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『バジリスク戦』~不意討ち!
ここで、追跡中の2名に、視点をずらす。
「どのアタリだ?」
と言う目で、BJを見るアム。
「この先に、昨日『足跡もろとも匂いが途絶えた場所』がある。と言ってもまだ先だ。」
と言う目で、アムを見るBJ。
「随分、器用な目だな。そんな事できんのかよ。」
などと言う無意味な指摘をする者などこの世界に存在しない。
「そもそも、『足跡もろとも匂いが途絶えた場所』など報告済みだ。今更話した訳じゃない。」
などと言う無意味な指摘に事実を被せる者などこの世界に存在しない。
「……?」
急に立ち止まり、訝しむアム。しきりに地面の、その奥の匂いを嗅ぐ。
「どうかしたのか?」
そう、問いたげなBJ。
土が、はぜるように、土中から吹き飛んだ。それと一緒に飛び出した『バジリスク』だった。
* * *
次回予告
第65話 『バジリスク戦』~『バックトラック』だ!
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