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『バジリスク戦』~噛まれた!

 この期に及んで、プレートメイルを『脱ぐ』と言う選択肢はない。

 そんな『隙だらけ』の動きをすれば、『噛んで下さい』と言わんばかりだ。

「気を付けろ! BJ!」

 ここで、方向転換し、BJへと走る『奴』。多数の敵と闘う時は、1対1になる様に、状況をコントロールする。定石通りじゃないか……

「ちげぇぞぉっ! オレがいるぜ!」

「突出し過ぎた! アム!」

 先端を斬られた尻尾を振るう『奴』。

「ちっ。」

 返り血を、戦斧で防ぐアム。だが、迂闊に接近できない。牽制としては、十分だ。

「だが、十分だ。私が、BJと合流する『時間稼ぎ』には、十分だ。」

「相棒! 気をつけな。」

「分かってる……おっと。」

 またも、すぼめた口から、『血』を吹き出す『奴』。当然、盾で防ぐ。

 右足首に、噛みつかんとする『奴』。やはり、そう来たか。ならば……

「相棒ぉぉぉっ!」

 右足首を噛まれたところで、(五角形の)盾を手放して落す。更に……


 * * * 



次回予告

第72話 『バジリスク戦』~決着!

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