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終わりの終わり  作者: 三流物書き集団
1/1

その日・・・何かが始まった

とある蝉の五月蠅い夏の日でした。


その日はとても晴れていて、日差しが肌を刺すように照りつけていました。

部屋の中にいても、猛烈な暑さが私の脳が溶け出して終いそうな、そんな夏の日の話でした。


「相変わらず、日本は暑いわね・・・」


私は思わず汗で濡れた髪をかき上げ、呟きました。

今日の最高気温は37℃。

エアコンつけても中々温度が下がらないくらい暑かった。


私は今は一人暮らし。

駅から少し離れた小さなアパート、その一角の小さな部屋。

205号室と書かれた部屋に住んでいます。


「今日はバイトも休みだし、久々にどこか出かけようか・・・でも暑そうだな・・・」


私は外出できるように着替えを済まして、外に出た。

家の中よりも気温は高く体感で50℃ぐらい

蝉の声も倍ぐらい五月蝿くなったような気がする。


――イィーン――


何か薄い硝子を振動させるような音がした。


―――イィーン――イィーン――


また音がした。


――イィーン――イィーン――イィーン――イィーン――


その音はどんどん頻度をあげていきます


「・・・なに・・・これ・・・」


そして目の前が捻れて黒い球体が出現してあっという間に私を飲み込みました。


すると音は聞こえなくなり、あの五月蝿かった蝉もみんな黙った。


――・・・を・・・て・・・――


「・・・え?」


何か声のような物が聞こえました。

その声も次第にはっきりした物に変わっていきます。


――・・・がい・・・を・・・て・・・!――


―今・・・汝を・・・我が世界へと・・・誘おう・・・―


気がつけば私は、床が金属に覆われた建物、いや廃墟にいた。


「何ここ・・・」


金属の床の上に土やコンクリート片や木片…形が比較的解るものならアパートの手摺りや金属性の階段、玄関扉のドアノブetc.


「なんで家のアパートの物が・・・」


廃墟の壁の隙間から外の様子がみえる、どうやらこの直ぐ外は朽ちかけた簡易のフェンスが立っておりその向こうは町のようだった。


一先ず町に行ってみることにしよう。
























――――――――――――――






















「スゴい、こんな町があるんだ・・・」


私の第一声はそれでした。


そんな私の言葉に反応する人なd

「スゴいだろ、こんな原始的な町並みを未だに保有してるなんてさ」


「うっひゃぁ!?」


ぬっとどこからともなく現れた青年。

青髪のイケメンさんでした。


「・・・ここは機械の町『マイト・クロニクル』。たくさんの機械やロボットが忙しなく動き続ける都市さ」


青年さんは丁寧に教えてくれました。


「・・・ところで、君の名前は?」


青年に尋ねられたのでので


「・・・私は渡舟 弥生です」


と答えたら


「・・・渡舟弥生?そんな個体いたかなぁ・・・」


「え?」


話がかみ合わなくなりました。


「・・・他の都市からの使者?にしても名前が人間っぽいな」


(え・・・人間っぽい・・・って・・・)


その後私は衝撃の事実を聞くことになりました。


「人間は随分前から塔に引きこもって出てこないから人間様と話すのは久しぶりだよ」


「・・・え?」


どういう・・・こと・・・?


「君は人の塔から出てきたんじゃないの?」


はっと顔を上げるとさっきの青年さんが尋ねてました。


「人の塔?」


「アレのことだよ」


青年さんは少し離れた所に聳え立つ銀色の塔を指差す


「・・・君は100年前の空間歪曲実験の産物なのかな・・・」


「・・・空間歪曲?」


「人間が塔に入った理由であり唯一異世界に対して被害を与えてしまった実験だよ。それにで時おりあの廃墟に物が出現したりするんだ。千切れた腕とかさ・・・百年前は酷かったんだ。それでも100年の間に皆で片付けて研究所は閉鎖された。今でも時おり小石とかが飛び出して来たりするけどそれもここ10年はなかった。まさか生きた人間が飛び出して来るなんて誰も思ってなかっただろうけど・・・」


