表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
125/161

ゴブリン活性化事件~まとめ

「次、『賞金稼ぎ証明ライセンス』を見せなさい。」

 横柄な態度を見せるのは、テイル王国陸軍の制服を着用した男だ。

 要するに、話しに出てきた『援軍』だ。更に……

「ほいよ。これでいいだろ。賞金くれよ。へーたいサン。」

 言われた通り、ライセンスを見せるBJ、パリー、アムだった。

 ライセンスを確認し、必要事項をメモり、書類を作成する兵士。そして……

「ん、君。君は、賞金稼ぎではないのかね。」

 遂に、私にお鉢が回って来た。

「ウィリアム・ユーロック、ボヘミア王国自由騎士、今は、外遊中の身です。今回は、賞金稼ぎの手伝いをしました。身分証は、こちらをご覧下さい。」

「小官には、その身分証を査閲する権限は無い。報告は、辺境伯閣下の基へ行う事。」

「承知しました。では、紹介状を頂けますね。」

「それは、隊長に報告する。賞金は、今準備させている。この書類を持って隣の列に並べ。」

 待たされる事、お役所仕事の如しだったが、正確な額の賞金と紹介状を、受け取れた。


 * * * 


「面を上げよ。ユーロック卿。」

 そして、時と場所は移り、『ヴェダー辺境伯』居城『パール城』にいる。

 ちなみに、国境の守りを担当するヴェダー辺境伯領、テイル王国最初の街でもある。

「はい。ゴッサード男爵閣下。」

 事前に、教えられていた通り、ヴェダー辺境伯の補佐官の名前を言う。

「過日、イールド村にて、ゴブリン活性化事変に、偶然遭遇し退治に参加した。間違いないな。」

 成程、あれはあくまで、『偶発事故』であり、私や、ボヘミア王国に、『助力』を求めた訳では無い。そう、処理する気か。なら、ここは相手の顔を立てるべきか……

「はい。その通りでございます、男爵閣下。」

「では、今後は気を付けたまえ。これ以上は、『内政干渉』になりかねないからな。」

「はい。肝に銘じます、男爵閣下。」

「宜しい。で、ユーロック卿。辺境伯閣下よりの申し出である。此度の働きに、何か褒美を与える。そう申された。何か、希望はあるか。ユーロック卿」

 そうか、これは『他国に助力を求めた事実』に対する『口止め料』だな。なら……

「貴国の『兵学校』を見学する許可を、お願い申し上げます。」

「分かった。準備するので、後程渡す。但し、『機密情報』は、閲覧禁止とする。紹介状にも、明記しておく。いいな。ユーロック卿。」


 * * * 



次回予告

第126話 ゴブリン活性化事件~後日談

ご愛読ありがとうございます。

面白ければ、ブックマークと、星をお願いします。

励みになります。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー cont_access.php?citi_cont_id=893380188&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