今回の仕事~打ち合わせ
「じゃあ、あたいから説明するぜ。いいな。」
そう前置き、全員の了解を取ってから、説明するBJ。
「『偽造免罪符』を売ってる『犯人』なら、分かってるさ。『裏社会』じゃ、有名だしな。」
「本当か! なら、何故逮捕に至らない。官憲だって、追いかけているだろう。」
「そりゃ、『犯人』が、並みの奴じゃないからな。」
「勿体つけずに、白状しなさい。『犯人』は、誰……ひょっとして、『組織』か。」
「いいカンしてるな。相棒。『犯人』は、他ならぬ『犯罪コンシェルジュ』さ。」
「成程、それ程大規模な『組織』であれば、おいそれと手は出せない。摘発しようとしても、『トカゲ』の様に『尻尾切り』で、逃げられるのが、オチだ。そう言う事だな、BJ。」
「ああ。しかも、王都の官憲共は、『賄賂』で骨抜きさ。それが、通じない奴は……。」
立てた親指で、喉をかき切る仕草をするBJだった。
「しかし、これは『枢機卿』に恩を売るまたとないチャンスだ。協力して貰えないか。」
「まぁ、相棒の頼みじゃあ、断れねぇな。」
「当然ですわ。わたくしも乗りましょう。ウィル。」
「オレもついてくぜ。ウィル。」
「ありがとう、みんな。」
* * *
次回予告
第82話 捜査
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