素敵な暇つぶしを貴方に
よろしくです
透き通るような声の美女と面と向かって話すとか言う少し照れる空間で、美女からいろいろ聞いた。
「死んでないので元の世界には転生できませんね。よその時間の流れの違う世界で適当に生きて元の世界の1ヶ月後にここに帰ってきてください。そしたら元の身体に戻してあげます」
いろいろは聞いてなかった、簡潔だった。
「適当で良いのか、生き返らせてもらえる上にその間の暇つぶしまで提供してくれるんだろ?」
「良いですよ別に、剣も魔法も何でもありの世界でほのぼの生きようと努力して魔王とか倒しちゃっても何でも良いですよ。とりあえず元の世界で1ヶ月過ぎるまで向こうの世界で生きてください」
また生きるのか。
「どのくらい生きたら1ヶ月なんだ」
「死ぬまでです。盗賊に襲われて死のうと、魔王と相討ちでも、寿命でもとにかく死ぬまでです。」
「適当だな」
「いつ死んでも良いですよ。私の方で適当に調整しますんで。他に質問はありますか」
適当で良いなら聞くことはない。
「結構だ、よくしてくれてありがとう1ヶ月後にまた会いましょう」
「それでは、良い暇つぶしを」
続けたいと思います