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気まぐれ詩集

闇と光の狭間で

作者: 高塔柾



光は暴き闇は誘う。光は罪を裁き闇は罪を隠す。 


闇は罪を犯した咎人を庇護下へとおき


光は罪を犯しし咎人を法の元へと導き出す。


だけれど慈悲深き光も全てを赦しはしない。


だけれど思慮深き闇も全てを隠しはしない。


全てが許される罪など在りはしないのだから……。



闇は禍々しきもの闇は暗きもの闇は誘うもの闇は安らがすものそして紡がれ行くもの。


闇は深き英知を其の身に抱き気まぐれに慈悲を与える冷静なる智者。


闇の全てを恐れないで誰の身の内にも闇は住まうものだから…。


だけれど追い詰め殺してしまう闇も在るのよ。 


だけれど其れは其のモノの心が己の闇に負けただけ。


だって闇は貴女を独りにしなかったはずよ。闇は貴方の鏡もう一人の貴方なのだから。


人が闇を恐れるのは闇が人にとっての見たくないものを直視したくないものを内包しているに過ぎない。


怖いから恐れるの。だけれど闇の本質はそうではないの。己の忌む部分を認めさせ受け入れさせることに闇闇の本質があるの。 


思い出してみて夜が訪れ星が瞬き月が煌めき闇の腕に抱かれ眠るあの瞬間を。


闇の本質をもっと見据えてあげて全てを知り得ることは人の身では出来えないことだけど


恐れないで受け入れてあげて闇は恐れられるけど闇を伝えるものは確かにいるのよ。


だからこそ古の太古より伝わりくる暗黒の歴史が在るのだから。



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― 新着の感想 ―
[一言] 新年明けましておめでとうございます。 はじめまして。聖魔光闇と申します。 光と闇は均一です。光と闇が均衡を崩す時、人の心は崩壊します。 光は昼間の明るい顔で、闇は嘘つく暗い顔。 人は…
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