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Hard to Say I'm Sorry

作者は憤死しました。

 莞爾は退院してからの一ヶ月、ひたすらに畑仕事に追われていた。


 夏野菜を植えていた畑は穴がぼこぼこと空いてすっからかんになっており泣きたくなったが、嘆いている暇などない。キクイモも半分はダメになったので選別してダメなものは引っこ抜いてしまった。大根はなかったことにした。20a(アール)で大した儲けにさえならないが、莞爾ぐらいの零細農家には痛手だ。おまけに普通の大根というわけでもなかった。


 病気がつきすぎて取り返しがつかなかったり、弱ってもう収穫が見込めなかったりするものも全て処分しなければならなかった。仮に栽培を続けたとしても、商品にならないことが大半なので、そこは心を鬼にするしかない。


 つまるところ、三週間の放置と台風の影響は零細農家にとって死活問題であった。


 事実、莞爾が作付けしたもののうちで処分や台風による損害は、期待できる売り上げからすれば、単純な品目別単位面積当たり所得で三割を超えていた。


 けれども耕運機を駆る莞爾の表情は悲壮感が見えない。


 こんなときこそサラリーマンを辞める時に馬鹿にしていた連中を思い出すのだ。


 ここで嘆いている暇があったら、今できることをする。幸い、損害は補填してくれるというのだから、良い機会だと思うことにした。


 ただ心配なのは台風の被害の分まで補償してくれるかどうかである。莞爾はおそらく無理だろうと踏んでいた。本来なら農業共済に連絡をとるところだが、お上からそれは禁じらているのでどうしようもない。


 農家を初めてかれこれ四年目である。最初の二年間に比べれば、この程度の苦労は苦労と言わない。専門書と睨めっこしながら試行錯誤に時間を費やし、時には他の農家に勉強しに行き、貯金を食いつぶすことしかできなかったときに比べれば、老眼で針穴に糸を通すぐらいの難しさでしかない。


 そう思わないとやってられない。


 正午頃になり、莞爾はようやく手を止めた。


 (あぜ)道に止めた軽トラから握り飯と水筒を持って荷台に座った。

 近くの土のままの排水路で手を洗って握り飯をかつがつ口に詰め込んで水筒のお茶で流し込んだ。


 タバコをふかしてまたもう一仕事、という時に携帯が着信を知らせた。


 伊沢穂奈美だった。


『もしもし。莞爾くん?』

「おう。しばらくだな。その後どうだ?」

『その後どうだ、じゃないわよ。さっきから何回も電話かけてたんだから』

「あー、すまん。ちょっと耕運機回してたから聞こえなかった」


 莞爾はタバコを落としていつものごとく踏み消した。


『木野さんから連絡あった?』

「ああ。あったあった。損害の算定だろ?」


 木野というのは農水省の役人だった。結構なポストを任されているらしい。今回は事情が事情であったので農水省が出張ってきたのだ。伝書鳩は途中でどこに行くのかわからなかったのだろう。農業共済に頼るのはやめてくれという先方の要求もあり、莞爾は遅ればせながら行政の情報管理の徹底さに舌を巻いたばかりだ。


「幸い、疫病の心配もなくなったし、放置してても収穫が期待できそうなのはあるから、売り上げゼロってことにはならないけどなあ。台風が痛かったわ」

『こっちも悪かったと思ってるわ。台風のことなんかクリスちゃんのインパクトが強すぎて忘れちゃってたのよ』

「まあ、今更だな。台風の被害分も合わせたらざっと百。それ抜いてダメになった分が六十ってところかな」


 実際、三割で済んだのだからそれでも安い方である。ただし、個人経営の零細農家にとってはかなりの打撃である。


『えっ、嘘。台風の方が被害少なかったの?』

「放置してる間に病気になって処分したのも多いんだ。まあ、台風の雨のせいだって見方もできるけどな。追肥もできなかったし、種撒いたのに雨風で全滅してるのもあるぞ。っていうか台風被害の半分はそれだ」


 夏野菜の方はほとんど埒外(らちがい)にしてその金額である。専業農家の季節一つ分としてはかなり安い方だ。


 加えて消費者は形が綺麗だったり揃っているものを好む。売り物にならなければ自家消費するか捨てるのである。たとえ専門料理店に売るとしても、やはり使い勝手の良さから同じ形状を好む傾向にある。よって成育が病気などによって妨げられたものはその時点で期待できなくなる。


 穂奈美は黙って莞爾の年収を試算した。季節一つ分のいくつかがお釈迦になって一本であるから、単純に計算しても四本。もっとも莞爾が勤めていた会社はこのご時世にも関わらず新入社員に冬のボーナスで百万出すような会社だった。


