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本番~一件落着

「ばっ……バカな!」

「はーい、待ってたよぉ。『リロイ・ブラウン』。」

 奴の足を止めたのは、『待ち伏せ部隊』だった。

「当然だろう。『廃砦』に、全ての兵を集めていた訳じゃない。山林で、斥候をしていた者達を、帰り道に待機させたんだ。お前らが、『廃砦』に、入った後でな。」

 流石に、長弓を多数構えた『待ち伏せ部隊』の目の前で、転身して坂を転げ落ちる勇気は、無かったらしい。観念した『リロイ・ブラウン』だった。だが、ここで驚きの声を上げた。

「……まさか! 『黒龍騎士団団長』!」

「そうさ、何しろ俺ってば、有名人だからよ。今回『主役』は、辞退したんだ。連行しろ!」

 後半は、部下に向けて命じた父上。

 ここで、倒れ伏したのは、『魔法』を使った方の『護衛』だ。

「おう、ご苦労さん、パリー。」

 そう、連中の後を追いかけて、ここまで追い付いた挙句、背後から『魔法』で、眠らせた。

 その人物の名だ。

「いいタイミングでしょ。時期を読める女ですわ。ウィル。」

 ここで、怪獣大決戦に目を向けると、双方満身創痍と言った体だった。そこで……

「動くな! 投降しなければ、『リロイ・ブラウン』は、この場で処刑する。」

 その一言で、『白虎』は、諦めた。『人化』し、金属製の枷で拘束された。

「ふぃーっ……一件落着だな。」

「本当、時間が無いからって、穴だらけな作戦でしたけど、上手くいきましたわ。ウィル。」

「そう言うが、あたいには、労いやご褒美はないのかい。相棒。」

 そこには、あちこち負傷しているBJが……

「さっさと、服を着なさい。後で、『治癒』の『魔術師』を呼ぶ、BJ。」

「えーっ……別に要らねぇよ。こんな傷、唾つけときゃ治るって。それより、何、恥ずかしがってんだよ。あたいは、恥ずかしくねぇぜ。相棒。」

「そうですわぁ、初心な方ですわねぇ。可愛いわぁ。」

 ……そうか、『人狼』には、『再生能力』があるって、本当だったのか。『白虎』も、足取りは、しっかりしている。同類か……

 「セクハラだ!」そう叫びたくなる気持ちをぐっと堪え、マントを着せてやった。


 * * * 



次回予告

第50話 事後処理~報酬の分配

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