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優しさは裏切られるのか21

とりあえず当面の危機は去ったようなので、後のことは村長とヴィリジさんに任せて俺は一度レッドさん達のとこに戻ることにした


「おう!戻ったか」


 レッドさんがマジックバンを運転している

後ろの席にはファンさんがいるようだ


 

 時間はもう夕方だったマジックバンは丁度小高い丘を走っており

そこから眺める夕日はとても綺麗だった


「赤い色っていいわね」

 

ファンさんがぽつりと呟く


「そうかな?確かに綺麗だけど俺はあんま好きじゃないかな」


「赤い色は私にとって憧れの色、今私が一番欲しい色かな」


「なんで?」


「内緒よ…内緒」


 そういってファンさんは悪戯っぽく笑った


 

そして近場のトリップハウスに到着すると


「レッドさん、町にレッドさんの知り合いが来ましたよ」


「おお、そうかそうか面白い奴だろう」


「なんというか個性的な人ですね」


「あははは、しかしあいつが来たとなると例の装置を実施するのじゃろ」


「ええ、なんか炎を使った装置を」


「そうか、これは楽しみじゃな~」


「ちょっと心配です」


「まあ 大丈夫だろう、そういえば心配といえばな」


 そう言うとレッドさんが真剣な顔をして


「この先の町でちょっと怪しい噂を聞いての」


「怪しい噂?」


「ああ、町に奇妙な怪人とも野人とも言われているが人を襲うとか」


「ふむ」


「道中その町をどうしても通らねばならんからの、少々心配ではあるのだが」


「そうですか、用心しないとダメですね」


 俺は一旦表に戻ることをみんなに伝え転送した。


「早く戻って来なさいよ!」


 ファンさんの声が聞こえた


 それが元気なファンさんと会えた最後の日になるとも知らず…


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