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パジャマおじさん  作者: 土方悠旗
7/12

別れと始まり



かつきのお別れ会は、クラス全体がどこかソワソワしていた。



本当に夏休みがあけたら、かつきはいなくなるのかまだ信じられないといった様子だ。友達が転校していくという経験が初めてのことだったし、その行き先が中国という違う国というのも、より現実感を薄めているような気がした。



お別れ会は、とどこおりなく進行した。



まず、みんなで椅子取りゲームをして、そのあとはクイズ大会。最後にみんなでかつきに向かって歌を歌った。どれもささやかなものだったけど、みんなの心がこもったいいお別れ会になった。



歌い終えると、教室はなんとなくしんみりした空気になって、数人の女子が、その空気に飲まれ、所々で鼻をすする音が聞こえた。



涼太たちは、床に体育座りをして並んでいる。かつきは、わらびに招かれ、教壇に向かった。



「今日は、ぼくのためにこんなに楽しい会を開いてくれてありがとう。ぼくは、中国の学校に転校することになりました。突然のことだったので、ぼくもびっくりしました。今は、普通にしているけど、聞いたときは、よくわからなくて泣きました」



教室は、静かで、鼻のすする音がさっきより多く聞こえた。



「ここで過ごした日々は忘れません。たくさんの思い出とたくさんの友達に会えたことは、ぼくの宝物です」



かつきは、笑顔で前を向き、「本当にありがとうございました」と頭を下げた。



教室はあたたかな拍手に包まれた。



2学期になったら、かつきはもういないんだ。急に現実がそれぞれの胸に形を持って、迫ってくる。かつきが、転校する事実は、すこし前に聞いていたけど、本当のことだとわかっていたけど、どこかウソのような気がしていた。いや、ウソであってほしいと思った。けど、どうやら本当らしい。



涼太は、最後まで涙を見せないことを決めていたので、泣きそうになるのを必死でこらえていた。



周りを見渡すと、女子は、ほぼ全員が連鎖するように泣いていて、男子はどういう顔をしていいか迷っている。



その中でも特に目立っていたのがヤマジだった。ヤマジはヒックヒックと声を出し、顔面を涙と鼻水をいっぱいにして、泣いていた。



気に食わないところはあるけど、根はいいやつなのだろうか。しばらく湿っぽい感じが続いたが、わらびが空気を変えるように手を叩き



「よしっ、かつきのお別れ会は、終わりだ。みんなが泣いてると、かつきも行きにくいだろう。最後は笑顔で」



朗らかにみんなを励ますように言った。



みんなは立ち上がり、代表してさえが、クラス全員の寄せ書きと、花束、そしてわらびからは、誰でも簡単に話せる中国語なる本が手渡された。パチパチと拍手が起こる。



「じゃあ、みんな気をつけて帰れよ」



それぞれが、はーいというふわふわした返事をする。



終業式が終わり、明日から夏休みだという喜びと、かつきが転校する悲しみ、2つのことが同時にやって来て、みんなうまく感情を整理できてない様子だった。もちろん涼太も例外ではない。教室の前の方では、なぜか行列ができていて、みんな最後にかつきと握手をして教室を出ていった。



ヤマジは、目を腫らしたまま、妙なテンションでハグを求めた。



かつきは戸惑いながら、受け入れる。涼太は、ヤマジってこんな熱いやつだったけ、と疑問を抱きながら一連の行動を見ていた。わりかしすぐ会うのに、次会ったとき気まずくならないだろうか。



