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次の仕事~『バジリスク』

 全員からの承諾を得た所で、机上に地図を広げた。そして、話しを始める。

「これから話す情報は、『守秘義務』……決して口外してはならない。『重要』な情報だ。心して聞いて欲しい。いいな、一同。」

 全員からの承諾を得た所で、続きを話す。

「まず、この情報元は、『黒龍騎士団』だ。よって、目撃者は、騎士団に限定されている。で、目撃されたのは、『バジリスク』だ。」

「大物ですわね。で、『バジリスク』を『狩る《ハント》』訳ですわね。ウィル。」

「そのつもりだ。が、その前に、『バジリスク』とは何なのか、説明して欲しい。この面子全員にも、理解できるようにな、パリー。」

「かしこまりぃ。では、『バジリスク』ですが、かなぁり『強い魔物』ですわ。大きさは、成体で牛程度、外見はトカゲ、で、『特殊能力』も盛り沢山ですわ。」

 実家で、呼んだ図鑑によれば、前世のTVで見たコモドドラゴンに、そっくりだったな。

「硬い鱗は鋼鉄の如し、岩をも噛み砕く大顎、そして、何より……」

「何だい、勿体着けんなよ。雌狐。」

「最大の『能力』は、『石化』ですわ。これは、『生物』にのみ有効で、如何なる『生物』でも瞬時に、『石』にする事ができますの。奴は、『石化』させた『生物』を食すそうです。」

「ウゲ、防ぐ手は無いのかよ。」

「これは、『接触』が必要ですわね。それ以外は、『抵抗力』次第と言う所ですわ。ちなみに、踏んづけた『草』も『石化』させますが、『動物』を『石化』させた物を好むそうね。」

「フン! キンゾク、セキカできないなら、たたっきるだけ。」


 * * * 



次回予告

第55話 次の仕事~『サーチ・アンド・デストロイ』

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