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あーくんあのね、きょうね。  作者: 吐 シロエ
ひとつおとなになる
33/38

33  すきなひと

約1ヶ月ぶりの投稿です…!あと、投稿時間を22時か23時頃に変更となります…!

 あーくんは皆と家族になってから、これまで以上に仲良しになってたくさん遊びました。


「こぐまさん! 見て、きらきら!」


「でかしたぞ旦那! 俺たちは最高の相棒だ!」


 ある日は森の中へ冒険に行って、こぐまさんと宝物を見つけたり。


「すごーい! お魚さんが、いっぱい……!」


「でしょー? ボクの仲間はすごいんだからぁ」


 またある日は海の中を探索し、くらげさんと海中水泳を楽しみました。


 寝る前の夜には、お星さまがあらんかぎりの物語を話してくれます。


 楽しい毎日が続くものですから、あーくんの時間はあっという間に過ぎていきます。


 九歳で小学生だったあーくんは、いつの間にか十歳になっていました。


 背も少し大きくなり、なんだかちょっぴり大人になった気分です。


「お母さん、いってきます!」


「気をつけていくのよ~」


「分かってる~!」


 そんなあーくんはと言うと、最近は空想以外のお友達と遊ぶことが多くなりました。


 運動は少し苦手なあーくんですが、サッカーや鬼ごっこをしたり、家にお邪魔したり。


「お、おじゃまします……!」


 けれどお友達の家に遊びに行くときは、こぐまさんを忘れはしません。


「え、えっと……。ど、どうぞ……」


 出迎えてくれたのは銀髪の髪の毛と青い瞳をした女の子、ナギサちゃんでした。


 どこで売ってあるのかも分からない、雪うさぎのぬいぐるみを抱きしめています。


 ナギサちゃんは頬をりんごのように染めながら、あーくんを案内しました。


 あーくんも緊張しているのか、少しだけ顔が赤くなります。


 あーくんに、好きな人ができたのです。

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