『服飾店・イルマ』
町には、とても有名な服飾店がある。
『服飾店・イルマ』
それが店の名前だ。
王族から平民まで、どこからでも注文を受けるその店は、夫婦が矢面に立って切り盛りしている。
裁縫や刺繍、服飾関係全般を受け持つのは、妻のイルマ。
使用する布を織るのは、夫のフランク。
フランクが織る布は肌触りが良く織り目も整っており、尚且つ用途を考え織り上げる。しかし彼は根っからの職人で、使用者と直に顔を合わせてから布を織る。でないとその人に合わせた布が織れないというのだ。
一方のイルマは、繊細な刺繍から体のラインを美しく見せる裁縫を得意とした。そして彼女も職人気質で、使用者の顔を見てデザインを考える。
そして、注文を受け付けるのは一度に五件まで。
どちらも職人としての誇りと腕があった。
しかしそれほどこだわるにもかかわらず、ふたりが服を作る期間はよそとさほど変わらない。
それがさらに名を挙げ、今となっては国一番の服飾店と言われていた。
服飾と機織り。
どちらの質も一級品と名高いふたり。
しかし彼女たちには、とある問題があった。
「ふっざけてんじゃないわよこのボンクラー!! 機織りにどんだけ時間かけてんのよ、こっちのことを考えて動けって、何回言ったら分かんの!?」
「うるさいな! こっちのことを分かってないのはお前のほうじゃないか!! 布がなかったら服なんか作れないんだよ分かるか!?」
癖のある赤髪の女と、長い金髪の男が言い争う。
工房に朝から響き渡る怒鳴り声に、職場の者たちは皆「また始まった」という顔をして苦笑する。
『服飾店・イルマ』
その工房では、この光景は見慣れたものなのだ。
しかしその怒鳴り声とは裏腹に、ふたりの手は凄まじい速さで作業を進めていく。
三十分もすればイルマは、薔薇の花を模した刺繍を服の裾にぴっちりと描き、フランクは三十センチほどの布を織り上げていた。
これが『服飾店・イルマ』の名物、夫婦喧嘩だ。
一日に必ず一回は起きる夫婦喧嘩は、互いに職人だからこそ譲れない。その一線をかけた戦いなのだ。
もはや目で追うことすら叶わないその仕事っぷりに、周りは感嘆しつつも手元の作業に集中する。
『服飾店・イルマ』はその質の割に、期間が他店と変わらないのが人気の理由なのだ。
今回溜まっている注文は全部で五つ。『服飾店・イルマ』はそれを、イルマとフランクを含めた四十人で行う。
いつも無茶を強いられるのは、服飾を行うイルマたちだ。服飾には、布がなければ意味がない。しかし決められた期間内に布を織り上げた試しがないフランクたちのせいで、彼女たちはいつも崖っぷちだ。
しかしその布を他から取り寄せることは、イルマのプライドが許さない。『服飾店・イルマ』の服は、フランクたち選び抜かれた機織りが織ったものでなければだめなのだ。
ただ愚痴を吐きたくなるのが、夫婦というものである。特にこの夫婦は互いの仕事に並々ならぬ誇りを持っているため、気が強かった。
だがこのやりとり、既に日常茶飯事である。だから彼ら工房の人たちも、そのやりとりを気にも留めなかった。
……のだが。
五件の依頼がすべて終わった頃、イルマがこう言ったのだ。
「こんな場所、出て行ってやるわ……!!」
周りはぽかーんとした。ぽかーんとして、そして数秒後叫んだ。イルマがいなくなることは、『服飾店・イルマ』の死活問題なのだ。
なんせ彼女の無茶があったからこそ、今まで期間内に間に合っていた。本来ならもっと時間がかかるであろうそれを、締め切り内におさめていたのはイルマなのだ。
さらに言えば彼女がいないと、金銭関係のトラブルが起きる。
そういうことにとんと疎いフランクを支えてきたイルマだったが。
とうとう堪忍袋の尾が切れた。
