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多田氷雨の作品集

貴女は全く。

作者: 多田氷雨



はあ。



貴女はほんと、僕の腕のなかに居てくれない人だ。


気まぐれにくっついてきたかと思えば、抱きしめようとするとするりと僕の腕から逃げてゆく。


まるで猫のような僕の愛しい人よ。



はあ。



窓向こうの満月を見上げながら君想い、溜め息つく。


落ち着きのない貴女。


僕の愛しい人よ。


貴女は今、何処に居るのでしょうか…?



歪な形をした月が、やわらかな灯りを揺らめかせる。


ゆらゆら…と、闇を揺らす。



はあ。



僕の愛しい人よ。


貴女は全く…







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― 新着の感想 ―
[良い点] きみ♡☆彡 キャアァァァァー……!!!!!!!♡(*´Д`*)(//∇//)☆彡
[良い点] はぁ、とため息をつきながらも、愛し合ってる雰囲気が伝わってきて、幸せな気持ちになれます!! きっと相思相愛なのでしょうね〜(*´∇`*)
[良い点] 『はあ。』って、溜息…… 同じ言葉、同じ文字はよく使われる ため息の はあ。なのに(/ω\) なぜだろう? ここで書かれた溜息には 優しい笑顔でため息をつき愛に溢れるひとの姿が、 ゆらっと…
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