「それが私と言うことですか?」


「つまり君は僕らからすると異世界人ってことだね」


彼の話は『何を馬鹿な』と思わせるものでしたが、あり得ない訳ではありません。

現に今起こってますし・・・。


「よし、なら・・・」


彼は何か呟いた後、私に言いました。


「・・・取り敢えず、この町を案内しよう」


私の手をひき、歩き出す彼。


私も置いて行かれないようについて行きます。


「僕の名前は『ユーリ』。宜しくね、弥生」


こうして彼、ユーリと出会い私の異世界生活は幕を上げた。

これから私・・・どうなるんだろう・・・

弥生:「ほんとにこれからどうなるんだろう」


水無月 蒼次(以後:蒼次):「え~とね~、とことん弄られるんだよ笑笑」


弥生:「誰?」


蒼次:「終わりの終わりを書いてる集団の一人だよヽ( ̄▽ ̄)ノ」


弥生:「集団?」


蒼次:「この作品は俺を含む三人と愉快な仲間たちによって制作されています」


弥生:「じゃあ、私の今後のこととかわかりますよね?」


蒼次:「・・・・・・」


弥生:「もしかして決まってないの?」


蒼次:「そう言うことは今回のプロローグを書いた秀作先生に聞いてください」


弥生:「じゃあ秀作先生はどこに居るんですか?」


髙宮 秀作(以後:秀作):「・・・この先は・・・未だ決まってない・・・です」


弥生:「えっ、じゃあこの小説どうなるの?」


秀作:「・・・行き当たり・・・ばったり?」


蒼次:「不定期更新で暫く放置とかじゃない?」


弥生:「そんな適当な…」


秀作:「・・・僕は・・・いつも・・・こんな感じ・・・」


蒼次:「俺も不定期はものっそい不定期だから」


弥生:「三流物書き集団ってなってたけどただのクズの集団じゃん」


蒼次:「三流物書きって時点で察してほしいな」


秀作:「・・・ぐぅの音も出ない・・・」


美紅:「(;゜∀゜)イヤイヤイヤイヤ...なんとなくは察したけど・・・」


弥生:「誰?三人目?愉快な仲間たち?」


弥生:「申し遅れました。私の名は美紅です・・・宜しくね・・・」


弥生:「弥生です。よろしくお願いします。(他二人よりは良さそうな感じ…)」


蒼次:「俺も定期更新にしたら結構真面目だよ!」


秀作:「・・・まじめ・・・じゃないですね・・・すみません・・・」


美紅:「そんなことないわよ?私も真面目ってよく言われるけど・・・」


弥生:「そうなんですか?他二人と比べるとそうは見えませんが」


蒼次:「と言うことで、蒼次、秀作、美紅の三人でこれから終わりの終わりを作って行くのでよろしくお願いします」


美紅:「宜しくね!タメ口でいいのでは・・・?」


弥生:「愉快な仲間たちは?」


蒼次:「読者の皆さんには敬語を使う。これ基本」


美紅:「まだ私は慣れてないので、あっはい・・・」


弥生:「愉快な仲間たちって誰たちなの?」


秀作:「・・・僕は・・・詳しくは・・・」


蒼次:「愉快な仲間たちは時おり出てくるかもしれないから出てきたら教えるよ」


美紅:「私も出てきたら教えるよ・・・いつ出てくるかは不明なので・・・」


蒼次:「じゃあ今回はこの辺と言うことで。次回からは後書きで三人全員出てくるとは限らないからね」


秀作:「・・・まったねー・・・」


美紅:「そうですね・・・

今は、美紅じゃないのですみません・・・」


弥生:「え?」


蒼次:「その辺はまた美紅が後書きを担当してるときに聞きなよ。では今回はここまで、また次回があったらお会いしましょう」


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