それだけ言い残し、イルマは必要最低限のものを持って店を出て行く。しかしそれを追ったのは服飾をする女たちだけで、フランクは欠片たりとも動かない。
見兼ねた機織りの女が、
「旦那! いかなくていいのかい!?」
と叫んだが、フランクは、
「ほっておけ」
の一点張りだった。
***
「ちょっと、イルマさん! イルマさん待ってってば!!」
「うるさいわ。わたしは出て行くの。出て行って自由気ままにやるのよ。もうこりごりだわ」
一方のイルマは、弟子でもある服飾職人の女たちに引き止められていた。
しかし彼女はその波をかき分けて先へ進む。煉瓦が敷き詰められた道をただ淡々と歩くが、他の職人たちは諦めない。
「いきなりどうしたんですか、イルマさんっ。普段は喧嘩してても仕事投げ出したりはしなかったのに……!」
「そうよ、イルマさん! それとも昨日、何かあったの?」
弟子の言葉に、イルマは足を止めて拳を握る。その手がぷるぷると震えるのを見て、弟子たちは身を震わせた。
「何があったか……ですって?」
「いや、あ、の……」
「あったに決まってるじゃない、うふふ……」
一歩、二歩、と引いていく弟子たちに向けて、イルマはとっておきの笑顔を浮かべた。
「昨日は! わたしとフランクの!! 十年目の結婚記念日だったのよっ!!」
それを皮切りに、イルマは今までの不満をぶつけ始めた。
「ふたりで店を開いたのが八年前、その前の二年は地獄だったわ。ええ、そうよ、お金もないしお互いに職人気質だから対人面なんて全然ダメ。でもどうにかしないといけないからわたしがそれを学んで、なんとかここまでこぎつけたのよ! にもかかわらず、わたしたちはお金がない状態で結婚したから式なんてあげてない。なのに注文ではウェディングドレスウェディングドレスウェディングドレス……わたしだって着たいわよウェディングドレス。でもお金がないから我慢してたの。 でも今はどう? お金だってあるしドレスだって買える。でもあいつからは何もない!
結婚記念のお祝いだって、日頃からの感謝の言葉だってないわよ!! わたしって別に必要ないんじゃないの!? さっきだって声すらかけてくれなかったわ!! さすがのわたしももう疲れたのよ!!!」
息も絶え絶えに言い終えると、イルマはその場で座り込む。
そして道端にもかかわらず。
彼女は子どものように泣き始めた。
今までの憂さを吐き出すだけ吐き出した師匠に、弟子たちも泣き始める。
「な、なにそれ、ひどい、ひどいわ、ひどすぎる……」
「普段からイルマさんに負担をかけすぎてるとは思ってたけど、そんなにだったの……?」
「イルマさん、よく耐えたわ! そんな男捨てていい男探しましょう!」
そんな風に盛り上がり、共に泣く女たち。周りが不審げに見ていたり不憫そうに見つめたりしていたが、お構いなしだ。
しかしその中のひとりが、困惑げに言う。
「でもイルマさん……フランクさんのこと、好きなのよね? だってじゃないと、こんなにも続けられないでしょう……?」
その言葉に、イルマが動きを止める。唇を噛み締めると、彼女はか細い声で言う。
「……ええ、好きよ。大好き。だからわたし、フランク以外の人が作った布で服を作れないんだもの。でも……わた、し……」
そしてまたボロボロと泣き出したイルマに、女たちは顔を見合わせ頷いた。
「分かったわ、イルマさん。そういうことならわたしたちも、力を貸すわね」
泣き続けるイルマを宥め、女たちは言う。
訳が分からず首を傾げるイルマを見て、彼女たちは親指を立てて笑った。
「さいっこうの結婚式、用意してあげるからさ」
***
『服飾店・イルマ』
先ほどイルマたちが出て行った扉から、女たちが入ってきた。
