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嘆願と紹介状

 この後が、大変だった。

「どうしてだ! どうしてこうなったぁっ! ウィル!」

 号泣する父上を、なだめすかしながらの会話は、大変だった。

「父上、申し訳ございません。『バジリスク』を退治しました。が、その際にしくじりました。で、1つお願いがあります、父上。」

「分かってる。『ブラック・クイーン城』の『大司教』猊下に、『石化解除』の嘆願をするのだろう。ウィル。」

「いいえ。『大司教』猊下では、『石化解除』を使えません。王都の『枢機卿』猊下に、嘆願するしかありません、父上。」

「分かった。『紹介状』を書いて貰える様、取り計らう。大丈夫だ。必ず助けるぞ、ウィル。」

 こうして、私の王都行きが、決まった。


 * * * 



次回予告

第74話 王都まで

ご愛読ありがとうございます。

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