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初詣
今夜いこう
初詣へ
まだ行けてなかった初詣へ
行きたくて行きたくて
たまらなかった初詣へ
手を繋いで階段を昇ろう
君はうっすら桜色の着物姿
僕は紋付袴
屋台で美味しいものをつつきあい
そして神の前でおみくじを引こう
君のは「中吉」だって
僕のは
一体
何だろう？
そして
今年初めての事を
始めよう
君の身体は
僕の身も心も
たまらなく興奮させる
永遠に
永遠に
飽きない程
ねぇ
竹薮の中で
君は泣いていたのかい
時代を超えて
こんな、こんなに長い間
待っててくれたのかい
きみは神の祭壇の前で
はずかしそうにほほ笑んで
僕は君につちづけをする
僕達は永遠を
神の前で誓うんだ
さぁ、いこう
だって
僕は少し
疲れたんだよ
もう連れていってくれるよね
僕も君をやっと迎えにいける
もう淋しい思いはさせないよ
だからいこう
この階段を二人で
手をつないでのぼって
永遠に
永遠に二人だけの
天空にある
あの場所で
永遠に
永遠に
愛し合いながら
誰にも邪魔されずに
暮らそうね
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