扉を勢い良く開けた恰幅のいい女たちは迫力満点で、機織りをしていた者たちも手も自然に止まる。
しかしそんな中でも機織りを続けていたフランクに、鋭い指摘が飛んだ。
「フランクさん、あたしら、今日でやめさせていただきますね。今回はイルマさんに同情しますわ」
「ええ、ほんっとそう。こんなあんぽんたんに、イルマさんはふさわしくないわ」
「わたしたち、イルマさんに着いていきますから」
機織りたちはぽかん、とした。ぽかん、とした後、外にまで響くほど大きな声で「はぁぁぁあああ!?」と叫ぶ。
そんな騒音の中でも、フランクは止まらなかった。
「そうか、好きにしたらいい」
「ちょっ、旦那! あんた何言ってんだい!! 服飾店なのに裁縫師がいないって、それじゃあただの布屋だろ!?」
機織りたちが口々に言う中、裁縫師たち女が冷めた目で言う。
「ほんっと、何にも分かっちゃいない。それでイルマさんと夫婦だなんて、笑わせてくれるね」
「機織り職人としていくら腕が良かろうと、人間性が最悪なら意味がないねぇ」
「…………なんだと?」
馬鹿にした口調の女に、フランクはやっと手を止める。その声には凄みがあった。プライドだけを塗り固めてきた職人の声だ。
しかし女たちは怯まない。むしろ鼻で笑う。
「だから、イルマさんのことすら見れない男が、客の要望に応えた布を織るなんて馬鹿馬鹿しくて仕方ないっつってんだよ」
「お前らみたいなひよっこに何が分かる」
「自分の奥さんのことすらまともに見られない野郎に言われたかないよ!」
「イルマがなんだというんだ!!」
「昨日が結婚十周年だったんだろうが!!!」
ぴたりと、空気が止まる。
周りの空気が困惑とともに固まる中、フランクは目を丸くしていた。
どうやら本当に、よく分かっていなかったらしい。
それを見た女は呆れ顔を浮かべた。
「しかも、結婚十周年なのに挙式すらあげてない。ウェディングドレスが着たいのに作ってばかりいるイルマさんの気持ち、あんたは考えたことがあんのかい、ええ?」
「……そんなこと、一度も言われたことがない」
「言ったら叶えてくれんのかい? 普段から感謝の言葉ひとつ言ってくれないあんたが?」
「何を感謝するというんだ」
「この店がこんなにも大きくなったのは、イルマさんの力あってこそだろうが。あの人が接客を覚えなけりゃ、いくら腕が良かろうと弾かれてたさ。この世界は腕が良いだけで売れるような、簡単な世界じゃないんだよ!」
「そ、れは」
「そりゃあ確かに、言わなかったイルマさんにも非があるのかもしれない。でもあんた、言ったそうじゃないか。お金が貯まったら挙式をあげようって。もしかしてそれすら忘れたのかい?」
それなら本当にもうどうしようもないね。
裁縫師の女たちは吐き捨てるようにそう言うと、つかつかと外へ行ってしまう。
ぱたん、と閉まった扉。
立ち尽くすフランクに、機織りのひとりが声をかける。
「フランクさん」
「…………」
「フランクさん。あんた、それでいいのかい?」
「イルマさん、離れて行っちまうよ」
「好きじゃないなら、なんで服飾店の名前にイルマさんの名前を使ったんだい」
最後の言葉に、フランクは目を見開く。
彼の頭には、昔の情景が浮き上がってきた。
『よし。店の名前は『イルマ』にしよう』
『あら。どうして?』
そう。それは昔。
彼とイルマが店を建てる頃。
交わされた会話だ。
あの日の彼はまだ若くて、だからこその力があった。
『だって、そうしたらイルマのことをみんなに知ってもらえるだろう?「わたしの奥さんは、こんなにもすごい裁縫師なんだよ」ってね』
『……フランクったら、言うようになったのね。なら、わたしはフランクの織る布に恥じない作品を作り続けるわ』
ずっと。
ずっと、一緒よ?
