表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

45/161

本番~『犯罪コンシェルジュ』

「『頭目』、『お客様』を、ご案内しました。」

 扉の外から声が通った。

「よし、通せ。」

 扉を開ける担当も決まっている。自分では、指一本動かす事なし。

 扉をくぐって、入室するのは、初老の男1人と、護衛らしい若い男2人だ。

 いずれも、鎧武器などは、帯びていない。但し、一見の上ではだ。

 念の為、ボディチェックは、させておいたが、隠し武器屋や、素手格闘に対しては、警戒しきれない。『あらゆる行為は、全て念の為でしかない。』誰の言葉だったかな……

「よく来たな、歓迎するぞ、『リロイ・ブラウン』。」

「本日は、商売の為に来たまでです。『フラッシュ』。」

 そう、『閃光兵団フラッシュ』とは、『頭目』の『通り名』をそのまま使っている。

 よって、挨拶もこんな具合になる。

「時に、『フラッシュ』、1つ聞きたい事があります。」

「何かな、『リロイ・ブラウン』。」

「この『砦』にいる者は、顔に墨を塗っています。まさか、顔を隠さなければならない事情でもおありでしょうか。『フラッシュ』。」

「ああ……その事か……この後、夜の仕事があるからだよ、『リロイ・ブラウン』。」

 出来る限り自然に微笑む。何しろ、作戦の成否は、パリーに掛かっている。

 そのパリーとBJは、共に下着姿で、首輪を着け、鎖に繋がれている。ちなみに、端は私の手にある。

 合図はまだか……

「そうでしたか、てっきり顔を見られては、不味い事情でもあるのかと思いましたよ。」

「はっはっはっ……それを言うなら、お前だろ。『リロイ・ブラウン』。」

「何か?」

「私は、名乗ったが、お前は、名乗って無い。まさか、忘れたのか。『リロイ・ブラウン』。」

 くそっ……時間稼ぎも限界に近いぞ。

「勿論、私が『リロイ・ブラウン』ですよ。そして、あなたが『フラッシュ』ですね。」

「勿論。」

 その瞬間、手にした鎖が、『二度』立て続けに引っ張られた。

「よし! 総員かかれ!」


 * * * 



次回予告

第46話 本番~そっちもか!

ご愛読ありがとうございます。

面白ければ、ブックマークと、星をお願いします。

励みになります。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー cont_access.php?citi_cont_id=893380188&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