そこから、女子とは握手して、男子とはハグをするという謎の流れができてしまった。全員を見送ると、教室にはかつきと涼太が残された。



なんとなく気まずい。



涼太が、かつきのもとへ向かうと、かつきがハグを求めるように、腕を横に広げた。涼太は、困惑した。



「そういうキャラじゃないだろ」



涼太は、照れくさそうに言う。



「まぁ、記念ということで」



かつきも、妙なテンションになっていた。



「マジか」



「うん、マジ」



涼太は、仕方なくかつきに近づき、一瞬の間があったが、ハグをした。けど、すぐに離れ、恥ずかしすぎて下を向き、ごまかすように頭をかいた。



かつきの顔を見るのも、気まずいので、そのまま教室を出ると、マルとヤマジとさえがかたまりになってこっち見ていた。



ヤバイ、今のハグ見られたかと、カっと耳が赤くなる。3人は、一様に全部見てたよといいたげにニヤニヤとしていた。最悪だ。



「涼太、クラスの中で一番恥ずかしそうだったな」



ヤマジが早速、涼太をからかう。根はいい奴かもしれないと思ったが、取り消す。こいつは、やはり気に食わない。



「まぁまぁ、涼太とかつきくんは親友なんだから」



さえが、すかさずフォローを入れる。マルはなにも言わず、ニコニコしている。



「おまたせ」



かつきが荷物を抱えて、教室から出てきた。かつきは、そこに流れる生温かい雰囲気を感じ取り、なにかあったと聞いてきそうだったので、涼太はすかさず



「よし、さっそく始めようか」



と大声を出し、無理やり空気を変え、学校の玄関へと大股で向かった。



♢♦♢♦



せみの鳴き声が幾重にも重なり、けたたましいハーモニーを奏でている。



夏本番がもうすぐやってくる。



5人は、じりじりと焼き付けるコンクリートの上を、だらだらと歩いていく。それぞれのTシャツの襟元は、じっとり汗で濡れていた。



「あちぃー」



ヤマジが、唐突に叫ぶ。



あまりの暑さに誰も反応しない。聞こえてないのかと思ったのか、ヤマジはさっきより大きな声で叫んだ。



「聞こえてるわ」



涼太は、ぶすっとした顔で答える。お別れ会は午前中に終わっているので、太陽の出番はまだまだ終わりそうにない。



「涼太、どこで見たんだっけ?」



みんなのいら立ちを和らげようと、かつきが話題を変える。



「おれんちの前の通り」



「まずは、そこから張り込むしかないね」



かつきは、やる気に満ちた表情をしていた。



「その・・・パジャマおじさん?ってどんな格好なんだっけ?」



さえが、確かめるように涼太に尋ねた。



「たぶん、上下、ブルーのチェック」



「なんだよ。たぶんって」



ヤマジが噛みつく。



「か・く・じ・つ・に」



涼太はいらだちまぎれに、ヤマジに向かって、一字ずつ区切って言った。



「で、どんな顔なの?」



さえが、尋ねる。



「顔?」



「だって、ずっとそのパジャマ姿ってわけじゃないでしょ?」



確かにそうだ。さえの一言で当たり前の事実に気付く。



「顔は・・・覚えてないんだよな。パジャマの印象が強すぎて」



「ほかに特徴はないの?」



さえは、さながら刑事のように問い詰める。



「ない」



涼太が、正直に答えると、一同、ため息が漏れた。探すにしても、手掛かりが少なすぎるのは致命的だ。



「けど、始まったばかりだから、前向きに考えようよ」



かつきが、みんなの沈んだ気持ちに、励ましの言葉を投げかける。最初でつまずくわけにはいかない、かつきの一言は、みんなのやる気をふたたび取り戻させた。



涼太は、家の近くまで来ると、「ちょっと待ってて」と言って、玄関に靴を乱暴に脱ぎ捨て、冷蔵庫まで急いだ。



おもてなしの心である、5人分のコップに麦茶を注ぎ、玄関を飛び出した。涼太たちは、日陰に座ると、麦茶を一気に飲み干した。



「これからの計画なんだけど」



口元をぬぐったかつきが、切り出した。みんなの視線がかつきに注がれる。



「まず、いままでの話を整理すると、涼太は約二週間前、この通りでパジャマおじさんに会った」



涼太は、大きくうなずく。目の前には、パジャマおじさんを目撃した道がある。



「で、そのあとパジャマおじさんを目撃してから、涼太のもとにはちいさな幸運が舞い込んだ」



涼太は、そうだそうだと言わんばかりに何度もうなずく。



「だけど、いまのところ、手掛かりは、青いチェックのパジャマと、自転車に乗っていたということ、それに、この道で見たということだけ」



かつきは、指を折りながら言った。



「それと、時間帯は夕方だよね?」



かつきは、涼太に確認する。涼太は、間髪入れずにうなずく。



「以上の条件をふまえると、ぼくらは夕方くらいから、日が落ちるまで、ここを見張っていくしかないね」



根気のいる長いたたかいになりそうだ。暑さとのたたかい、自分とのたたかい、時間とのたたかい。



そこで涼太は、マルがいるかどうか確認した。マルは端のほうにちょこんと座っていた。あいつ、ここにくるまで言葉発したっけ?



「マル」



涼太がそう呼ぶと、マルはこちらを振り向き、「なに」という顔をする。



「マルの兄貴の情報はどうだ?」



数日前にマルに、パジャマおじさんについて聞き出しておいてくれと頼んでいたことを涼太は思い出しのだ。



マルは、ランドセルの中をごそごそと探り、いつも絵を描いているのとは、別のノートを取り出した。その間、涼太は、パジャマおじさんが4年前にも現れたことを、その情報を知らないさえとヤマジに話した。