そう、ふたりで手を取り合って笑っていた日々。
今より生活は厳しくて、今と比べものにならないお金はなくて。
でもフランクにとって昔は、今より楽しい記憶として残っていた。
なのに、今のこの状況はなんだ?
彼は立ち尽くす。
確かに名は上がり、売れたかもしれない。金もたくさん入った。しかし昔のような楽しさは、欠片もない。むしろイルマとふたりきりで切り盛りしていたときのほうが、彼としては楽しかったのだ。
ただがむしゃらに、客のために作品を作り続けたふたり。
それがすれ違い始めたのはおそらく、フランクがイルマのことを顧みなくなってからだろう。
呆然と拳を握るフランクを、機織りのひとりが叩く。思い切り叩かれた背中は、良い音を鳴らした。
出口のほうへと追い出されたフランクは、後ろを見る。すると彼らは手をぱたぱたと振って「とっとと行ってこい」ということを表した。
「まだ間に合うさ。とっとと行ってこい、旦那」
「そうだ。あんなにいい奥さん、逃がしちゃいけねーよ」
「お前ら……」
「ほら、行ってきな。旦那」
弟子たちに背中を押されたフランクは。
足をもつれさせながらも、前へと踏み出した。
***
外を出たフランクを待ち構えていたのは、先ほど出て行ったはずの裁縫師たちだった。
彼女たちは言う。
「こなかったら、袋叩きにしてやるところだった」
「ほら、とっとといきな。イルマさんが待ってる」
「場所はあんたがプロポーズしてくれた場所だそうだ」
「再プロポーズだね。それが成功したら、あたしらでとっておきのウェディングドレス作ってやるから」
「……ああ」
「もちろんあんたの礼服も作ってやるさ」
「……あ、あ」
そしてフランクは駆け出す。
女たちに背を押されて。
女たちに励まされて。
彼は自身がプロポーズした場所へと、運動不足の足で駆け出した。
***
彼がプロポーズした場所は、ふたりで店を始めたとき使っていた、小さな小さな店だ。
そこで彼は、イルマに布を渡した。今までで一番出来のいい布を。
『わたしと結婚してほしい』
布を手渡されたイルマは、目を大きく見開いた。
そして裁縫箱を取り出したかと思うと、その布で何やら作り出す。
イルマの職人技により、布は立体的なものへと形を変えた。
できたのは、一輪の薔薇。
布を幾重にも重ねて作られたそれを、イルマは愛おしそうに撫でる。
『結婚の約束なんだから、これくらい洒落込んでみたらいいのに』
そんな呆れとともに「喜んで」と笑ったイルマは。
今までで一番美しかった。
それを思い出したフランクは、一度踵を返す。
そして目を丸くさせる弟子たちの横を通り抜け自分が作った布を取ると、また目的地に向けて走り出した。
***
「ここで、待ってろ、って言われてもね……」
そうぼやいたイルマは今、とある店にいた。
そこはイルマがフランクと店を始めた頃に使っていた店で、今は空き家だ。
鍵のかかったその場所の前で座り込んでいたイルマは、ポケットから布の切れ端と針と糸を取り出した。
イルマは、布の切れ端で薔薇を作るのが好きだ。
これを作っていると、ふたりで切り盛りしていた頃のことを思い出すからだ。
苦しい生活。借金もあった。
今となってはすべて返済し、あの頃感じていた苦しさはない。でもそれとは裏腹に、イルマとフランクの間に合った絆は薄れていった。
言葉を交わすことも減った。お互いの気持ちをぶつけ合うことも。伝え合うことさえ。
忙しくなったから、など言い訳だ。
薔薇を縫いながら、イルマは苦々しく笑う。
何も言わずに飛び出してきた自分も、フランクのことをとやかく言える立場にない。
ただイルマの中には不満と不安があった。それが爆発しただけなのだ。
