ぐきゅるるるる きゅるるるる なるなる
ぽとぽと ぽとと。ぱたぱた ぱたた。ひゅるり ひゅうひゅう。あめのおと かぜのおと。
もふもふはむすたぁ のおうじさまが はっぱの おやどで すうぴぃ すうぴぃ ねています。
ぽとぽと ぽとぽと。ぽ …… と た た た。
とぉぉぉん。
し …… ん。
ひとしずく おちて あめが やみました。
ぴかぴかの あさが きました。しろい くもから うまれたような ことりが ぴぴぴ ちゅちゅちゅ とんでいます。
ふええ。ふええ。くすんくすん。
はっぱのおやどで もふもふはむすたぁ の おうじさまが こわいゆめを みていました。
こわいよぉ こわいよぉ くすん えぐえぐ。こっちに こないでぇ
ぎゃぉぉぉす!
おーほほほほ!
ぶひぶひぶひ!
ぐぎゅるるるるぅ ぐきゅるるるるぅ ぐきゅるるるるぅ
はらへった おなかすいた ごはん ごはん
ゆめのなか で あの かいじゅう が はらへった と おうじさまのほうに むかって くるのです。
ぐきゅるるるるぅ ぐきゅるるるるぅ ぐきゅるるるるぅ
へんなおと きこえるよぉ こわいよぉ こわいよぉ すぐちかく に きているよぉ
ぐきゅるるるるぅ ぐきゅるるるるぅ ぐきゅるるるるぅ!!
はう!…… …… ぼくの おなかの おとでちた。
はっぱ の おやどのなか いっぱい に ひろがる おとで めがさめた おうじさま。
しとしと ぬれてる はっぱから てちてち そとに でました。
ぐきゅるるるるぅ。
おおきく おおきく なりました。きゅうと ほっぺを おさえて とりだす のこした おだんごの かけら を はむはむ。
ちいさな かけらを ゆっくり たべていると。
すんすん。あめあがりの かぜが ふうわ ふうわ。
あまい においが ちまち。
きょろきょろとする おうじさま。するとちかくに またまた くさのつる が ぶうら ぶうら うえから さがっています。
すんすん。あまいにおいは そのうえから ながれてきています。
よじよじ よじよじ のぼる のぼるよ
もふもふはむすたぁ の おうじさま。
のぼるのでち! うえから いいにおい が するでち!
ぐぎゅるるるぅ ぐぎゅるるるぅ ぐぎゅるるるぅ!!
おなかのむし が のぼれ のぼれ とめいれい します。
のぼる のぼるよ おうじさま。たどりついた さきに あったのは。
あかい あかい くさいちご。あさひを あびて きらきら。
あまい あまい かおりが ぷんぷん。
ですが。
ふぇえ?! くさのみ でちぃ。
もふもふはむすたぁ の おうじさまは
ががががーん!