2人は、そうなの?と驚き、パジャマおじさんの存在をすこし信じてもいいのかもと思い始めたようだった。そりゃ、半信半疑だよな。明らかに2人の目の色が変わった。



マルは、自分が話し出すタイミングを掴めないでいたので、涼太が助け船をだした。「マル、話してくれ」



マルは、目をきょろきょろさせながら、ゆっくり話し始めた。



「ぼくのお兄ちゃんが言ってたのは、涼太の見たパジャマおじさんとほぼ一緒で、青いチェックのパジャマ姿で、自転車に乗っていたみたい。お兄ちゃんが見たのは、ぼくらと同じ5年生のときで、そのときは、ほかにもたくさんの目撃者がいたらしくて」



「でも、今回は涼太の他に見たなんて聞いたことないよね」



かつきが、首をかしげていった。



「でもわたしたちが聞いていないだけで、ほかに見た人がいるのかもしれないね。聞き込みが必要かも」

さえが、すかさず意見を出した。



「そうだね」



頭のいい同士通じ合うものがあるのだろう。2人は、すぐに問題解決にむかって、建設的な意見を交わし始めた。マルは、わからないけど、頭の悪いヤマジと涼太は、ぽかんと口を開け、間抜けな顔で2人の話し合いをただ聞いていた。



とにかく2人は、気が合うのは間違いない。もしかつきがさえを好きなら、涼太はひと肌脱ぐつもりだ。



マルがまだ話したりないようにこちらを見ていたので、涼太は再びマルに話を振った。



マルは、みんなの視線が一斉に向いたので、すこし怖気づいた表情を見せたが、話を続けた。どこまでもマイペースな男だ。



「ぼくのお兄ちゃんが見たのは、さくら公園のすぐ近くで、でもほかの人は、児童館の前とか、駅の近くとかバラバラだったみたい。時間は、ほとんどの人が夕方に見たみたい」



かつきは、あごに手を添え、頭の中で、情報を整理しているようだった。隣にいる涼太には、かつきの頭の回転音が聞こえてくる気がした。さえもパジャマおじさんを探すのに効率のいい方法はないか、必死に頭を働かせている。



ヤマジと涼太は、最初こそ考えているふりをしてみたが、すぐにあきらめて日の照り返すアスファルトを、ただ眺めていた。



「みんな聞いて」



かつきは、腰を上げ、みんなの前に立ち、自分に注目を集めさせた。かつきは、みんなに見られても堂々としていた。



「マルくん、まだ話してないことはある?」



かつきは、やさしく聞く。マルは、突然自分の名前が出たので、すこし慌てた様子だったが、大げさにぶるぶると顔を横に振った。おかっぱ頭の髪がきれいに揺れる。



涼太は、マルが、まだ言い残したことありそうな表情をしていたのがすこし気になった。



「ぼくらに・・・というかぼくに残された時間は、あと一週間。それまでにどうしてもパジャマおじさんを見つけたい」



かつきは、力強く宣言する。



その目は、熱意に満ち溢れていた。たまに駅の前で、政治家が演説していることがあったが、涼太には、何も訴えかけてくるものはなかった。が、かつきのこの目の輝きはどうだろう。



かつきに任せれば、うまくいくはずだ、世界を変えてくれる、そう思わせる目力がある。かつきが、政治家だったら、すぐにでも投票したいくらいだ。



「そのためには、みんなの力が必要なんだ」



かつきは、ひとりひとりの目をちゃんと見て言う。みんなは、もうかつきの演説に心を奪われている。ぽわーんとした表情でみんなは、かつきを見上げる。



「夕方、涼太の家を中心にして、張り込もうと思ってたんだけど、作戦を変更しようと思う。今日は、とりあえず、ここでパジャマおじさんが現れるのを待つ。明日から、夕方までは手分けして、パジャマおじさんの目撃談、手掛かりを探す。場所は、マルくんのお兄ちゃんの情報をもとに、さくら公園、駅前、児童館、それに涼太の家。夕方になったら、パジャマおじさんの出現にそなえる。けど、問題は、どう連絡を取り合うかだよね」



「確かに」



さえが、呼応する。



「おれんちと、児童館とさくら公園は、まぁ近いから何とかなりそうだけどな」



涼太が、腕組みしながら言った。



涼太の家と児童館とさくら公園は、それぞれ歩いても五分とかからない範囲に固まっていた。その固まりから、駅だけすこし離れている。



「けど、相手は自転車だしな」



ヤマジが空を見上げながらつぶやく。



「自転車って言っても、ノロノロ運転だったから、すぐ追いつけると思うよ」



涼太は、あのときの光景を目に浮かべた。



「携帯持ってればなー」



ヤマジが嘆くように言った。すると、マルがおそるおそる手を挙げ、



「ぼく、携帯持ってる」



と小さな声で言った。



「本当に?それなら何とかなるかもしれない。ぼくも持ってるけど、ひとりじゃどうしようもなかったんだ」



かつきは、急に視界が晴れたようなさわやかな表情をして言った。



「どういうこと?」



ヤマジが尋ねる。



「これで、連絡取り合う手段ができたかもしれない。マルくんとぼくは、携帯を持っている。児童館には、電話があるし、さくら公園は、事情を言えば、駄菓子屋のおばあちゃんが貸してくれるはず。駅前がネックだったんだけど、ぼくとマルくんが交互に行けばいいし、それなら飽きずにやれるかもしれない」