素早く一輪の薔薇を作ってはみたものの、あの日作ったものとは比べものにならないくらいひどい出来だ。
それはもちろん、技術の面では今のほうが上である。しかし気持ちの面で、その薔薇は枯れていた。
「あの頃は、もっと生き生きしてたのにね」
そう呟いたイルマは、今でも持ち歩いているあの日の薔薇を取り出した。
手元に残るふたつを撫でる。
どちらもフランクが作った布だ。しかし古いほうが、とても美しく見えた。
編み目の均一さでいうなら、今のほうがいい。
過去の美しい思い出を、今の自分たちは越えられない。
そう悟ったイルマは、またぽろりと涙をこぼした。
こんなことになるなら、もっと話し合っておくべきだった、もっと一緒にいるべきだった、もっと、もっと……。
湧き上がる想いは溢れることを知らない。
俯いて膝を抱えたイルマは、石畳を打つ音に顔を上げた。
「イルマ!!」
「……フランク?」
駆けてきたのは、フランクだった。
イルマは目を見開き、手元の薔薇を背に隠して立ち上がる。なぜ隠したのかはイルマにも分からない。しかしイルマは、それを見せたいとは思わなかった。
息も絶え絶えにやってきた夫に、イルマは言う。
「何しに、きたのよ」
「……謝るために、きた」
「……謝る?」
「ああ。そして……また、プロポーズをするためにきたんだ」
目を見開くイルマに、フランクは笑う。下手くそな笑顔だ。普段から表情筋を使っていない人の笑み。
ポケットに手を突っ込んだフランクは、あの日と同じように布を取り出す。
「イルマ。遅いかもしれない。でも、本当に悪かった。すべてわたしが悪い。口下手なのを言い訳にして、わたしはお前と話すのを疎かにしていたんだ。昔はもっと、想いを伝えていたのに」
「……そん、なの。わたしも一緒よ。フランクだけじゃないわ」
「いや、わたしは確かに、お前に甘えていたんだ。何も言わなくても、理解してくれるだろうと」
「……わたし、不安だったの。もしかしたらフランクにとってのわたしはただの仕事仲間で、もう妻としては必要ないのかもしれないって。不安で……」
「お前以外と夫婦になろうと思ったことはないよ」
「フランク……」
布を握り締めたフランクは、おずおずとそれを差し出す。
「あらためてだがイルマ……結婚しよう」
布を受け取るかどうか、イルマは一瞬悩んだ。この布を受け取る資格が自分にあるか、そこが不安になったのだ。
しかし、今手元にある薔薇の造花がそれは違うと言ってくれる。
「……よろ、こんで」
布の代わりに、先ほど縫った薔薇をフランクに差し出したイルマは。
大粒の涙をこぼしながら笑っていた。
***
それから四ヶ月後、イルマとフランクの挙式は行われた。
ふたりの服は弟子たちが織り上げ縫い上げた力作で、ふたりはそれを着てさらに輝いて見えた。
式に参列したのは、弟子たちや店の客たち。
その中には、店を贔屓にしている第一王女の姿もあったという。
十年越しの結婚式は盛大で、イルマは泣き通しだった。
それから十年経った今でも、ふたりは仲良く喧嘩をし、現役で働き続けていると言う――
三月一日だし、何か短編を……と思い、書き上げた一作です。
こんな夫婦、いたらいいなーと思ったので書いてみました。
若干、いや、大いに設定に不安があるのですが、そこは見逃してくださいませ……。きっと本当の服飾店は、こんな感じじゃない……布は買うだろうし……。
でも夫婦ふたりで共同作業するのって、いいじゃないですか。つまり、作者の趣味です!!←おい
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!!