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おれっちの出番
如何にも好色そうな、おっさんが、立ち上がる。そこかしこから、舞い上がる口笛や拍手。
「んじゃ、そこ動くなよぉ~~なぁに、あっという間さぁ~~ほらよぉ!」
あっという間に、BJとの間合いを詰める『好色おやじ』だった。そこに……
「おっと、あぶねぇ……油断も隙もねぇや。」
どうやら、素早い動きで、BJの右足が跳ね上がり、『好色おやじ』の股間を襲った。
が、一瞬早く交差させた両手首で、股間を庇った『好色おやじ』だった。が……
目にも止まらぬ速度で、左脚で跳躍。更に、左足で『好色おやじ』の顎を蹴り上げたBJ。
どうやら、股を開いて少し腰を落とした事が、命取りになった訳か……
「阿……部……氏ぃ……」
『好色おやじ』の断末魔の悲鳴は、「阿……部……氏ぃ……」と聞こえた様な気がしたが、きっと気のせいだろう。
某世紀末救世主伝説とも無関係に相違ない。
* * *
次回予告
第26話 ひでぇ……
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