるふわな美少女がいた。起こしてくれるならこの娘の方が良かった。なぜか肩に俺の使い魔さんの文鳥が止まっている。


「あんまり見てやるな。まもなく白爵が貰える。私の妹だ」


美少女に目を向けたのに、銀爵から言葉が帰ってきた。

爵位を持っている者は身分証の胸章を着けるのが奨励されているから、名前を確認したくて胸章があるはずの所を凝視してしまった。おっぱいを見ていたわけじゃない。


「おめでとうございます」


「ありがとうございます。あるじさん」


あるじは使い魔さんが俺を念話で話しかけるときの呼びかただ。


『エアちゃん。お姫さんと話したの?』


エアちゃんが俺に向かい飛んで来たので、止まれるように指を出した。


『うん。仲良し』


「はい、仲良しさんになりました」


「ほう。使い魔とは念話で会話をしたのか。妹よ念話での会話が分かったのか?」 


「はい、エアちゃんの話しは分かります」


「いや、会話は分かったのかと。まあ良い。カサヲム君。妹と念話で話しかけてくれ」


この人達は、何しにここに来たんだ。


「使い魔とも契約しないと話せないです。使い魔契約をするのですか?」


「何を馬鹿なことを言っている。そのまま念で話せと言っている」


人とは念話をしたことが無い。

契約しないと念話は使えないことを教えてやったのに。


『今日は何しに来たんですか?事件のことではないのですか?』

『幼名はどんな恥ずかしい名前ですか?』


爵位を貰ったときに改名する。だから早く爵位が貰えるようにと願をかけ恥ずかしい幼名を付ける。

無視されているわけではない。まず繋がりを感じない。

エアちゃんの念話だけ分かるのか?


「伝わってないようです」

バライ銀爵に伝える


「そうか。カサヲム君ありがとう。今日は帰るか。それでは失礼するよ」


「はい。それでは失礼します。エアちゃん、またね」


「はい。お疲れ様でした」


『バイバイ』



「エアちゃん。あの人達は何しに来たんだろ?」


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魔法具は魔法使い専用。

魔法を発現しやすくする法具で、無くても魔法は使えます。

昔は杖が一般的でしたが、近年になって小型化や魔力を補う魔石を入れて使う魔法具が開発されました。

他に特定の魔法のみが使える限定型が有ります。

魔道具は魔法が使えない人も使えます。

主人公は魔法具や魔道具を製作する魔工学校の高等課程に進んだ学生です。

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