表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

人は、自分自身の感情をどう把握しているのだろう

作者: 冥海の石猫

 僕は、怒ったり、楽しんだり、悲しんだり、色々な感情にさらされて生きている。だから、自分が自分の感情を直接感じれる事を疑った事が無い。


 でも、それ本当かな?


 実は、根拠のない思い込みかも?


 小説とか心理学とか人間観察とかで、『自分の感情を把握していない』って話はよくあるしw


 かなり冒涜的な見方だけど、実は次のように考える方が妥当かもw


 人は、自分自身の感情を、『自分の筋肉の動きを検知』して感じている。


 最近の画像解析技術の進歩は早く、人の感情を読み取れるほどになっていると話題になっている。そもそも、何十年も前に、感情に伴う不随意反応は、話題になっている。


 そして、他人の感情・意図については、相手の行動から逆算している。10年以上前に、そんな神経回路が見付かったとの記事を読んだ。


 相手の行動を脳内で再現する。自分自身の意図→行動のパターンと一致する物を探索する事で、相手の意図を逆算する。

 そんな回路だ。


 なら? 自分の感情は? 他人の意図を行動の逆算で読んでいるなら、自分自身の感情も実は同じじゃない?


 感情を生成する回路と、自意識は別物じゃ無い?


 人は、感情回路に応じて、無意識に不随意運動をしている。


 自意識側は、感情回路の影響で生じた不随意運動を検知して、自分自身の感情を把握している。


 その理解で、僕には矛盾や説明が付かない問題が見つからない。


 悲しいから泣くのではない。泣くから悲しいのだ。


 上の考えなら確かに、そうだろう。そして、嗚咽するための動作を全て止める事が出来れば、悲しいという感情を感じなくなる。


 まあ、検証するには、一度、全身の筋肉をマヒさせた状態で、自分自身の感情の動きを観測する必要がある。余りにも非人道的な実験で実行不可能だ。

 だから、意味のない仮説だけどね。


 でも、偶にこんな思考に耽るのは楽しい。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] こういう妄想、楽しいですよね。 『泣くから悲しい』の仮説、そうだなっと思えます。 形から入るというのですよね、動き出さないとやる気が出てこないといいますし、事実そうですし。 そういえば、…
[良い点] それどころの状況では無い、という感情が湧いたので 共感50%
2019/03/18 14:44 退会済み
管理
[一言] 何やら変な事に悩んで居る様ですね。 マジレスすると人の感情を司るのは脳幹や側坐核と言う脳の部位です。  但し、この部分だけでは発生した感情は本能的な物の為に、発生した感情が自分の意思に寄る物…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