表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

1話 Help!

1話ですが、書き直します。

理由は自分の中の主人公のイメージと違ったからです。

すみません。

俺の周りで変な事ばかりが起きている。


家族の中でも俺に懐いていなかったシェットランド・シープドッグの三郎が俺の所にくるようになった。

1年前に借りパクされて二度と戻ってこないと思っていたCDが郵便ポストに入っていた。

小学校からの付き合いだけど基本的に干渉し合わなかった友人から初めて誕生日プレゼントを貰った。


まだまだあるが全部上げればキリがないほど変な事が起きている。

多分、いや絶対にあの変な夢を見るようになってから俺の周りはおかしくなった。

変といっても綺麗な女の子が出てきて楽しいこといっぱいの夢じゃない。

一面の花畑に知らない男が佇んでいるのをただ眺めているだけの面白みのない夢だ。

そして目覚める直前に男は俺の方を見て言う。


『君に訪れるを死を忘れてはいけない』


どこのゲームのプロローグですか?と問いたくなる。

俺は今日もその言葉を目覚まし代わりに起き、学校へ向かった。

昨夜、風が凄かったから道にはどこから飛んできたのか分からない物が結構落ちてた。

特に看板の文字”し”が落ちてて噴出した。

上を見て何か電柱とかに引っかかってないかなーと探しているうちに学校へ着いてしまった。

無駄に朝が早い俺は学校一番乗りだ(教師抜きで)


(ん?屋上のフェンスに布が引っかかってる?)


俺は生まれつきの驚異的な視力を使い、フェンスを見るのに集中する。

布には可愛いような可愛くないようなキャラクターが一面にプリントされていた。

しかもあれは布ではなく……トランクス?

あのトランクスには記憶がある。


「……姉さんがフランス土産に俺に買ってきた下着と似てる」


いや世界は広いんだから同じパンツを持っている男がいてもおかしくない。

それにあのキャラは味があるし、色のセンスもアーティスティックだし、人気商品かもしれないな。


『遊里、これはお姉様が粘りに粘って値切った一点ものだから大切に使いなさいよ』


昨夜の強風、既視感あるセンスないデザイン、姉の言葉……。

謎は解けた。

あの屋上のフェンスに引っかかっているのは飛ばされた俺の下着だ!


俺は校舎へと駆け出した。

















評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