『……何割ダメになったの?』

「三割強かな。たぶん追加でダメって判断するのもあるから四割超え——って、お前。絶対今俺の年収想像してるだろ」

『あはは、バレた?』

「ったく。そんなに単純じゃねえからな。売り上げ全部が粗利じゃないぞ。経費もかかってるんだからな。種代だってタダじゃねえし」


 実際、野菜の売り上げのうち彼の年収として反映されるのは半分もない。ちなみにだが、例えば大根農家が年収五百万を稼ごうとするなら約3ha(ヘクタール)は欲しいところである。坪数で言えばざっくり9000坪ぐらいである。


 もちろんそんなに広い土地を莞爾は持っていない。ではどうするか。高く売るために付加価値をつけるしかないのである。しかし、付加価値をつけようとするとブランド化するのが手っ取り早いとはいえ個人ではまず無理である。となれば無農薬野菜であろうか。これもまた労働時間が増える傾向にある。


 結局、業者の間で「美味いから売れる=リピーターが望める」と思わせるのが一番手っ取り早かったりする。もちろんそれがまた難しいのである。これはブランド化と同じように思えるが、主に世間的な認知度という理由で異なる。


「まあ、俺の場合は八尾さんに助けられてる部分も大きいからな。あの人いなかったらまず高値で買って貰えねえから」

『ああ、その八尾さんのことなんだけど』

「退院したんだろ? 聞いた聞いた。今朝電話もらったよ」

『なんかその人の会社も危ないみたいね』

「……だろうな。正直、俺の損害はまだマシだな。っていうか、八尾さんが潰れたら俺も潰れるから。あの人ももうちょっと遠慮せずにマージン取ればいいんだよなあ。農家に気ぃ遣うのも自分がぎりぎりの商売してるんじゃ世話ねえよ。まあ、まさかうちの出荷が一週間途絶えただけで過労で倒れるくらい奔走(ほんそう)してるなんてなあ……」


 そういう意味では莞爾は稀有(けう)な農家である。仲買頼みの農家なんて滅多にいない。なんだかんだといって八尾は莞爾の恩人だった。八尾もまた信頼を失わないために奔走していたのだろうが、体が資本とはよく言ったものである。


『……ねえ、莞爾くん』

「なんだよ。企み事か?」

『あら、わかるの?』

「乗るぞ。八尾さんも困ってるだろうし、一応恩人だからな。それに穂奈美が誘ってくれなくても俺が“言って”た」


 莞爾はくすりと笑ってタバコをもう一本ふかした。ちょうど電話の相手からも安いライターの音が聞こえた。


『困るのよね。そういうことされると』

「自分で言っといて何いい子ぶってんだよ、ほんと。まあクリスさんには悪いとも思うけど、実際彼女のせいってのもあるし、お互い様だろ。好きでこの世界に来たわけじゃないだろうけど、八尾さん見捨てたら生活的にも人としても終わりだからな。いやー、俺だってクリスさん“売る”のは忍びないんだぜ?」

『ふふっ。何を心配しているのかわからないけど、大丈夫よ。彼女を公にはしない——というかできないから。むしろそれがわかってて言ってるでしょ? まあこっちはこっちで根回しはしとく。今回は取り越し苦労だったとはいえ、成り行き上莞爾くんに迷惑かけたのは事実だし。まあクリスさんのことに関してはむしろお釣りがくるレベルだから、聞かなかったことにしてあげる』


 電話の向こうでくすりと不敵に微笑む様子が簡単に想像できた。

 莞爾としては見透かされたようで複雑だ。伊達に交際していたわけではないのだろう。


 しばらくクリスとも会っていないし、状況もまったく知らされないとあっては彼がクリスを「元々元凶はクリスさんだし」と思っても仕方ないことだった。いくら十八歳の女の子とはいえ、莞爾は三日ともに過ごしただけの女の子よりも当然恩人の方を取った。


 家族を抱えた苦労性の恩人と、ちょっと知り合っただけの異世界人を天秤にかけること自体が間違っている。彼女に少なくない敬意と親しみを抱いていようとも、それとこれとは別問題だ。