「飽きずに?」



さえが、疑問をはさむ。



「同じ場所を一週間だと飽きちゃうでしょ?ローテーションでやった方がたぶんみんなのやる気も続くだろうし」



さすが、かつきだ。それぞれのモチベーションまで計算に入れている、末恐ろしいやつだ。



「逐一、連絡を取りあおう。駅前以外は、それぞれの場所は近いし、見た人が連絡して、その場に自転車で急行すれば、パジャマおじさんのノロノロ運転を考えると、なんとか見れると思う。ちょっと頼りない計画かもしれないけど、これがぼくらのできる精一杯かな」



かつきが話終え、どうだろうとみんなの顔を見渡す。涼太は、パチパチと拍手した。



たぶん涼太だったら、ここにアホみたいに待っているぐらいしか思いつかなかったに違いない。



涼太は、かつきの計画を聞いただけなのに、もう成功したと思った。そのくらいの説得力なのだ。さえ、ヤマジ、マルも、涼太に遅れて、拍手で賛同を示した。



「それなら、おれの友達も連れてきてもいいか?おれが言えば手伝ってくれると思う」



ヤマジが、まるで授業中であるかのように、手を挙げ、かつきに向かって言う。涼太は、友達じゃなくて、子分の間違いじゃないかと思ったが、その悪口を心の中に閉じこめる。仲たがいをしている場合じゃないのだ。



「それは助かるよ。人数が多いのにこしたことはないからね」



ヤマジは、自分の提案が通って、ずいぶんと嬉しそうだった。さえは、腕が鳴ると言った感じで、よしっと自分に気合を入れていた。



「マルくん」



かつきが、マルのところに近づく。



「パジャマおじさんの絵って今持っている?」



マルは、うなずき、ランドセルの中から、スケッチブックを取り出す。薄い緑色の表紙は、所々黒く汚れていて、使い込んでいるのがうかがえる。



マルは、スケッチブックをぱらぱらとめくり、パジャマおじさんが描かれているページを開いたまま、かつきに渡した。



かつきも、マルの絵を何度か見たことがあったが、やっぱりすごいと感心しきりだった。マルの絵を見たことないさえとヤマジは、どれどれと言った感じで、スケッチブックを覗き込んだが、そのあまりのうまさに目をまるくしていた。



さえは、「すごいすごい」と連呼し、ヤマジは「やべぇやべぇ」と繰り返した。マルは照れくさそうに下を向いていた。涼太は、まるで自分が褒められているかのようで誇らしかった。



マルの絵は、児童館で、人数分プラス余分にコピーを取り、みんなの手に渡った。そのあと、みんなで駄菓子屋に行き、おばあちゃんに事情を説明したら、おばあちゃんは、面白がってすぐに電話を使わせてくることを許してくれた。



かつきは、自分とマルの携帯番号、児童館、涼太の家、駄菓子屋の電話番号が書かれたメモ用紙をみんなに手渡した。捜索の下準備をしていたら、もう夕日が西の空に沈みそうだった。



明日からこの絵を使って、刑事ドラマのように聞き込みを開始するのだ。みんなは、やけにテンションが高く、ワクワクしていた。



目的は、パジャマおじさんを見つけることだったけど、子どもたちの力だけで物事をやり始めるということに、みんなは興奮していた。



「じゃあ、リーダー、意気込みを」



涼太の家の前で、張り込んでいると、かつきが突然切り出した。



「えっ、おれリーダーなの?」



涼太は、かつきの顔を驚いた顔で見返す。かつきは、笑ってうなずく。涼太は、しぶしぶみんなの前に立ち上がると、



「えっと・・・明日からがんばりましょう」



と細い声で言った。



メンバーから、すかさず「普通か!」「リーダーの器にない」という声が飛んだ。



この日は結局、パジャマおじさんは現れなかった。



けど、涼太たちは落ち込むどころか、がぜんやる気に満ち溢れていた。どこかに遊びに行くということではなくて、自分たちの手で遊びをつくっていくという、どうなるかわからないドキドキ感とハラハラ感は、いままでに感じたことがないものだった。



残された時間は、あと6日だ。かならずパジャマおじさんに会える、そんな根拠のない自信が涼太の胸の内に宿っていた。



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