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作戦会議~索敵

「へぇ……こんな簡単に、砦に入れて貰えるんだ。すげぇな。相棒。」

「ここなら、守りも堅いし、拠点にはうってつけですわね。ウィル。」

「ノジュクしなくてすんだ。グッジョブだぜ。ウィル。」

「『黒龍騎士団領』、とりわけ『背骨山脈』には、約30の砦がある。その内、どの砦の近くで、見つかったのか、その情報も含めて父上の協力あったればこそだ。勘違いするな。」

「ははぁーーっ。」

 演技臭ふんだんの礼をする一同だった。『主従関係ごっこ』でもしたいのか……

 そこで、机上に地図を広げ、マーカーを置く。

「ここが、第13砦だ。今晩は、北側を索敵する。手はずを確認するぞ。BJは、今回の作戦の要だぞ。『石化』した『草』から『匂い』を辿れ。」

「任せろ。あたいを誰だと思っている。相棒。」

「念の為、語っておくが、『バジリスク』は、『接触』する事で、『石化』させる事が可能だ。が、『石化』させる/させないを『選択可能』らしい。」

「おや? そんじゃ、何で踏んづけた『草』を『石化』させたんだ。喰う訳じゃないんだろ。」

「その『疑問』に対する答えは、恐らくになる。が、確度は結構高いと思う。現場を確認すれば、もっと確実に、答えに到達可能だ。で、何故だか分かるか。」

「わからない。おしえてくれよぉ。ウィル。」

「私の考えは、こうだ。『その場所で、動物を石化させて食べた。踏んだ草もうっかり石化させてしまった。』こんなものかな。」

 一同の手を打つ音が、「ポン!」と、唱和ハモったした。

「つまり、その場所には、『バジリスク』の『食べかす』……石ころが落ちている訳ですわね。」

「そう、それが、この『疑問』の『答え合わせ』になるだろう。」

「流石、相棒。そんなに色んな事まで、考えてたのかよ。」

「オレには、まねできない。ウィルとくんで、よかった。」

「そして、パリー。ここに、フクロウを1羽用意した。」

 鳥籠の中で、寝息を立てている梟が1羽いる。これは、山登りをする際に、捕まえた物だ。

「問題ありませんわ。梟に『感覚共有』をかけた上、『精神操作』し『偵察』させますわ。」

 そう、その『魔法』なら梟が、見聞きした情報を、術者の脳に転写可能だ。『偵察』にうってつけの『魔法』と言える。今回は、夜間である事に鑑み、梟を使う。

「地上と、空、二か所からの索敵で、『バジリスク』を発見し、討伐する! いいな。」

「おおぉーーっ!」


 * * * 



次回予告

第59話 発見! 『石化』した『草』

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