『で、莞爾くんは海外旅行にいくら足りないのかしら?』


 莞爾は間、髪を容れずに答えた。


「バカ言え。八尾さん助けてくれりゃあ、あとはどうでもいい」

『あら、殊勝な心がけね』

「……いや、損害分は補填しろよ?」


 穂奈美は電話を切って大きく紫煙を吐いた。かっこの付け方が下手な男だと愚痴った。



***



 三日ほど経って、穂奈美から再度連絡があった。


 幸い耕運機は使っていなかったので着信にすぐに気がついた。


 今日会いにいくという急な知らせだった。時刻はちょうど午前十時ごろで、今からなら午後二時ぐらいにはなるだろうと思っていたら、すでに向かっていると言われて驚いた。


『たぶん一時間もしないで着くわよ』

「はあ!?」

『紹介したい人もいるから、ちゃんと出迎えの準備しておいてね』

「いや、おい。急すぎるだろ」

『あ、そうそう。一応VIPだから。いつもの作業着なんてやめてよね。ちゃんとスーツでよろしく。それじゃあねえ』


 一方的に電話を切られて、莞爾はしばらく呆然とした。


 けれどもすぐに立ち直って畑仕事を途中でやめて軽トラで我が家に戻った。


 しばらく家事も放置気味だったせいで家の中は散らかっており、掃除をするだけでかなりの時間がかかった。

 それから冷たい水をかぶって汗を流し、会社員時代のブランドスーツを引っ張り出して着た。さすがにネクタイの結び方は手が覚えていた。農作業で筋肉がつき、少しばかりスーツが小さく感じられる。まあ、太ってちんちくりんになるよりはマシだ。


 お茶の準備をして待っていると、ほどなくしてどこかで見たことのあるハイエースがやってくるのを窓から目撃してしまった。


 莞爾は嫌な予感しかしなかった。そう。ある意味では嫌な予感である。まあ、なんというか、その、独身時代の終焉(しゅうえん)というか、そんな感じの嫌な予感である。


 気づけば磨き上げた革靴も忘れてサンダルを突っ掛けるように履いて玄関から飛び出していた。


「……久しぶり、だな」


 約二ヶ月ぶりに聞く声だった。(うら)らかで、けれども芯のある声だった。

 莞爾はその姿に思わず見惚れた。


 彼の知る見窄(みすぼ)らしい格好ではなかった。


 特徴的な金髪は太陽の光をきらきらと反射し、綺麗に結い上げられていた。

 木綿の上下などどこかへ消え失せ、年相応の清楚な服装をしていた。膝下まで垂れた真っ赤なスカートに、シンプルなヒール。白いブラウスに網目の細かい朱色のカーディガン。


 どこからどう見てもお嬢様だった。


 薄化粧をしているのかくっきりとした瞳がより印象的になり、頬のチークが可愛らしさを演出していた。


 けれども全体的には清楚で知的なお嬢様である。


 莞爾は呆然と彼女を見つめたまま動けなかった。


「聞いたのだぞ。私を“売った”らしいではないか」

「あ……いや……」

「まったく、ひどいものだ。私はカンジ殿を信用していたのに、こんな酷い仕打ちは祖国でも受けたことはないぞ。ぜひ買い戻しを要求する!」

「か、買い戻しって、あんた……」


 きまりが悪いのはお互い様だ。

 どこか吹っ切れた様子の彼女はゆっくりと莞爾に歩み寄った。彼は思わず後ずさりしそうになったが、ここで逃げるのは卑怯だと感じて動けなかった。


「色々……色々あったのだ。本当に、色々。けれど、私は……もう少しだけ貴殿の傍にいたい……のだ。あ、あの時、きちんと約束したではないか。カンジ殿は……その、うぅ」


 莞爾はゆっくりと深呼吸をして手を伸ばした。そっと彼女の肩をぽんぽんと叩いて、それからくすりと微笑み彼女の頭を優しく撫でた。


 たちまち彼女は顔を真っ赤にして俯きそうになった。けれど、頭を撫でていたはずの彼の手が彼女の頬を支え上げて優しく上を向かされた。


 莞爾にも余裕はなかった。見惚れていたのも事実だ。

 そんな彼にできるのは、精一杯の強がりのために憎まれ口を叩くことだけ。なんだか「わかった。責任とってやる」と言うのが癪でもあった。


「あんたと出会ってから厄介ごとばかりだ。退院して帰ってきてみれば野菜はおじゃんだし、俺の恩人も首くくる寸前になってるし」

「ふにゃっ!? い、今それを言うのか!? たた、確かに貴殿には悪いことをしたと反省はしているが……むぅ。わ、私も騎士だ! カンジ殿が謝罪を求めると言うのなら五体投地で——」


 莞爾は声をあげて笑った。


「はははっ! 五体投地ってなんだよ! 土下座だろ、普通は! くっ、くくっ、バーカ。気にすんな。ぷっ……お子ちゃまが一丁前に粋がってもかっこ悪いだけだぞ? んー?」

