後日談 守護迷宮のダンジョンマスター白夜です
分割して二話更新しました。
エピソードカットも入っています。
前話から続いていますが、この話単体でもお楽しみ頂けます。
☆6月31日
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>>白夜@danzyon_nowさんからの非公開メッセージ
☆画像☆
お久しぶりです佐藤さん
守護迷宮のダンジョンマスター白夜です
もしこのメッセージが届いていたら返信ください
ちなみにそっちってどれ位経ちました?
<<佐藤@isekai_nowさんの返信メッセージ
え?
マジで白夜?
こっちは帰ってから二年目の6月31日だけど
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☆7月5日
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>>白夜@danzyon_nowさんからの非公開メッセージ
☆画像☆
いきなり本体の画像送ってほしいって
どうしたんですか?
あと、俺が佐藤さんとこうして通信できるのは
佐藤さんにそういう加護が付いているからです
<越界通信付与>って加護です
佐藤さんが所有する携帯電話にそういう加護があるから
こうしてメール交換できるんですよ
<<佐藤@isekai_nowさんの返信メッセージ
☆画像☆
初めまして、お前の制作者だ
佐藤の携帯を借りて送らせてもらってる
それって白夜からこっちに送る分には
関係無いって事だよな
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☆7月19日
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>>白夜@danzyon_nowさんからの非公開メッセージ
☆画像☆
お礼はこんな感じで足りますか?
宝石店で売るのはいろいろまずいので
ネットでオークションにでもあげると良いと思う
近々呼びますからその時にはまたメッセージ送る
<<佐藤@isekai_nowさんの返信メッセージ
楽しみにしてるわ
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「セバス」
「はい。どうされましたか白夜様」
「いよいよ明日、父さんと佐藤さん呼ぶから準備よろしく」
「斉藤さんは?」
「え?」
「……巻き込まれてたよな、確実に」
「お前何つータイミングで呼びやがった!!」
白夜とメール交換を始めた佐藤さんの話を聞いて、7月5日に白夜の本体である魔導書(別名:中二の黒歴史)の画像を見た『アイツ』こと白夜の父は、とうとう白夜が自分の作った子供(物?)であると認めざるをえなくなり頭を抱えます。




