つまらない一日のお話。
初です
よろしくお願いします
死にたくてしょうがなかった。
いや、正確に言うとあの人に殺されたくてしょうがなかった。
第一話
高嶺の花から高嶺。なんて名前なんだろう。なぜ私の両親はこんな名前をつけたのだろう。高嶺の花、なんて私には程遠い。
中学二年の時、いじめを受けて以来学校に行っていないし、お風呂も二日に一回入るくらいだ。
友達なんていた事もないし、恋なんてもってのほかだ。
今日も自室の机の上にあるスマホをとって、ネット上に出来た友達と戯れる。いついなくなるかわからない、上辺だけの関係。
人間なんてそんなものなんだ。大切な人とか言っておきながらもし自分が危なくなったら簡単に見捨てることができる。
「死ねばいいのに…」
誰に言っているわけでもない台詞を今日も独り言のように呟く。
今日も、そんな一日を、繰り返して死んだように生きていく。つまらない。
明日は、高校の入学式だと言うのに、何をしているんだろう。私は、何がしたいんだろう。このままで、いいんだろうか。
高校に行ったら、何か変わるんだろうか。
そんな、期待、不安、どちらとも言えない感情を抱える。このドアから一歩踏み出せば、何かが変わるのかもしれない。
そう思いながらドアを、開けた。
ありがとうございました。
なんかプロローグみたいになった:(;゛゜'ω゜'):
また、書いて行こうと思います
よろしくお願いします