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『石化解除』

 こうして、再び覚醒した時、石製の寝台に寝かされていた。勿論、『石化解除』済みだ。

「お目覚めですか。ユーロック様。」

 声の主は、司祭の法衣を身に着けた若い男だ。彼は、ハンドベルを鳴らして、神殿付きの従僕を呼びつける。この間、試しに、指先、足先から少しずつ動かしていく。

「ウィリアム・ユーロック様が、お目覚めです。お連れの方々に連絡してください。」

 指示を復唱し、すっ飛んで行く従僕。

「貴公に、礼を言いたいのだが、名前すら知らないのだ。何と呼べばよいのかな。」

 問題なさそうなので、膝を立てて腹筋運動をするかのように、身体を起こす。

「ディーコン司祭補佐です。ユーロック様。」

「本当に、世話になった。ありがとう、ディーコン司祭補佐。で、私の事は、ウィルで構わないよ。」

「そうですか。では、ウィル。何か身体に異常はありませんか。」

「特に問題なさそうだ。1つ、聞きたい事がある。私は、どれだけの期間眠っていたのかな。」

「分かりかねます。と言うのも、先程『枢機卿』猊下が、ウィルの『石化解除』を済ませました。その際に、お目覚めになるまで、世話をする様言いつかりました。」

「そうか、では連れが来るまでの暇つぶしと思って、2つほど疑問に答えてくれないか。」

「はい。可能な限りで、宜しければ。」


 * * * 



次回予告

第76話 司祭補佐

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