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始まりの始まり9

そして!あれだけいっぱい倒したのでLevelが上がりました!


Level10

HP150

MP230

杖打術Level2

一点集中:杖先一点に魔力及び力を集中して撃ち抜く

覇扇:杖を突き立て扇状に衝撃波発生

職業テイマーLevel3

意思疎通Level2

スキル:同情 悪運 弱者共感 並行管理 観察Level2 偽善者 化神使い(初心)


う~ん攻撃技が増えたが杖で打撃技とは亜流で俺好み!リリーは


ホワイトラック

リリー

レベ18

HP 150

MP250


スキル幸運の象徴

状態 順属

ソングマジック

歌に魔力を流し使う魔法

Level3

癒しのメロディー

惑わしのメロディー

忘却の唄

戦いの歌:攻撃力アップ


リリーはサポート系が豊富だな、一家に一匹欲しい家電みたいなタイプだな~

というかりりーさんの成長の伸び率が凄すぎて……魔力において俺を越えてやがる……


ファンテジーさんはどんな感じなんだろう?ステータスを見ようとした瞬間


バチン!


「私に何しようとしてるのよ!最低!軽蔑するわ!」


痛い!魔力で出現した葉っぱでビンタされた。


「ごめん、別になにかしようとしたわけじゃないです。」


平伏ながら弁明……え?ステータス見ようとすると感知されるの?覚えておこう、


「ほんとかしら?魔力で覗かれているような感じがしたのだけど…それにしてもこんな所でなにしてたの?ココかなりの危険地帯よ?」


「え?そうなの」


「この街道に大型のモンスターが出て何人も被害にあっているのよ」


「マジっすか」


「マジもマジよ、早くこの場を離れた方が良いわよ」


「急いで、避難を…」


バキバキ


嫌な予感…


「ピー⁉」


「あちゃー」


「まさか…」


リリー達の目線が俺ではなく俺の後ろの頭上を見ている……


「巨大モンスター!!」


ファンテジーさんが叫び指さす!そこには岩で出来た巨大な岩で出来たRPGでおなじのまさにゴーレム!


「どうしましょう?」


「どうもうこうもないわよ!逃げるわよ」


俺たちは一目散に逃げだした!相手は岩で出来ている上にあの図体じゃ早く走れまい!と思っていたら


ガサガサ

俺たちの側面から何かが動く音が


「囲まれたわ!」


バサ!


俺たちの周りに石で出来たオオカミが!


「こんなのもいるのかよ!」


「ヤルしかないわね」


「うう…最悪だ~!」


「ウダウダ言ってないで戦いなさい!」


ファンテジーさんの檄が飛ぶ


「やるしかないか!リリー戦いの歌」


「ピー!」


リリーが歌いだす!


効果は攻撃力UP心なしか力が沸いたような感じ全身を覆う


「新技をくらえ! 覇扇」


杖の先に魔力を込めて地面を叩くと扇状に地面が隆起しオオカミを吹っ飛ばした。


「面白い技を使うのね!私も負けてられないわね フラワースクリーム」


花びらの渦が敵を呑み斬り刻んでいく


しかし、狼たちが嫌がっている素振りはあるものの岩と花びらでは相性が全滅とはいかず数匹まで減らした程度で苦戦していると奴が追いついてきた!


…ドスン!


「来やがった」


「やばいわね、ここは私任せて逃げなさい」


「ピー⁉」


背後から来るプレッシャーと絶望感が広がる、こんなときゲームだったらどうする

なにかないか…

出来ることは…

あのデカ物と戦うには…

デカ物?そうだ使えるかどうかわからんが


「ファンテジーさん、最後の賭けに出ます!サポート全力でお願いします!」


「無理よ!あんたが全力だしたところで無理なものは無理よ!逃げなさい」


「諦めは悪い方でね、就活も人生も!」


全ての再生を司る 巨人よ!今こそ現れるとき!

創生 リサイクラー!


現れた巨神


だが…こいつちゃんと動いたとこ見たことないんだよな……レベルアップしたからなるんじゃないかという淡い希望で召喚したが


「なにこれ⁈」


ファンテジーさんが驚きの声を上げる、よしとりあえずやるだけやってみるか!

確か念じれば動くとか言ってたよな


「攻撃を仕掛けるので周りの雑魚の対処と援護を!」


「わかったわ」


「ピー!」


リサイクラーをゴーレムへ移動させて押さえつけるイメージを送るとゴーレムの前に移動して組みあった状態で力くらべとなる、どうやら互角。


「よし!動いたそのまま行け!」


と叫んだ瞬間突如目の前に液晶画面が現れて稼働時間の円グラフのようなものが現れてめちゃくちゃ早いペースで減り続けている!

このままでは時間切れでやばい、俺は一旦距離を置く様にイメージした。

すると円グラフの減少スピードが急激に落ちた

力勝負では燃費が悪すぎるなら技で…先ほど覚えたスキルでいけるか!

先ほど覚えた技、一点集中をイメージするとリサイクラーは近くにあった折れた木を拾い構えた。


「いけー!一点集中」


リサイクラーの持つ木の先端が光る


ドン!


ゴーレムの右手にヒット!


「いける!」


「やるじゃない!そのまま倒しちゃってよね」


しかし、ゴーレムは不利と見ると距離を広げ、崩れた右手に周りから泥や石を集めて筒状に補修していく。


「なにをするつもりだ……な⁈」


なんと近くに居たオオカミの一匹を筒に押し込む⁈


「え?見方を」


次の瞬間その右手から岩の塊が飛び出した、リサイクラーに慌てて避ける様にイメージしたが避けきれず少しよろけると同時に円グラフのゲージが一気に下がった。


「マジか…次あんなの食らったら…リサイクラー あいつの砲台を一点集中で壊せ!」


幸い相手あの砲撃は連発出来ないみたいで、砲台を庇うように右手で守りはいるゴーレムに


「貫け!一点集中!」


ゴーレムの右手が落ちた!


「よし!もう一発!」


しかし、リサイクラーが動かない。


「ねぇ…まさか…」


「時間切れだ…」


ゴーレムは動かないリサイクラーにタックルして俺たちの方へと吹っ飛ばす!


「うお!危な!」


間一髪当たりはしなかったが頼みの綱のリサイクラーが……

ゴーレムが勝利を確信したようにこちらに向かってくる


「くっそ!ダメなのか」


打ちひしがれていると


「みゅー!」


リリーが頭の上に乗りピョンピョン跳ねながらゴーレムを薄っすら光ながら威嚇している、そうだまだ諦めれないコレはゲームじゃないんだ!


その時どこから声が聞こえてきたそれは吹っ飛ばされたリサイクラーの方向から

その声はどこか重く重厚感のあるモノだった


<お前は何がしたい…>


<何の為に未来へ進む…>


「何だ?!」


<答えよ…>


「この状況を打破したい!」


<そうではないお前が進むべき答えを…>


「そんなのこんな状況で答えなんか出せるか!」


<ならば暫し時を与えれば、聞かせてくれるか…>


「なんだかわからないけどコレを乗り越えたら答えてやる!」


<ならば…>


するとリサイクラーが立ち上がり光出す


チカラを貸そう…

ただし、我は今だ不完全…

時間少ない…


神武一体


そう聞こえた瞬間

俺はリサイクラーに吸い込まれた…



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