「むっはーっ! 今のは許せん! 許さないぞ! さすがに私も怒ったからな! だ、誰がお子ちゃまだぁっ! き、貴殿こそわ、わ、私のはだきゃ……ふっ、ふにゃあああっ!」

「あっはっはっはっは!」


 顔を真っ赤にして泣きそうな顔で怒っている彼女を見て、莞爾はひとしきり笑ったあとにもう一度頭を撫でた。慈しむような指先に、彼女は鼓動が弾けるように高鳴った。


「おかえり、クリスさん」


 クリスは目を見開き、ついで肩を震わせた。自分でもこの気持ちをどう説明すればいいのかわからなかった。


 ただ混乱していたことだけは確かだ。

 単純に好きとか嫌いとか、そういう気持ちじゃない。


 もう戻れない故郷に残してきた家族や仲間、果たせなかった未練。存在さえ知り得なかった日本で初めて出会い、まるで父親のように「らしくない」と言った男。


 思えばずいぶんと失礼な男だった。けれど、憎めない男だった。


 きっかけは何だったのか彼女にはわからないし、どうでもよかった。


「ず、ずるいのだぁ、カンジ、殿は、いろいろ……じゅるいっ!」


 クリスは頬に流れる涙も気にせずにずいっと身を乗り出して両手を強く握った。莞爾は優しく髪を崩さないようにぽんぽんと叩き、人差し指を親指にひっかけて彼女の額を“デコピン”した。


「あだゃっ!」

「騎士なんだろ? ほら、笑っとけ」


 額を手で押さえて見上げれば、頭一つ分背の高い莞爾が見たこともない顔で微笑んでいた。

 この瞬間こそが春機発動期の前兆だったのかもしれない。


 クリスは莞爾の微笑みにしばし見惚れ、そのまま小さな声で「……はい、カンジ殿」と彼を見上げたまま呟いた。中々チョロい女騎士である。


 まるで借りてきた猫だ。莞爾は困ったように苦笑して今度はがしがしとクリスの頭を撫でてやった。けれども文句は言われなかった。どうやら本格的に“堕ちた”ようである。


「ほら、クリスさんや。中でお茶でも飲みましょうかね」

「クリス……」

「ん?」

「クリスでいい……」


 十八年生きてきて、ようやく迎えた初めての病によって、クリスは驚くほどしおらしかった。揺れる碧眼に上目遣いで見つめられれば、心臓を鷲掴みにされたようなものだ。


 さすがに保護者気分で子供をあやしているだけのつもりでいたかった莞爾も狼狽(うろた)えてろくな返事ができなかった。女性経験はあってもクリスのようにしおらしい態度をとる女性と交際した経験はなかった。こういう時こそ「らしくない」と言えばいいのに。


「お、おう……おう、わわ、わかった。うん。クリス。うん。クリスだな! あはははは……はは……」



 かくして独身農家三十二歳と女騎士十八歳の第一幕が、ようやくその(とばり)を開けたのであった。





「……独身喪女の前でなんばいちゃつきよっとか、なめとっとか、くそがぁ。うちだって出会いさえあればどげんか……どげんかなるとぞっ!? なるっちゃけんなっ!? なんや金髪娘に鼻の下伸ばしよってからに、ぼてくり回すぞ、ゴラァ」


 実は九州出身の穂奈美が後ろのハイエースから顔だけ出して毒づきながら覗いていたりするが、言動とは裏腹にスマホでパシャパシャと写真を撮って勝手に大学時代の共通の友人に拡散しまくっていた。ちなみにメールの本文は「莞爾、ついに逝く。犯人は十八歳、金髪、超絶可愛いクリスちゃん」であった。



 この後、莞爾の携帯にはメールや着信がひっきりなしにやってきて口々に「爆発してください、お願いします」「お前は友達だと思ってた」「旅に出ます。探さないでください」などと言われる羽目になるのだが、それはまた別のお話。


「序」章、了。




※作中のデータについて

地域や栽培方法、品種によってデータも異なります。また、作者の個人的な見解では誤解を招くこともありますので、できるだけ全国的な平均値を参考にしております。主人公の年収などは流動的ですし、農家としてはそもそも特殊なので、余計な誤解を避けるためにあえて伏せています。そのうち作付け面積などの情報も小出しに出てくるので、何が何でも気になるという方はそちらを参考にしてください。(一応、メインは「ほのぼの系スローライフ〜女騎士を添えて〜」なので)


16.11/21、修正。

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